保育・幼児教育をベースに、「医療」と「療育」と「相談援助」の知識を加える医療保育の専門職を育てます。
川崎学園内の「幼保連携型認定こども園かわさきこども園」や「川崎医科⼤学附属病院医療保育室(小児病棟・病児保育室)」などをはじめ、様々な状況に対応できる実習環境を用意しています。
保育園・幼稚園・認定こども園への就職たけでなく、療育機関や行政、医療機関など医療保育を担う多様な就職先への就職を支えます。
小児科医師である学科専任教員から、基本的な医学知識、子どもの健康状態を把握する方法、疾病予防と適切な対応などについて学びます。
子どもの権利、子どもの最善の利益のために、子どもと家庭を守るための福祉制度や医療・教育・保健等との連携について学修します。
子どもの成長にとって大切になる「遊び」を実際に経験し、遊びの魅力や環境の整え方、遊びの展開の方法について学修します。
音楽表現・造形表現・身体表現の専門的知識・技術について学び、子どもの表現を育むために必要となる力を身に付けます。
症例を交えながら子どもの疾患の基礎的な知識を理解して、適切な対応法や予防法を知り、保護者に適切に説明する力を身に付けます。
子どものケアと発達支援を実践している保育所・施設において、保育者となるための価値・知識・技術を実習を通して身に付けます。
妊娠・出産時の母親の心と体の変化、胎児の成長について学び、妊娠・出産から始まる子どもと保護者の支援について理解を深めます。
幼稚園・幼保連携型認定こども園などでの実習を通して、幼児への理解を深めると共に、幼児教育の実践力を身に付けます。
川崎医科大学附属病院小児病棟・病児保育室での実習、保育所での医療的ケア児の保育実習を通して、小児ケアの実際を学びます。
これまでの学びを基に、子ども医療福祉実践研究Ⅰ・Ⅱ(卒業研究)では、それぞれの指導教員の専門領域において、医療保育について探求していきます。
病院などでの実習を通じて、専門職として必要な知識、価値・倫理、他職種連携などを学び、ソーシャルワークの実践力を身に付けます。
保育所や児童発達支援センターなどでの実習を通じて、発達障がいのある子どもの理解を深め、子どもに適した支援を実施するための専門的な知識と技術を身に付けます。
100%
全国平均70.4%
※子ども医療福祉学科での取得率
100%
前年度100.0%
通常の保育に加え、病児・病後児、発達障がい児を含む「あらゆる子ども」と「保護者」を支援するため、妊娠中の母親をはじめ、主に小学校就学の始期までの子どもに必要な、相談援助・保育・幼児教育等を一体として、切れ目なく提供することのできる人材を養成する。
子ども医療福祉学科は、あらゆる子ども(病児・病後児、発達障がい児を含む)と保護者の支援(産後鬱等への対応を含む)のために、子どもへのケアワーク(生活・遊び・発達支援、幼児教育)に加え、子どもと保護者に対する精神保健を中心とするソーシャルワークの価値・知識・技術の習得を目指す。そして、ソーシャルワークとケアワークを統合できる「子ども医療福祉」実践者を養成し、社会に貢献することを目的とする。
本学科の全ての学生が、保育・幼児教育に加えて、「医療」と「療育」の基礎的な知識を修得、共生社会のなかで多様化する保育ニーズを捉え、いかなる時でも、「あらゆる子どもと保護者」に寄り添い、医療保育を実践していきます。