大学院臨床栄養学専攻２年生の安藤優香さんが、7月2日に開催された2023年日本栄養改善学会 第18回中国支部学術総会にて「新型コロナウイルス感染症流行下における外来血液透析患者の栄養状態への影響」について発表し「実践・栄養研究賞」を受賞しました。
近年新型コロナウイルス感染症の感染拡大のみならず、戦争や各地で多発する災害などを背景として社会構造が複雑化し、経済や食品流通への影響も出現し、患者様の療養生活に様々な影響が出ています。さらには、少子高齢化による世帯構造、居住形態も変化し、患者個々の生活背景も多様化しています。このような状況下において、患者様の栄養状態は社会・生活背景の影響を受けて変化し、患者様個々の状況に合わせて栄養介入を行うことが重要となります。
今回の研究は、社会・生活背景の変化が栄養状態に及ぼす影響について検討されたものであり、これからの実践栄養学の発展に大きく寄与できる内容であると高評を受け表彰状と記念品が授与されました。
