リハビリテーション学科 理学療法専攻 カリキュラム Department of Rehabilitation Physical Therapist Course

リハビリテーション学科 理学療法専攻の学生募集を2019年度入試から停止しています。

2019年4月より新たにリハビリテーション学部 理学療法学科として始動します。

教員は川崎医科大学附属病院で各々患者さまの治療を担当しています。リハビリテーション学科の学生たちは、1年次から附属病院リハビリテーションセンターで臨床場面を見学し、治療中の教員を通じて学びます。また疑問点を調査、発表し、質疑応答を行うなどして、理想とする理学療法士のイメージを具体化させていきます。またこうした有意義な体験を通して、自ら問題意識を持ち、調べ、考え、解決する力や自分の考えをきちんと表現する能力を養うのです。

主要履修科目

解剖学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ [1年次]

理学・作業療法を実施するためには人体の器官・組織の知識が不可欠です。解剖学では、その学問的意義を理解するとともに、骨・筋・関節の構造や神経系、循環器系、呼吸器系、消化器系、感覚器系、全身の構造や個体発生について教授します。講義にあわせて実習も行います。

生理学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ [1年次]

生理学は生命現象の機序を解明する自然科学です。生理学の学問的意義と研究法を総論的に述べ、各論では、細胞・神経系・運動器系・感覚器系、循環器系、消化器系等全身の諸器官の生理的作用を教授します。講義にあわせて実習も行います。

理学療法学総論 [1年次]

理学療法の定義・歴史・進め方について総論的に概説し、専門科目(評価学・理学治療学・物理治療学・日常生活活動学・補装具治療学・理学療法臨床実習等)を基礎的に理解します。

作業療法学総論 [1年次]

作業療法の定義・歴史・進め方について総論的に概説し、専門科目(基礎作業学・評価学・精神障害作業治療学・発達障害作業治療学・日常生活活動学・補装具治療学・作業療法臨床実習等)を基礎的に理解します。

整形外科学Ⅰ・Ⅱ [2年次]

本講義では、整形外科学の総論的診断法と保存療法・手術療法等の整形外科学的療法を総論的に教授し、各論では、骨関節系疾患・神経系疾患・外傷学等を中心に診断法と治療法について教授します。

精神医学Ⅰ・Ⅱ [2年次]

精神医学の歴史を概説し、基礎的学問に触れ、精神医学が生理的基盤と心理的基盤の上に立つ総合科学であることを理解します。さらに各種精神疾患の概念・原因・分類・診断法・治療法について教授します。