外界像は網膜で光から電気信号に変換され、色々な情報処理がなされます。脳では、3次元空間が組立てられ、高次の認識がなされます。それらの仕組みについて学びます。
視能検査学では、視機能を評価する為に必要な検査とその評価について学びます。最新の検査機器を使って、視力、屈折、視野、両眼視機能、眼球運動などの多くの検査法に精通します。
視覚の成り立ちや日常意義について考えます。基礎視能学の講義で学んだ内容を検証しながら、臨地実習にむけてのさまざまなシミュレーション実習を行います。
視能学の原理や方法、その適用について基礎的な知識を学びます。各種の病態を理解し、視能学を展開できるための能力を養います。
臨床視能学の講義と平行して行われる実習授業です。臨床モデルに基づき、鑑別診断や医療面接の方法などを具体的に学びます。また、実習の成果は客観的臨床能力試験(OSCE)を行い、着実に臨床能力を高められるようフィードバックされます。
卒業研究は3年次、4年次を通した2年間の演習です。3年次の初めに、各指導教員より示されたテーマの中から、興味があるものを選び研究します。演習は少人数で、科学的思考を学び、4年次秋に卒業研究発表と論文を作成します。研究活動を通じた種々の出会いは豊かな人間性も培います。