講師派遣

学外出張講座【一般市民対象】について

※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、当面の間、講師の派遣についてご希望に添えない可能性がございます。

岡山県内の皆様

川崎医療福祉大学では、生涯学習および大学開放事業の一環として、講師の出張講座を積極的に実施しています。本学講師が学内だけではなく、皆様方のご要望に応えて学外で活躍することも大事な役割と心得ております。

学外出張講座【一般市民対象】は、岡山県内の一般の団体等からのお申し込みを受けて、本学の講師が各地に赴いて講座を行うものです。講座一覧表の中から、皆様の企画にあった演題を選びお申し込みください。

出張講義【高校生対象】について

大学への進学を目指す県内・外の高校生のため、高等学校等からの講義依頼を受けて、模擬授業を行う「出張講義」も実施しております。

対象

地域貢献を目的としておりますため、岡山県内の一般の団体【公民館・生涯学習センター・図書館・博物館等の生涯学習機関、幼稚園・小学校・中学校・特別支援学校等の教育機関並びに保育園、その他公的な性格を持つ機関又は団体】のみを対象とさせていただきます。また本講座の趣旨から、営利につながる利用(必要経費以外の参加費の集金を行う等)、受講料を徴収する講演会への講師派遣はお受けしておりません。その他の団体や県外からのご依頼は直接講師にお願いいたします。

講座実施料

無料(講師の交通費のみご負担いただきます。)

お申し込み方法と講師派遣までの流れ

テーマを選択

「学外出張講座一覧【一般市民対象】」より希望講師、希望テーマを選択してください。

講演内容はこちら

お申し込み

「申込書」に必要事項をご記入のうえ、メールに添付もしくはFAX・郵送で開催予定日の2か月前までにお申し込みください。

★申込書は下記リンクから★
川崎医療福祉大学 事務部庶務課 学外出張講座【一般市民対象】担当
〒701-0193 岡山県倉敷市松島288
FAX086-464-1065

お問い合わせフォーム

本校から申請者に回答

本学地域連携委員から希望講師へ通知後、希望講師から出講の可否について申請者に回答いたします。(連絡には2週間程度お時間をいただきます)

公文書の送付

派遣が決定後、学長宛公文書を送付してください。

★公文書の参考例は下記リンクから★
最終確認

当日の詳細(準備等も含む)について講師と直接調整いただきます。

講義当日

ご留意ください

  • 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、申込みをお断りする可能性がございますので予めご了承ください。
  • 岡山県外からのご依頼、職能団体からのご依頼、受講料を徴収する講演会への講師派遣につきましては本講座の対象外となっておりますので、直接ご希望の教員にご連絡をお願いいたします。
  • 講師派遣を専門とする講師はおりません。講師のスケジュールによりお受けできないこともありますので、ご了承ください。また、授業や入試等、学内行事と派遣依頼が重なった場合は学内行事を優先させていただきます。
  • 実施日は原則として平日です。土日祝日のご依頼につきましては、講師と交渉くださいますようお願いいたします。
  • 講座実施料は無料ですが、講師の交通費、その他の経費(資料代、器材代、宿泊費など)はご負担いただきます。講師と打合せのうえ、これらの経費が必要な場合はご準備をお願いします。
  • 講師には年間の派遣上限回数がございます。毎年同一講師を選定することはお避けくださいますようお願いいたします(上限回数により他の団体に希望講師を派遣できないケースがございます)。
  • 翌年度分のお申し込みにつきましては、翌年4月1日(日曜・祝日を除く)からの受付となります。

お申し込み期限

実施予定日の2か月前

お申し込みいただいてから回答まで時間を要しますので、余裕をもってお申し込みください。

  • 翌年度分のお申し込みにつきましては、翌年4月1日(日曜・祝日を除く)からの受付となります。
  • 実施予定日の2か月前を過ぎた場合は、ご相談ください。

お申し込み・お問い合わせ先

ご不明な点がありましたら、お気軽にご連絡ください。

〒701-0193 岡山県倉敷市松島288
川崎医療福祉大学 事務部庶務課 学外出張講座【一般市民対象】担当
086-462-1111(内線54222) 086-464-1065

