「医療福祉」という総合的な視点を持つことを目標にした本学の特徴的な分野で、全て必修科目です。「医療と福祉」「入門医学概論」「医療福祉概論」「生命倫理学」の4つの科目があり、治療を目的とする医療と支援を目的とする福祉の密接な連携について理解を深めます。本学のみならず、川崎医科大学・川崎医科大学附属病院・川崎医科大学総合医療センター・旭川荘他での豊富な経験を持つ教員が担当します。
医療福祉は医学と密接な関係があるため、医学・医療の基本的な知識を学びます。また、医師としての知識や経験に触れ、福祉との関連や取得可能な資格の概説を受ける中で、医療福祉人としての確固たる基盤づくりを行います。
本学創設の理念や医療福祉概念を理解し、医療福祉の現場とそれに関連する制度を現場の声から学びます。それにより、本学で学ぶことの意義や医療福祉分野の専門職を目指すための目的意識を醸成します。
人の多様性を理解し、すべての人を敬う心を持つことを目標にした分野です。コミュニケーション能力の向上を目指す必修の「文章表現」のほか、人文科学系・社会科学系・自然科学系の豊富な選択科目を開講しています。
小論文やレポートの書き方、敬語など、大学生に必要な「言葉の力」を養います。
母国語である日本語をより深く理解し、書くこと・読むこと・話すことについて幅広く学ぶための講義です。
医療福祉の歴史を通史とともに人物、文学、音楽などさまざまな切り口から学びます。
日本の代表的な伝統文化の特色と歴史について、「衣」・「食」・「遊び」のキーワードから学びます。
基本的な物理現象と基礎となる物理法則を学びます。その結果を用いて、身体に関係する現象を理解できることを示します。
人間理解の基盤となる視点や考え方を習得することを目的とし、様々なキーワードを中心に社会を読み解きます。
文化人類学・医療人類学の基本的な考え方を習得し、医療福祉従事者にとって重要な異文化(他者)理解の視点を身につけます。
基本的な関数の性質、微分の考え方を学びます。その上で、身の回りにある典型的な現象を数学の考え方を用いて説明します。
国際的コミュニケーション能力を高めることを目標にした分野です。必修の「基礎英語Ⅰ/Ⅱ」では、英語力の基本的な水準を確保することを目指します。英語ネイティブスピーカーによる授業、英語リーディング、初修外国語、異文化理解、海外研修等も開講しています。
様々なジャンルの英文を読み、知識の吸収と論理的思考力の育成を目指します。また、豊かな人間性の涵養を図ります。
英語コミュニケーション能力の向上を目指します。ネイティブスピーカーが担当します。
文構造の理解に基づく英文解釈を通し、文法の復習とコミュニケーション能力の育成を目指します。
中国語や韓国語を学びます。読み、発音、簡単な会話力の修得を目指します。
カナダでの語学研修を通して、英会話力の向上を図ります。また、留学生活を通しての様々な経験から、国際感覚を養います。
オーストラリア、上海、デンマークのいずれかでの海外研修を通して、視野を広げ、多面的なものの見方と柔軟な思考力を修得します。
健やかな心と体を持つことを目標とした分野です。健康について理解することは、医療福祉の基本となります。必修の「健康体育基礎理論」や「健康体育基礎演習」を軸に、健康科学の視点から体をつくることの大切さを学びます。
「栄養・運動・休養」の健康の基本を考え、効果的で質の高い人生を築くために、3つの基本を実践する能力を身に付けることを目指す授業です。
健康を維持・増進するための実践力を獲得することを目的とし、身体・スポーツ活動の効果などを理解する授業です。
日常生活にスポーツ活動を取り入れ、健康増進・体力づくりを考えライフスタイルの構築を目指すための実技科目です。
2015年度より基礎教育(体育)分野において、障がいをもつ学生に対する教育支援が開始されました。
コンピュータによる基本的なICT技術の修得を目標にした分野です。充実したコンピュータ環境を活用し、現代社会で活躍するために不可欠なICT技術を、豊富な演習を通して修得します。
ワープロソフト(Word)、表計算ソフト(Excel)、プレゼンテーションソフト(PowerPoint)を用い、大学生活で役に立つ基本的なレポートの作成、データの集計、プレゼン資料作成などができるようになるための実技形式の授業です。
表計算ソフト(Excel)の基本的な機能だけでなく、用意された多くの便利な機能を知り活用することによって、すばやく楽にキレイな表やグラフを作成できるようになるための実技形式の授業です。
コンピュータやネットワークなどの基礎知識を知り、それらを安全に活用するために必須の情報セキュリティや情報モラルなどについてもあわせて理解し、実生活で活用することができるようになるための講義形式の授業です。
現代社会の諸問題を学際的に議論する力の修得を目標にした分野です。様々な分野の専門家が担当するオムニバス方式の講義により、幅広い知識を修得します。「ボランティア入門」のように、実践を中心に学ぶ科目もあります。
音楽が人の健康に与える「いやしの力」について、音楽療法の理論と音楽体験により迫ります。
「車椅子などを使った実習」「学内外での個別支援ボランティア活動とその発表」から、医療福祉の総合的な実践力を身につけます。
「ヒトはなぜ眠るのか」「なぜ夢をみるのか」「不眠症」「夜勤の影響」など、ヒトの睡眠と健康の関係について学びます。
人間の「性」と「生」のありかたを、制度・文化・法律などの多角的な視点から考察します。
「環境問題の理解」から「持続可能な社会構築」のための、「環境・健康・安全に配慮した行動」を実践できるようにします。
「運動」「栄養」などの視点から、生涯にわたり健康に過ごすための実践的な方法を学びます。
「DNAとヒトの遺伝」「細胞工学」「脳・神経科学」の立場から、生命現象とその多様性について学びます。