医療福祉学科 初等・特別支援教育コース Elementary and Special Needs Education Course, Department of Social Work

医療福祉学科 初等・特別支援教育コースElementary and Special Needs Education Course, Department of Social Work

  

4年間の学び

現場実践の経験豊富な教員と共に、専門職として必要な力を身に付け、すべての人が自分らしく生きられる社会を創造できるソーシャルワーカーや教員を目指します。

1年次生

【医療福祉教育《基礎入門》期】
医療福祉を含めた大学生として必要な幅広い教養を深め、教職や発達障害の基礎的な内容について学びます。教職を目指すための自己理解や教育支援ボランティア活動など、医療福祉と教職への第一歩を踏み出します。
教育心理学

幼児・児童・生徒の発達に応じた学習活動を支える指導や学習支援の基礎について学びます。

入門点字

点字及び点訳の基本的技術を習得すると共に、点字を通して視覚障害児者や特別支援教育についての理解を深めます。

ソーシャルワークの基盤と専門職

ソーシャルワークの概念・原理・方法について理解し、対人援助専門職としてのソーシャルワーカーのあるべき姿を考えます。

2年次生

【医療福祉教育《基礎形成》期】
教育学や各教科・領域の専門性や指導法等について学びます。また学校や社会福祉施設の方の講話や教育・福祉現場の観察を通して、教職における学びの土台を作り、自己のキャリア形成意識の転換を行います。
音楽科指導法

小学校音楽科教育の意義や目標、歌唱・器楽・音楽づくり・鑑賞の各内容、教材研究の方法、評価等について、学習指導案の作成や模擬授業など実践を通して学びます。

インクルーシブ教育と支援

通常学級に在籍する発達障害児童の支援ニーズを学び、インクルーシブ教育の視点や学級経営のあり方について学びます。

聴覚障害者の心理・生理・病理

症例を通して、聴覚障害児教育への対応に必要な基本的な医学的知識を理解し、聴覚検査法、補聴器の知識、調整方法等について学びます。

3年次生

【医療福祉教育《実践探究》期】
実際の教室を想定した模擬授業や学校現場での教育実習に取り組むことを通して、実践的指導力を高め、児童を取り巻く環境や必要な支援について理解を図り、教職における自己の役割や課題について深めていきます。
学校体験活動

小学校での体験的・実践的活動や補助的役割を通して、学級担任の役割や職務内容、児童の発達段階や学習過程について理解を図ります。

知的障害教育

知的障害教育の教育課程を理解した上で、授業計画、個別の指導計画、自立活動の指導に必要な基礎的な知識、知的障害の状態を踏まえた教科指導の工夫について学びます。

基礎探究Ⅱ

自らが設定した課題やテーマをより明確化かつ具体化させ、卒業論文の仮設やリサーチクエスチョン(研究の問い)及び研究計画を設定します。

4年次生

【医療福祉教育《実践統合》期】
大学生活における学びや学校現場での実践経験を総合的に振り返り、理論と実践の往還を図りながら、医療福祉人として、そして、教師として求められる知識や技能の統合に取り組みます。
授業ユニバーサルデザイン

通常学級に在籍する様々な困難や教育的ニーズを持つ幼児児童生徒の理解に基づき、ニーズへの配慮や学級づくり、個別的な対応や指導と授業におけるユニバーサルデザインとの関係について検討・考察します。

障害特性アセスメント

発達障害の定義や様々なアセスメントの方法を理解し、発達障害のある児童・生徒への教育的支援の具体的な方法を身に付けます。

重複障害児教育総論

重複障害や発達障害を含む障害を伴う子どもたちの教育における教育内容や方法論、教育課程論について理解し、具体的な指導方法を学びます。

資格・免許

取得を目指す主な資格・免許
  • 小学校教諭一種免許状
  • 特別支援学校教諭一種免許状(視覚障害者・聴覚障害者・知的障害者・肢体不自由者・病弱者の教育に関する領域)

「資格・免許」の詳細はこちらをご覧ください。

目指せる職種
  • 小学校教員
  • 特別支援学校教員
  • 児童支援員
  • 教育系企業への就職