健康体育学専攻(修士課程) Master's Program in Health and Sports Science

主な研究活動

修士課程

運動学研究

発育期から老年期におよぶライフステージにおける健康維持増進に必要不可欠な水準の運動能力を理解するために運動生理学、運動適応学、そして体表解剖学を学び、安全な運動実践の理論と技術を深める運動学を研究します。

生涯スポーツ医学研究

医療の保健診療に携わる人々を認識したうえで、臨床像を正しく把握し初期の適切な対応ができる人材を育成するため、生涯スポーツ現場での指導の安全対策、医療の法規を学び、同時に生活習慣病予防の生涯スポーツ医学を研究します。

健康学研究

人間と栄養の関わりを運動を通して理解し、栄養学の基礎に基づき食生活を整えることは実践指導には欠かせない領域です。また、運動と免疫の関わりについても研究し、運動が生体の防衛機能に及ぼす影響を把握します。

健康教育学研究

健康は、その人自身の持つ要因と環境に左右されます。したがって、健康教育学研究では、健康にかかわる生活習慣および運動・スポーツを各ライフステージにおける生活環境や社会現象と合わせて、教育の観点から探究します。

学校教育学研究

今日の学校は、少子高齢化や情報化など社会状況の変化とそれに伴う教育改革の最中に置かれ、既成概念の枠の中に収まりきらない様々な課題に対峙しています。この研究領域では教育システムのあり方の探究を通して、今日の学校と教師に求められる実践的知見の開発を目指します。