言語聴覚士に必要なコミュニケーションスキルを育て、言語障がいに関する知識を学びます。実習により基本的な技能を身に付け、言語聴覚士を目指す意欲の向上につなげます。
正しい検査や分析を行うためには障がいが「なぜ起こるのか」を理解することが不可欠です。言語聴覚障がいの発生メカニズムについて学び、臨床に生かせるようにします。
言語聴覚士国家試験の受験対策として、3年次から毎週勉強の機会を設けています。また、国家試験までには定期的に模擬試験を実施し、全教員が個別指導を中心にサポートしています。
言語聴覚士として働くための基本となる関係法規、活躍の場など言語聴覚士の業務について学びます。
患者さんを診療するため、それぞれの病態の特徴、対処方法、それらを診断するための方法を学びます。
リハビリテーションを行う上で、人体の解剖・生理について実習を通して学ぶことで、より具体的なイメージを持たせます。
実際の臨床現場において、患者さんを評価するために、演習を通して評価技能の定着を図ります。
言語聴覚士は、頭頚部を中心にリハビリテーションを提供します。耳鼻咽喉科学で専門的な知識を学びます。
言語によるコミュニケーションを行うには、音声が必要となるため、音声学・音響学では人間が音声を発するメカニズムを学びます。
川崎医科大学附属病院において、多くの患者さんに介入し、数多くの障がい特性、その対応方法について、診療参加型形式で実習します。
実際の現場で、学生自身が評価・診断、治療プログラムの立案、リハビリテーションの実施まで一連を実践形式で学びます。
実習と併行し、専門的な演習を行うことで、より高度なリハビリテーションを提供できるよう演習を行います。
長期の実習で、言語聴覚士が提供する一連のリハビリテーションを学びながら、卒業後に即戦力として活躍できる知識、技術を習得します。
難易度の高い国家試験にも安心して合格できるよう、演習を通して4年間に学んだ専門的知識の総復習による国家試験対策を行います。
卒業研究では、臨床現場で必要な科学的な視点について学びながら、就職活動や国家試験の勉強もサポートします。
言語聴覚士とは聴覚障がい、脳損傷による失語症や高次脳機能障がい、発声発語の障がい、摂食嚥下障がい、小児の言語障がいなどに対し訓練指導を行っていく専門職です。
96.7%
全国平均72.4%
98.3%
前年度97.9%
言語聴覚士に必要な専門性の高い知識、優れた臨床技術の修得、新たな問題を解決する能力と豊かな人間性の育成、さらにこれらの分野での指導的立場になる人材の育成を目指す。
言語聴覚療法学科では、聴覚、構音、音声、言語及び嚥下の機能の病態や病状を科学的に分析し、ハビリテーション・リハビリテーションの理念を備えた言語聴覚士の養成を目的とする。
3年次生全員が、岡山県内の障がい者支援施設・作業所にてグループワークを実施しています。また毎年、言語聴覚週間には岡山県言語聴覚士会が主催する「言語聴覚の日事業」へボランティアスタッフとして参加し、言語聴覚障がい者とのふれあいを経験しています。