対象者の病態や栄養状態に応じた適切な栄養指導や栄養管理を実践できるように、その柱となる「臨床栄養学」分野の教育をより充実させ管理栄養士の育成を行っています。
3年次には、病院を中心に福祉施設や保健所など、多様な施設での実習を経験します。病院では、各臨床コースで患者さんと実際に接し、実践に必要な能力を養います。
約9割の学生が、栄養の専門職として就職します。また医療機関への就職が約7割と全国トップクラスです。医療機関では管理栄養士の資格や専門性を最大限生かすことができます。
医療における管理栄養士の役割や業務で必要となる専門知識・技術について学び、大学での学修につなげていきます。
なぜ食べる必要があるのか、「栄養」の仕組みについて理解し、生命の維持に必要となる栄養素の種類やその働きについて学びます。
食材の調理特性に合った基本的な調理技術の修得を図り、望ましい食事づくりができる能力を身に付けます。
専門医による講義を通して、それぞれの疾患の原因や特徴、そして治療法について学び、患者さんの理解につなげていきます。
傷病者の病態や栄養状態に合わせて適切な栄養ケアができるように、疾患ごとの栄養食事療法の進め方を学びます。
日常の食事における献立作成を理解すると共に、糖尿病や腎臓病などの疾患に応じた治療食の献立作成ができる力を身に付けます。
対象者の身体の状況に適した献立作成や、輸液・経腸栄養剤を含めた総合的な栄養管理を学びます。
医療施設でのメディカルスタッフとしての心構え、ベッドサイドでの患者さんとの接し方、情報収集の方法について学びます。
病院を中心に実践的な実習を行う。実際に患者さんと接し、病態をより深く理解し、対象者に合わせた栄養管理(ケア)を学びます。
臨地実習の経験をもとに、職域別又は各疾患コース別で、管理栄養士の業務とその役割についてまとめ、報告会を行います。
各指導教員のもとで卒業研究を行い、卒業論文をまとめます。研究で問題解決能力やプレゼンテーション能力を身に付けます。
管理栄養士国家試験に向けて本格的に取り組みます。各分野の過去問の確認、模擬試験、対策講義など万全な対策で資格取得を目指します。
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全国平均49.3%
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前年度100%
急速に進行する少子高齢社会にあって、食生活・栄養管理の課題は重要性を増している。そういった要請に応えられる、豊かな人間性、幅広い専門知識や経験を備えた人材の育成を目指す。
臨床栄養学科は、臨床栄養学の専門知識と技術をもって、人々の健康長寿を支援できる管理栄養士の養成を目的とする。
臨床栄養学科では、オリジナルホームぺージやブログ、Instagramなどで、キャンパスライフやイベントなどの最新情報を発信しています。また、管理栄養士の仕事についても分かりやすく説明していますので、ぜひチェックしてみてください。