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救急救命士(国家試験受験資格養成課程 2022年4月スタート)

最前線で命を救う

救急救命士とは

救急車等に乗車し、救助を求める救急患者を病院へ搬送するまでの間のプレホスピタルケア(病院前救護)を担う医療系国家資格であり、救急医療の最前線で従来医師にしか許されていなかった救急処置を施しながら、救命率の向上や後遺症の軽減に貢献する人命救助のエキスパートです。

静脈路確保や器具を使った気道確保や気管挿管など、救急救命士が担う特定行為と呼ばれる救急処置の技術を日々の訓練で磨きます。

救急現場では、磨いた技術を最大限に活かし、人命救助にあたります。必要に応じて医師と連絡をとりながら、特定行為を施し救急患者さんの回復を図ります。

本学で学ぶメリット

健康・体力づくりのスペシャリスト育成を目指す健康体育学科の「健康学」、「体育学」、「医学」の専門領域を軸として、救急救命の専門科目を学ぶことで、高度な「知」と「心」と「身体」の総合力をもった救急救命士として社会へはばたくことができます。川崎医科大学附属病院や地域との連携をもとに、これからの社会で活躍できる救急救命士を育てるための指導体制を整えています。

  • 病院前救護に必要な病態の理解とその対処方法について修得する病態生理学、症候論などの座学や、シミュレーション実習、臨床実習を通じて知識、技術を確実に自分のものにします。さらに、シミュレーション、内科学総論及び外科学総論等での症例検討を通じて応用力を養います。
  • 川崎医科大学、川崎医科大学附属病院が隣接しており、他大学では多くない附属病院や医科大学との連携があります。附属病院に加え、川崎学園関連施設である川崎医科大学総合医療センターや、岡山県内にある三次救急、二次救急の指定を受けている総合病院において実習することで、高い専門性と実践力を身につけることができます。
  • 4年制大学で学ぶ意義として、専門的知識の習得に加えて学術的な学びの豊富さがあります。専門科目はもとより、多様な基礎科目や卒業研究等を通じて、考える力、応用力を修得できます。医療福祉関連の多様な学科で構成されている医療福祉に特化した大学という特性を活かして、福祉や多職種連携といった視点を修得することができます。

救急救命士になるには

救急救命士になるためには、救急救命士法34条で定められた「救急救命士養成校」で、所定の単位を修め、救急救命士国家試験に合格することが必要です。

必要な科目には、学内演習であるシミュレーションⅠ~Ⅴに加え、救急車同乗実習、病院実習等の現場実習も含まれており、実践に即した学習をすることができます。

救急救命士として

救急救命士の活躍の場は?

救急救命士は、主に消防署へ勤務し、救急隊として活躍します。近年では、警備会社や民間救急などでも救急救命士が求められています。また、病院ではホットライン対応などの救急患者の受け入れ業務等にとどまらない、病院内での救急救命士の業務拡大についても議論され始めており、活躍の場の広がりが期待されています。

救急救命士に必要な能力は?

救急救命士は、救急現場での適切な患者の評価(トリアージ)と初期対応(救急処置)ができる能力、受け入れ病院への的確な患者情報提供ができるコミュニケーション能力、他の医療職と協力して円滑なチーム医療ができる能力などが求められます。

救急救命士のやりがいは?

救急現場で人の命を救える点が最大のやりがいです。実際に救急搬送した患者さんが回復された後、挨拶に来ていただいた時には、とても感動を覚えると同時に自分の仕事を誇らしく思えます。

女性でも救急救命士養成コースについていけますか?

はい、ついていけます。ちなみに、救急救命士育成の実績がある他校でも救急救命士になるために男子学生と一緒に頑張っている女子学生が大勢います。本コースにおいても、救急救命士になりたいという強い意志を持ち、自主トレーニングや講義の予習・復習に計画的に取り組めば大丈夫です。

他人と話すことが苦手ですが、救急救命士になれますか?

はい、救急救命士になれます。救急救命士養成コースで学ぶ4年間の間に、先生や仲間との討論、研究発表、病院や消防機関での学外実習等を通して、コミュニケーション能力を養う努力を重ねれば、他人と話すことが楽しくなります。安心して救急救命士養成コースにチャレンジしてください。

消防職員、警察官、海上保安官などの試験内容は?

消防職員、警察官、海上保安官などの採用試験では、筆記試験、面接等のほかに体力試験があります。その詳細は、各機関のホームページで公開している場合がありますのでご確認ください。なお、救急救命士養成コースのある本学の健康体育学科では、種々の就職試験における体力試験に合格できるための運動能力を培(つちか)うカリキュラムがあります。ちなみに、本学は豊富な屋内・屋外トレーニング施設・設備や屋内プール等の運動施設を備えており、これらの施設を有効利用して、体力試験の合格を目指して頑張っている先輩も大勢います。