医療秘書学科カリキュラム Department of Medical Secretarial Arts

医療秘書学科では、本学科の教育の基本方針に基づき、一人ひとりの興味・適性・志望進路に応じて、幅広い専門科目群の中から履修することができます。
医療福祉の業務支援に必要な知識や秘書的技能は、医療秘書概論、医療秘書機能演習、ビジネス・コミュニケーション(英語・日本語)、学外実習などで習得し、これらはCBS(国際秘書)検定、秘書技能検定、日本語文書処理技能検定、簿記検定などの受験に対応します。
また、診療報酬請求事務能力認定試験には、医療事務業務論、診療報酬事務論等が対応しており、さらに、診療情報系の指定科目を履修し受験資格要件としての単位を充足し試験に合格することで、診療情報管理士の資格も取得できます。これらの資格は、医療機関への就職の際に役立ちます。

主要履修科目

医療秘書学概論 [1年次]

医療分野の専門秘書である医療秘書の役割について、日米間の医療秘書概念の差異などを通して問題点を明確にし、我が国の医療秘書に期待される秘書像の構築を試みます。また、日本的経営環境のもとでの秘書行動の特性についても考えます。

情報処理演習 [1年次]

経営活動における情報の位置付けを概説し、ツールとしてのコンピュータを有効活用するための基本的能力(文書作成、表計算、プレゼンテーションなど)の育成を図ります。

臨床医学A [2年次]

医療施設ならびに医療福祉施設に関連する業務に従事するうえで理解しておかなければならない内科系の臨床医学の基礎的知識を学習します。他の医学系科目や診療報酬・診療情報などとの関連が深い科目です。

診療情報管理論 [2年次]

診療録(カルテ)は病院や社会の財産とも言われています。そのような多くの価値を持つ診療録・診療情報を管理するために必要な基礎知識と、実際の運用方法全般について学びます。

対人コミュニケーション論 [2年次]

仕事の場を含む社会生活における心理学的な問題を、「こころをもつ個人」の観点から、また「人と人とのかかわり」として考えることを学びます。

診療報酬事務論 [2年次]

我が国では、医療行為に対して、保険点数という公定料金が定められており、それを元に診療費が算定されています。この講義では、このような診療報酬請求事務の仕組みを概説するとともに、請求の実務技能の修得を目指します。

医療文書管理 [2年次]

医療秘書の仕事の一つとして、医師に代わって、各種の診断書や証明書といった医療文書を作成する業務があります。近年特にこれらの代行業務が増加しています。そこで、本講義では、医療文書の作成技法やその管理方法について、実際に作成しながら学びます。

ビジネス・コミュニケーション演習(英語)Ⅰ [1年次]

医学の研究はグローバル化・迅速化しており、医師をサポートする医療秘書にもコミュニケーション・ツールとしての英語に精通することが求められています。この授業では、ビジネスの場で使う英語に焦点を当てて実践的な授業を行います。

学外実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、海外実習 [3年次]

川崎医科大学の臨床教授・中央教員秘書室や川崎医科大学附属病院医事課・医療資料部、その他クリニックや、企業、海外において実習を行います。海外実習は2年次から、その他の実習は3年次春学期に行います。なお、診療情報管理士の資格取得には、診療情報管理実習が必須の科目です。

卒業研究Ⅰ・Ⅱ [4年次]

さまざまな講義や学外実習の場面で持った疑問や関心をきっかけとして、医療秘書活動について研究して卒業論文にまとめます。また、その成果は卒業研究発表会で一人ずつ発表します。