1年次の夏に総合医療福祉施設「旭川荘」にて、初めての実習を行います。看護の対象である“人間”の理解と尊厳について考えを深める実習です。医療福祉を学ぶものとしての基本的な姿勢や態度を養うために、早期に実習を取り入れています。
川崎医科大学附属病院や川崎医科大学総合医療センターの医師から病態、最新治療、予防に関する知識を学びます。また、臨床の看護職から最新の看護実践に関する知識を学ぶと共に実習指導を受けることができます。
看護師国家試験受験資格は全員が取得でき、加えて保健師の受験資格を取得することが可能です(選抜による定員30名)。卒業後、大学院への進学も可能です。
1年を通し、看護の対象である人間のからだの仕組みと働きを学びます。上級生で学ぶ疾病や治療の理解につながる基盤科目です。
看護実践力の基礎となる看護技術の基礎的スキルを身に付けます。講義で、技術の根拠や留意点を学び、演習で“できる”を目指します。
総合医療福祉施設「旭川荘」における、入学後はじめての実習です。看護の対象である人間の理解と尊厳についての考えを深めます。
構造と機能の知識を基に、様々な疾患の成り立ちと、疾患によって起こる症状や治療について、外科・内科分野とも幅広く学びます。
人間の発達段階ごとに、特有な健康問題と健康レベルに応じた援助方法を学び、成人期にある人への基盤となる知識を身に付けます。
入学後2回目となる病院実習で、はじめての長期間の実習です。2週間で対象者への看護ケアの一連のプロセスの基礎を学びます。
客観的臨床能力試験(OSCE)を導入し、実習及び看護師に必要な患者さんの状態を臨床推論できる基礎的能力の修得と態度を養います。
在宅療養者と家族の生活をとらえ、訪問看護師の予防的ケアから看取りケアに至る多様な看護実践と多職種協働による継続支援を学びます。
2つの関連病院及び福祉施設などで、7領域(急性・慢性・母性・小児・老年・精神・在宅)の実習から看護実践を展開します。
看護を取り巻く社会情勢や生活支援に必要な制度や施策を学び、科学的根拠に基づく看護実践に向けた基礎能力の獲得を目指します。
4年間の総仕上げとして、将来自分が目指す領域を選択し、各専門領域においてより専門性を深める実習を展開します。
看護に関する疑問や課題の解決に通年で取り組みます。科学的な知見を整理し、自己の考えを論文としてまとめる力を修得します。
97.6%
全国平均87.8%
100%
全国平均95.7%
豊かな人間教育の上に専門の知識や技術、態度を習得して、保健・医療福祉等幅広い分野で、多様な人々と協働し活躍できる実践に強い人材を育成する。
保健看護学科は、人々の健康に貢献する看護専門職業人の養成を目的とする。
医療が高度化する中で、看護師には、身体に起こっている異常を発見しケアにつなげる観察力・判断力・技術力が必要とされています。実習室では、それらの能力を身に付けるため、各種のシミュレーターを整備し、授業以外の時間も自己学習できる環境を整えています。