医療コミュニケーション学科では、本学科の教育の基本方針に基づき、一人ひとりの興味・適性・志望進路に応じて、幅広い専門科目群の中から履修することができます。
マネジメント総合職として患者さんや医療スタッフを理解し、多職種と連携するために必要なコミュニケーションを、理論と実践の両面から学べる科目を充実させています。
また、医学・医療や診療情報管理に加え、マネジメントやデジタル知識など、医療機関の様々な部署で活躍するマネジメント総合職に必要な知識を体系的に学べる科目群を設置しています。加えて、12週間の長期学外実習を通してチーム医療や組織マネジメントを実践的に学びます。
さらに、これらの科目は診療情報管理士認定試験、ITパスポート、G検定、がん登録実務初級者認定試験、医業経営コンサルタントなど、多様な資格取得に対応しています。
様々な患者さんやその家族の医療福祉ニーズに応えること、多職種からの情報を適切に処理すること、組織と経営管理、組織内の業務内容や役割などを学びます。マネジメント総合職として、これらの知識や技能を良好な人間関係を構築し、活かす手段となる医療コミュニケーション学を学修します。
医療には病を治すという個人の求めのみならず、社会からも求められる役割が存在します。また、医療の提供には、様々な社会のしくみがそれを支えています。医学概論では、医療の社会的役割、また医療福祉を支える社会制度について多面的な方向から学修します。
経営学の基礎概念であり、どのような組織体においても必要不可欠であるマネジメントとは何かについて学びます。ヒト・モノ・カネ・情報の4つの資源を有効活用し、組織効率を最大化するためにはどうすべきかなどを基礎理論とともに学びます。同時に医業経営にかかわるマネジメントの基礎も学修します。
医療福祉に従事するマネジメント総合職は、様々な専門職の特徴と役割、業務範囲を理解することで連携、コーディネートし、組織を運営する役割を担います。多職種を理解するために、コメディカルを育成する他学科教員による講義から学修します。また、関連科目である「チーム医療演習」においてケーススタディを用いた演習でさらに学びを深めます。
診療録(カルテ)管理の概念や実際を学修しながら、病院で診療情報管理室を運営するための知識として、業務の種類・内容とその運用方法について学修します。特に電子化された診療情報の精度管理、情報の加工・分析・活用方法を学修する過程で、医療の安全管理、質の向上に寄与する診療情報管理士の役割について理解を深めます。
マネジメント総合職としては、プロジェクト管理やソフトウェア開発管理技術、サービスマネジメントなど、実際のビジネスシーンで役立つ知識が問われます。また、近年の医療福祉業界では、プロジェクトの成功を左右するマネジメント能力が求められています。ITパスポート資格取得に必要なサービスマネジメント系を学ぶことで、基礎的な知識を身に付けるとともに、実際のビジネスシーンで役立つスキルを養うことを目的としています。
AIのなかでもとりわけChatGPTに代表されるLLM(大規模言語モデル)は、仕事の効率を上げる可能性がある一方で、指示が的確でないと用をなさない結果を引き起こすこともあります。この科目では、日々進化するLLMの使い方を中心に、AIと仕事との関係を構築することを目的としています。
川崎医科大学附属病院医事課、医療資料部、患者診療支援センター、その他医療系企業などで、12週間(3部署各4週間)の実習をします。マネジメント総合職の組織役割と実際の業務を経験することで、実践力を身につけること、卒業後にめざす職種を理解することを目的としています。
様々な講義・演習や学外実習などで得た知識や身につけたスキルを、3年間の学修成果の総括として、各自が設定した研究テーマで文献研究および実践研究手法を用いて探究します。研究結果は、卒業論文にまとめ卒業研究発表会で報告します。