少子高齢化をはじめとする、様々な社会的な変化の中で、心理専門職として社会からの様々な要請に応えることができる人材を育成すること、さらに基礎と臨床の橋渡しができるような十分な研究能力を有する人材を育成することを目指す。
臨床心理学専攻修士課程は、広い範囲に及ぶ臨床心理査定・介入並びにカウンセリング技法などを駆使する高度な職業人としての公認心理師並びに臨床心理士を養成することを目的とする。
臨床心理学専攻博士後期課程は、豊富な臨床経験を積むことで臨床家としての実践力を高めるとともに、様々な心理学的手法を用い「こころ」の問題を探求することにより、優れた臨床心理学の専門家の養成を目的とする。
心理臨床の専門職業人にとって必要な知識と技術、臨床の場における実践力を養うために以下の目標を定める。
総合病院精神科、小児科、精神病院、老人保健施設等の医療機関、障害児(者)施設や教育相談センターの相談員、精神保健福祉センター、学生相談室カウンセラー等で、指導的役割を担う人材が求められており、スーパーバイザーとしての役割が期待されています。さらには、コンサルテーション・リエゾンサービスが求められてきています。