お問い合わせフォーム

メールでのお問い合わせは「お問い合わせフォーム」からご連絡ください。

D:医学・家庭医学

役職 氏名 講座可能な対象者・テーマ等
特任教授 升野 光雄

「身近な遺伝から遺伝医療へ―ヒトの遺伝の理解のために―」

遺伝子はヒトの体質の要因となり、病気の原因となることもあります。遺伝情報を医療に活かす遺伝医療が始まっています。遺伝学的検査で病気の原因を知ることで、予防や治療が可能となる病気も増えてきています。身近な遺伝から最新の遺伝医療についてお話しします。

教授 山内 泰子

「身近な遺伝から遺伝カウンセリングまで―ヒトの遺伝の理解のために―」

遺伝情報を用いた医療が始まっています。遺伝に関する相談窓口である「遺伝カウンセリング」についてもご紹介したいと思います。岡山の方々は、桃に多くの種類があることをご存じかと思います。ヒトにも個人差があります。

特任講師 田淵 泰子

「思春期のこころの病とは」

精神疾患「こころの病」は、五大疾患の1つに指定され、急増している国民病です。思春期に好発する「統合失調症」は、思春期に好発する二大疾患の1つです。統合失調症を中心に、誰もが罹患する可能性がある「こころの病」について、予防の知識や治療、援助希求等、メンタルヘルスリテラシーについてお話します。

教授 石田 実知子

「不安・不眠・うつ状態を改善するコツ」

体の疲れはすぐ実感できますが、心の疲れは実感しにくいのが難しい点です。何となく気分が落ち込んできてその状態をそのままにしておくと、うつ状態につながることもあるので早めの対応が必要です。改善のコツについてお話していきます。

教授 石田 実知子

「ストレスとメンタルヘルス」

ストレスについて知り、感情をコントロールし、充実した時間を過ごせるような技術をお伝えできたらと思います。

教授 中新 美保子

「子どもに起こりやすい事故の予防と手当て」

子どもの発達と事故の関係、手当てについて体験してみよう。

教授 中新 美保子

「子どもの病気と家庭での看護について」

お医者さんにかかる前に知っておこう!子どもの病気の特徴、観察、手当て、予防。

教授 中新 美保子

「家庭で起こる緊急時への対応」

家庭の中で家族が倒れたら、何か異物を飲み込んだら・・・第一発見者である家族の対応が今後に影響します。そんな時の対応や看護について、一緒に考えてみませんか。

教授 永井 庸央

「骨髄移植について」

骨髄移植とはどのようなものか、また患者さんはどのような生活をするのかお話します。

教授 守屋 文夫

「飲酒と心身」

日常生活と密接に関わっているアルコールが心身に与える影響を様々な角度から解説し、その理解を深めてもらいます。

教授 守屋 文夫

「喫煙が心身に及ぼす影響:知っておきたい新たな事実」

日本の喫煙率は、先進国の中では依然として高い状態です。喫煙の身体への悪影響はよく知られていますが、精神面への様々な影響についても理解を深めてもらいたいと思います。

