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看護師

確かな専門的知識・技術と温かいこころで患者に寄り添う看護師

看護師とは

厚生労働大臣の免許を受けて、保健医療福祉施設や地域・在宅などで、対象者の療養生活の援助や点滴の管理・観察など、治療の補助を行うことにより、疾病の予防や健康の回復を支援していきます。また、時には、人生の終わりを迎える人々やその家族の支援をします。様々な場で、個々人の生き方や価値観を尊重し、生命と生活を支えています。

ナースステーションにおいて看護師間で情報伝達をしています。看護師は複数のメンバーが協力しながら看護を実践するため、目標と情報の共有が欠かせません。

NICU(新生児集中治療室)で小さく生まれた赤ちゃんの看護をしています。

本学で学ぶメリット

看護の学修は臨地実習が非常に重要です。本学では隣接した川崎医科大学附属病院や川崎学園の医療福祉施設等で実習を展開し、授業では最先端の医療に携わる医師・看護師の指導も受けられ、技術教育にはユニフィケーションを取り入れています。また、担任制を取り入れたきめ細かな支援を実施しています。

  1. 看護技術の練習などに使用する実習室には、学生3~4人に1台のベッドを整備しています。教員が作成した動画教材を、スマートフォンなどで閲覧し、練習に活用できます。また、観察技術のトレーニングとして、シミュレーターも設置しており教育環境が充実しています。
  2. 実習施設である大学病院の臨床看護師が大学での演習に参加し、教員と共に臨床看護師が大学での演習に参加し、教員と共に指導にあたるユニフィケーションを行っています。このことにより、臨床-教育間で知識・技術の一貫性が保たれています。
  3. 臨地実習は川崎学園の関連施設でおこないます。実習には、基本的に5~7人に1名の教員を配置し指導に当たります。日々実習施設と連携をとりながら、実習での学びをサポートしますので、安心して実習に臨めます。また、大学に隣接する附属病院が主な実習施設となるため、実習終了後には、大学に戻り、図書館等を活用して自己学習を深めることができます。
  4. 4年間の教育課程では、学士力の醸成とともに、看護実践の依拠となる理論や科学的根拠をもった個別性のある看護を実践する力を育てるための教育方法を工夫しています。
  5. 看護師・保健師国家試験では高い合格率を誇り、病院や福祉施設および行政(地方自治体)など多岐に渡り、学生の希望に応じた就職実績を修めています。
  6. 本学科には卒業後一定の条件を満たせば返還が免除される川崎学園奨学金制度があります。

看護師になるには?

看護師になるには文部科学省・厚生労働省が指定した学校・短期大学・大学等において所定の課程を修め、看護師国家試験に合格する必要があります。

本学(保健看護学部保健看護学科)では看護師の国家試験受験資格は全員取得し、加えて保健師の受験資格を取得可能です(選抜による定員24名)。看護職者に必要な幅広い知識・技術を習得します。実習は隣接する川崎医科大学附属病院、川崎医科大学総合医療センターをはじめとする、川崎学園の医療福祉施設など充実した環境で行われ、学内の授業においても最先端の医療にかかわる医師や看護師から直接学ぶことが可能です。

看護師として

活動の場は?

今までの看護師は、主に病院やクリニックなど、医療機関で仕事をするイメージがあると思います。しかし、少子高齢化社会にともない、病院だけで医療が完結する時代ではなくなりました。地域や在宅といった「人々の暮らしの場」で個々に応じた看護ケアのニーズが高まっています。また、近年、頻発する自然災害の被災地においても、看護師は必要とされてきており、医療機関のほかに、訪問看護や福祉関連施設、災害現場など、活躍の場はどんどん広がっています。

看護師に必要な能力は?

看護師は、対象者の健康を守るために必要な観察能力・判断(アセスメント)能力、適切なケア技術能力などが必要となってきます。急速に、しかも多様に変化する社会状況に対応していくためにも、生涯を通して、最新の知識・技術を主体的に学習し続ける必要があります。
看護の仕事は、人を対象とします。それは、患者さんだけでなく、患者さんを取り巻く家族や地域社会の人々も対象になるため、相手の気持ちを尊重することも含めて、コミュニケーション能力がとても大切になります。また、専門職チームとして、連携・協働していく医療や福祉の現場においても必要な能力になってきます。

卒業後のキャリアアップは?

看護師は、免許取得後も専門職として勉強を重ね、資質の向上を図ることが法律で決められています。臨床経験を積んだあと一定期間の研修を受講したうえで認定試験に合格して専門分野の認定看護師となったり、大学院に進学して専門看護師になるなどキャリアアップする道が開かれています。また、大学院修了後看護の教員や研究者になる道もあります。

助産師の資格はとれますか?

助産師として働くためには、「看護師資格」と「助産師資格」が必要です。本学では4年間で「看護師資格」を取得した後に、大学院での助産師教育を行っており、より高度な助産の知識・技術をもった助産師を育成しています。助産師教育とともに研究者としての第一歩を踏み出すための課程であります。
助産師を志して本学に入学した人は、4年次に母性・助産領域の教員と共に看護研究を学び、4年間で看護師として必要な基礎教育を身に付けます。また、助産師になるための進路相談も随時できます。詳しくは医療福祉学研究科保健看護学専攻の「助産学研究分野」をご覧ください。

本学での実習

1年次夏に総合医療福祉施設“旭川荘”で最初の実習「健康生活支援実習」があります。利用者さんとのコミュニケーションを通して、対象理解の方法や人間の尊厳について学びます。

2年次春学期に、「基礎看護学実習Ⅰ」があります。初めての病院実習で、コミュニケーションやケアの実践を通し、療養生活を送られる患者さんの理解(対象理解)を深めます。
秋学期の終わりには、「基礎看護学実習Ⅱ」があります。療養生活を送る患者さんの看護上の問題の解決に向けて、看護援助を行います。これらの過程を通して、看護者としての基礎的能力を養います。2週間の実習はぐっと成長を実感できます。

3年次秋学期に、「領域別看護実習」として、急性期・慢性期看護、小児・母性、老年、精神、在宅の各専門領域での実習があります。講義で修得した専門知識や技術を活用しながら、看護の実践力を高めます。さらに専門性を深めたい領域が見つかり、将来像が明確になってきます。

4年次春学期に、「統合看護学実習」として、4年間の総まとめの実習があります。自分の将来の夢に近い分野の領域を選択し、さらに専門性を深めていきます。

実習施設

病院での実習は、大学に隣接する川崎医科大学附属病院と岡山市内にある川崎医科大学総合医療センターを主に利用します。その他、川崎学園の関連施設の旭川荘やかわさきこども園など、実習の目的に応じて他の施設も利用します。また、より専門に特化した領域の実習では、精神科専門の病院や、県内の助産院・訪問看護ステーション等での実習も行います。