本学科の特色ある内容として、特別支援教育領域に関する肢体不自由、病弱の科目では、既存の授業内容に加えて健康体育学的視点を導入したシラバスを編成しました。また、先に挙げた2領域以外の領域(知的・視覚・聴覚及び情緒・言語・重複・LD等)の科目において、すべての障害種に対応できるシラバス内容としました。
陸上競技、水泳、体操および器械運動、武道(柔道・剣道)、球技(バレー・バスケット・サッカー)、ダンス、野外活動、スキーなど、主に学校教育現場で実施されている運動種目を取りあげ、その基礎的・応用的技能および指導法について修得します。
私たちのこころは運動やスポーツから影響を受けたり、逆に影響を与えたりします。本講義では「こころと運動・スポーツの関係」を理解し、スポーツメンタルトレーニングのさまざまな技法を学ぶことによって、受講生自身や保健体育教員・スポーツ指導者になった際の生徒や選手へのメンタルサポートのための技法や指導法を修得します。
身体運動にともなう人体機能の変化と機序について学習するとともに、健康体力づくりのための運動、栄養、休養の必要性と相互の関連性を理解し、将来、職域での運動指導の基礎能力を養います。
スポーツを行うことによる外傷・障害は避けることができません。医療現場とは別個の立場で、その予防、初期の処置、復帰へのアスレチック・リハビリテーションの作成など、正しい知識を身につけるため基礎と実践を合わせて講義します。
「保健体育科教育の概念と目標」「保健科の教育法」「体育科の教育法」といったテーマを中心に、中学・高等学校の教科における保健体育の教育法について講義します。
生活習慣病の予防・改善を目的とした運動プログラムを作成するために必要な知識や、そのプログラムをもとに指導する際の技能を習得します。また、高齢者に必要な体力や測定法を理解し、介護予防に向けた運動プログラムを考えます。