准教授 伊藤 真理

「もしもの時に備えた人生会議」

アドバンスケアプランニング(人生会議)について、もし救急車で搬送されたら・・というテーマでお話しします。

講師 井上 清香

「子どもの身体を守るためには」

あれ?いつもと違う・・・これは何のサイン?を判断し、子どもの身体を守る対応方法についてお話をします。

講師 花山 昌浩

「病院受診のタイミング”家庭でできることと夜間救急でできること”」

突然の体調不良が起きた時、様子を見ていても良いのか病院受診をした方が良いのかという相談を受けます。現場での経験も踏まえて、救急看護師の立場からお話します。

講師 細川 京子

「手術を受ける患者さんの術前からの合併症予防について」

手術が決まったときに、自宅でどんな準備をしたらいいのでしょうか。術前看護として説明する内容についてお話します。

助教 阿部 加奈

「手術後の回復にむけた生活について」

手術を受けた後から自宅に帰るまではどのように過ごすことになるのかお伝えし、早期回復に向けた生活での準備についてお話します。

助教 内田 実花

「訪問看護の活用方法について」

訪問看護の利用方法、訪問看護の内容について事例を交えながらお話しします。

助教 佐藤 久恵

「妊娠期間を健やかに過ごすために」

助産師としての専門知識を活かし、妊婦さんが快適なマタニティライフが送れるよう日常生活のポイントについてお話しします。

助教 高尾 佳代

「こんなときどうする?正しい知識を身につけて子どもの病気に対する不安を解消しよう」

子どもの病気に対する正しい知識をお伝えし、突然の病気に慌てず対応する方法をお話しします。

教授 宇野 雅子

「頭頸部癌治療と嚥下障害」

頭頸部癌患者の嚥下障害についてお話しします。

教授 塩見 将志

「吃音の治癒に関連する因子について」

吃音の治癒に関連する因子について解説するとともに、吃音の治癒には早期発見と早期支援が重要であることについてお話しします。

准教授 池野 雅裕

「誤嚥性肺炎を予防するためにできること~いつまでもおいしい食事を続けるための秘訣!~」

さまざまな病気、加齢によって、飲み込みの障害がおこります。飲み込みのメカニズムや摂食嚥下障害に対する対応方法、予防方法、リハビリテーションについて概説します。

准教授 太田 信子

「し忘れをふせぐ」

加齢や脳の病気で「し忘れ」がおこりやすくなります。「し忘れ」の仕組みと「予防方法」についてお話しします。

教授 八田 徳高

「聴覚情報処理障害(APD)」

音は聞こえているけれど「ことば」として聞き取れない、「雑音の中では聞き間違いが増える」など、聴力は正常とされている方の中で、聞き取りの困難さを抱えている方がいます。聴覚情報処理とはどのようなものか実際に検査音の聞き取り等を体験しながら、きこえの困難さへの支援方法について考えていきたいと思います。

准教授 矢野 実郎

「誤嚥(ごえん)を予防する」

加齢とともに飲み込みの力は低下します。時には誤嚥性肺炎をきたすことがあります。飲み込みの力が低下する原因や、その予防法についてお話しします。

講師 川上 紀子

「きこえと補聴器について」

『音が聞こえる』ことと『ことばが聴こえる(わかる)』ことは大きく意味が異なります。この違いとはどのようなことなのか、聴覚の仕組みについて説明します。さらに、病気や加齢によって聴覚に障害が生じるとどのような問題が起こるのか、また、これらの問題への対応策についても説明します。

講師 三村 邦子

「構音の発達」

赤ちゃんの時には泣くだけですが、音域が広がって、やがてことばを覚え、話すようになります。日本語の発音は7歳までには、大人と同じようになります。こういった声と発音に関する発達についてお話しします。

助教 小浜 尚也

「日常・ビジネスで活かす表情分析」

非言語情報の中で最も多くの情報を伝えるものが表情であり、近年ビジネスやコミュニケーション場面で表情の重要性が注目されています。万国共通の7表情を含め、脳と表情の関係、日常・ビジネスで役立つ表情分析についてお話しします。

助教 原山 秋

「ことばの障害と仲間づくりのリハビリテーション」

脳卒中など様々な原因によって生じることばの障害についてお話しし、仲間づくりのリハビリについて紹介します。

助教 山﨑 志穂

「ことばを育てる環境づくり」

ことばが育つために必要な子ども自身の発達とその発達を促すための環境調整についてお話しします。

教授 岡 真由美

「子どもの見る機能とその異常」

私たちは、眼に映った像を脳で見ています。「見る」とは、視力だけでなく、眼の動き、立体視など多くの機能をさします。子どもの日常生活に影響する見る機能とは何か、その機能に異常があるとどのような影響が生じるかお話しします。

