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2023/12/25 臨床栄養学科教員(三浦紀称嗣助教)が第14回日本安定同位体・生体ガス医学応用学会大会 若手発表賞を受賞しました

臨床栄養学科に所属する三浦紀称嗣助教が第14回日本安定同位体・生体ガス医学応用学会大会の若手発表賞を受賞しました。本賞は、40歳未満を対象に優れた発表を行った若手研究者に贈られます。

演題名:短鎖脂肪酸代謝研究におけるモデル動物への安定同位体ガス分析の応用

研究概要:
腸内細菌によって食物繊維より生成される短鎖脂肪酸は、免疫機能や腸管バリア機能の向上など宿主に対して有益な作用をもたらします。本研究ではヒトの呼気ガス診断に利用されている13C呼気分析法を応用し、安定同位体である13Cで標識された短鎖脂肪酸を用いて線虫C. elegansの短鎖脂肪酸代謝能を測定する方法を確立しました。この方法で得られる結果は、栄養素の過不足による短鎖脂肪酸代謝の促進や抑制を鋭敏に反映することから、短鎖脂肪酸研究において有用なツールとなります。