健康科学専攻(博士課程) Doctoral Program in Health Science

教育理念

運動科学・栄養学・保健学(休養・疾病予防)を融合し、学際的な健康科学の構築、深化そして体系化を目指す。

目的

健康科学専攻博士課程は、運動科学、栄養学、保健学を融合した健康科学を構築し、その高度な理論と技術を有するとともにその進歩発展に寄与する研究能力を有する人材の養成を目的とする。

教育目標

  • 1. 専門性を深化させ、課題設定及び解決能力の向上を図る。
  • 2. プレゼンテーション能力、論文作成能力の向上を図る。
  • 3. 教育指導能力の修得と向上を促進する。
  • 4. 医療福祉理念、学際的視野及び国際的視野を会得する。

修了後の進路

指導的人材の養成と拡大

ライフサイエンスに係わる研究費は、科学技術研究費全体の約12%を占めています。近年の健康指向の増大、高齢化における生きがいづくり、生涯学習指向の増大、余暇時間の増大等、健康づくりに係わる社会的要請はライフサイエンス研究費でも明らかなように日々高度化しています。これに対応した健康科学の担い手として、国民の健康増進に大きく貢献します。

3つのポリシー

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

健康科学専攻博士課程では、本学大学院及び本研究科の学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)を踏まえ、健康体育学と臨床栄養学の両者を融合し、体系化した研究と教育を通じて健康科学の深い学識と技術を修得させ、この分野における実践的な教育・研究指導者を育成するという目的を達成するために、以下の学習成果を獲得した者に学位を授与する。

所定の期間在学し、所定の単位を修得し、かつ博士の学位論文の審査及び最終試験に合格し、以下の知識・技能を身につけた学生に対して修了を認定し、博士(健康科学)の学位を授与する。

  1. 健康を支え、生活習慣病を予防するための適切な運動と栄養について、両面から追究でき、課題設定と解決能力を有している。
  2. あらゆる年齢層やライフスタイルに対応でき、実践可能な栄養管理や運動能力(量)に対する研究と実践能力を有している。
  3. プレゼンテーション能力、教育指導能力を有する。
  4. 医療福祉の理念、学際的視野及び国際的視野を会得している。

教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

健康科学専攻博士課程では、本学大学院及び本研究科の教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)を踏まえ、運動科学、栄養学及び保健学(休養・疾病予防)を融合し、高度な専門性と実践力に重点をおいた教育課程(カリキュラム)を以下のとおり編成し、実施している。

  1. 運動学研究、栄養学研究、保健学研究の3つの研究分野に関して自立して研究活動を行い、あるいは専門的業務に従事する能力を養うことができる教育課程を編成する。

入学者の受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)

健康科学専攻博士課程では、本学大学院及び本研究科の入学者の受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)を踏まえ、運動科学、栄養学、保健学を融合した健康科学の高度な理論と技術を有するとともにその進歩発展に寄与する人材の育成を行うために、以下の学生を入学者として求めている。

  1. 健康科学研究に旺盛な興味を持ち、課題解決に努力できる人
  2. 運動科学研究、栄養学研究、保健学研究及びその融合を目指す人
  3. 人々の健康維持増進のため、実践的な研究者・指導者を目指す人