教授 三木 淳司

「眼疾患と脳疾患による視覚障害」

主な視覚障害には視力障害や視野障害があります。視覚障害は眼球の病気と思いがちですが、脳の病気により起こることもあります。

教授 山下 力

「視機能の発達について」

赤ちゃんは生まれてすぐから大人と同じようにはっきり見えているわけではありません。成長とともに視機能は発達してきます。視覚が発達期に視的環境の影響を受ける未熟な期間もあります。これらについて、できるだけ分かりやすく解説したいと思います。

教授 山下 力

「高齢者に多く見られる眼疾患」

高齢者に多く見られる眼疾患として、白内障、緑内障、加齢黄斑変性などがあります。原因や自覚症状も様々です。これらの疾患について、できるだけ分かりやすく解説したいと思います。

教授 山下 力

「眼と脳の関わり-視覚情報処理-」

眼で見た情報は網膜で信号に変換され、視神経を通して脳に送られます。脳がその信号を形や色として認識し、立体感のある映像が描き出されます。また、神経を経由して両眼の筋肉を刺激し眼球運動の制御をしています。これらについて、できるだけ分かりやすく解説したいと思います。

教授 山下 力

「ライフスタイルが眼に及ぼす影響」

ライフスタイルの中でも食生活や規則正しい生活はよく話題に上がります。長時間の情報通信機器の使用、屋外活動の減少、ストレス、睡眠時無呼吸症候群、高血圧や脂質異常などは眼に影響を及ぼします。これらについて、できるだけ分かりやすく解説したいと思います。

准教授 河本 けい

「色覚のバリエーションとカラ-ユニバーサルデザインのお話」 

色覚は視覚で情報を受容する上で大きな働きをします。しかし年齢を重ねること(加齢)や色覚異常の特性を持つことなどで、色の見え方が変わることがあります。このような場合でも、色により情報を伝えられるようにする対策の一つにカラ-ユニバーサルデザインがあります。ここでは、色覚のしくみからカラ-ユニバーサルデザインの背景、実施までをお話しします。

准教授 河本 けい

「ブルーライトのお話」

「ブルーライト」という言葉を聞かれた方は多くいらっしゃると思います。何かと有害なものと言われることもありますが、実際人体にどのような影響を及ぼすのでしょうか。眼科学、視覚科学の観点から考えていきます。

准教授 米田 剛

「視覚障害のリハビリテーション」

視覚による情報収集が中心である現代社会において、視機能の喪失は大きな障害になります。視機能を失うことはどういう事か。視覚障害者の方はどのようなリハビリテーションを行い社会復帰をされているのでしょうか。

講師 林 泰子

「見えにくいってどういうこと?」

「目が見えにくい」と思った時、それは何が原因なのでしょうか?見え方のメカニズムと見えにくさをつくる原因について、いくつかの例をあげながら解説します。

講師 藤原 篤之

「“見えにくい”それって本当にメガネのせい?」

メガネが急にあわなくなった。これは本当にメガネが原因なのでしょうか。見えにくくなる原因は様々で、まずは原因を知ることが大切と考えます。その原因についてわかりやすくお話しします。

講師 藤原 篤之

「"見えにくい" も いろいろ!」

一言にに見えにくいといっても、様々な見えにくさがあります。視覚障害の大きな特徴として、その不自由さが外見からは判断がつかないことです。様々な見にくいについて、体験を通じて感じて頂き、その原因とともに、分かりやすくお話しします。

講師 藤原 篤之

「これからも 目 と仲良く!」

日本眼科啓発会議では「アイフレイル」という言葉を提唱しました。「フレイル」は加齢に伴い心身機能が低下する状態を指します。アイフレイルは加齢による目の機能低下を意味します。これからも快適な見え方を維持していくための対策をお話しします。

助教 荒木 俊介

「眼疾患を早期発見!視機能のセルフチェック」

見え方の質は視力検査だけでは評価できません。普段の生活では気づきにくい視野の欠けや視界の歪みなど、見え方の変化をご自身でチェックする方法を紹介します。一緒に目の健康を振り返りましょう。

助教 田邊 聖

「子どもの眼の発達と病気」

乳幼児の眼は大人と同じような視覚機能をまだ持っていませんが、眼から入った適切な視覚情報が脳に伝わるとことによって少しずつ発達していきます。視覚機能の発達を邪魔する原因とは何か?発達が邪魔された病気とは何か?治療法は何か?など具体的にお話しします。

