健康づくりを科学的に考えるために、生化学や生理学、解剖学などの基礎的な医学系科目が充実。心肺蘇生法やAEDの使い方、怪我の適切な処置法を学ぶ科目も開設しています。
学校教員(保健体育科教諭・養護教諭・特別支援学校教諭)、健康運動指導士、救急救命士、研究者などを目指すことができます。進路にとらわれず、幅広い専門領域の教員から多面的に学びを深める機会も設けられています。
教員免許状取得のための教育実習の他にも、ふれあい援助実習(養護教諭)、健康運動現場実習(健康運動指導士)、救急車同乗実習(救急救命士)など豊富な実習があります。遠泳・キャンプ・スキー実習では、コミュニケーション能力や協調性を養うこともできます。
行動体力や防衛体力、身体活動による生体の適応など、最新の理論について学び、健康づくりや体力づくりに生かす知識を深めます。
種⽬の理解と技能習得を⽬指します。卒業までに、陸上競技・⽔泳・各種球技・武道・ダンス・器械運動など、各種⽬に関する運動学実技科⽬を履修します。
応急手当について、心肺蘇生法、AED操作、異物除去法、止血法、固定法、被覆法、搬送法等を救急救命士の指導のもとで習得します。
保健体育科教諭・養護教諭を目指す学生を対象に、学校現場で児童・生徒の健康増進を積極的に推し進める知識と技術を習得します。
学内の充実した機器を活用し、様々な体力測定方法を習得することで、運動指導に生かす体力評価の知識と技術を身に付けます。
資器材を用いた観察や救命スキル、救急隊活動の基本スキルについて、代表的なシナリオを用いて習得します。
健康教育を担う教員としての授業力を磨くために、「保健の模擬授業」と「仲間との振り返り」を繰り返し実践します。
これまでに習得した運動指導の知識や技術をもとに実際の運動指導現場における実習を通して、実践的な運動指導能力を育みます。
学内で学んだ救急救命士に関する知識・技術について、実際の消防署の救急活動に関する様々な体験を通して実践的能力を高めます。
肢体不自由のある児童生徒の障がいの状態、特性等を踏まえた教育方法を学び、特別支援学校教諭に必要な能力を身に付けます。
各免許(保健体育科教諭、保健科教諭、養護教諭、特別支援学校教諭)に応じた学校教育現場の実習で、教師としての資質能力の向上を目指します。
運動学・健康学・生涯スポーツ医学(救命救急医学を含む)・学校教育学・健康教育学の各研究領域に分かれ、関心あるテーマを設定して研究します。
98.3%
前年度100%
健康学、体育学、医学における専門教育を行い、科学的な健康・体力づくりの推進役として幅広いライフサイクルにおいて活動できる人材の育成を目指す。
健康体育学科は、科学的な健康・体力づくりの推進役として、個々人の身体機能や生活環境を考慮した適切な運動処方と実技指導のできる運動指導者、学校での健康教育に関わる教員、並びに救急救命士の養成を目的とする。
教員採用試験(令和5年度実施)で特別支援学校教諭8名、保健体育教諭1名、養護教諭1名、計10名の現役生が合格しました。特別支援学校教諭養成(令和4年度スタート)1期生の合格率は、なんと90%。健康体育学科の教員養成では、一人ひとりと向き合い、自分らしい教師像について一緒に考え、支援しています。