助教 藤田 美佳

「“視る”をサポートする視能訓練士」

眼の健康を守るサポートをしている視能訓練士の仕事内容や役割についてお話します。

助教 藤田 美佳

「見えるしくみと異常」

見えるとは、視覚伝導路(視路)が関係しています。視路の解剖・機能についてお話し、その機能に異常があるとどのような症状を生じるのか説明します。

教授 北中 明

「貧血について」

健康診断、病院での検査などで血液検査を受ける機会が増えています。本講義では、しばしばみられる血液検査の異常である貧血について、その原因から治療までをおおまかに解説します。

教授 清蔭 恵美

「感覚は不思議だ」

日常生活で当たり前すぎて意識しない感覚について神経解剖学の立場からお話しします。

教授 陶山 洋二

「からだを守る免疫のしくみ」

ヒトは免疫というシステムが働かなければ生きていけません。免疫を担当する細胞は敵を見つけるとすぐさま攻撃を開始します。ではどのようにして敵を見つけ敵と判断するのでしょう。免疫のしくみについてお話しします。

教授 近末 久美子

「細菌、真菌、ウイルスってどう違うの?どんな感染症が起こるの?」

細菌や真菌(カビ)、ウイルス、寄生虫などの違いや特徴などを簡単にお話しします。また、細菌であれば腸管出血性大腸菌感染症やレジオネラ菌感染症、ウイルスであればインフルエンザ、ノロウイルスによる胃腸炎、寄生虫であればアニサキス症など話題の感染症についてお話しします。

特任教授 通山 薫

「臨床検査は健康の番人」

病院や診療所へ行くと、「じゃあ検査しましょう」とよく言われませんか? また検査ばかりとうんざりすることもあるのでは? なぜそんなに検査が大事なのでしょう? 検査を専門にする立場からお話しします。

特任教授 通山 薫

「血液は体の調子を映す鏡---貧血について」

貧血は最もよくある病気のひとつですが、気にしなくてもいい場合からきちんと治療すべき疾患まで実にさまざまです。血液検査の大切さをお伝えしたいと思います。

准教授 有安 早苗

「子宮頸がんから若い女性の命を守るワクチンと検診」

永らく中断していた子宮頸がん予防のためのHPVワクチン接種推奨が、昨年末の厚生科学審議会にて積極的推奨を再開することが決定されました。子宮頸がん予防に重要なHPVワクチン接種(一次予防)と子宮頸がん検診(二次予防)を中心に子宮頸がんから命を守る方策をお話しします。

准教授 上野 浩司

「てんかんと脳波検査」

てんかんは乳幼児から高齢者まで発病する可能性のある病気です。日本全体で60~100万人の患者数であり、身近な病気です。てんかんの種類、発作の仕組み、現在の治療方法、検査方法などについて知っておくことは大切です。わかりやすくお話しします。

特任准教授 河口 豊

「微生物を知ろう ― 大腸菌と薬剤耐性菌 ― 」

大腸菌は大腸のなかで共生している細菌としてよく知られていますが、特定の菌株が下痢を引き起こすほか、尿路など通常存在しないところに侵入した場合はすべての菌株が感染症を引き起こす可能性があります。近年、これら大腸菌において抗菌薬が効きにくいタイプが増えていまが、その現状と臨床検査の関わりについてお話します。

准教授 竹内 雅貴

「ニュース解説:ここまで来た!遺伝子改変」

ゲノム編集技術から遺伝子組換え作物まで、遺伝子のいじり方について最新の知見を解説します。〔対象:一般市民、医療従事者、小学生、中学生、高校生など〕

准教授 竹内 雅貴

「ニュース解説:ここまで来た!再生医療」

iPS細胞の原理・応用から倫理的な側面の問題まで、再生医療について最新の知見を解説します。〔対象:一般市民、医療従事者、小学生、中学生、高校生など〕

講師 岡本 佑子

「心臓病について」

ニュースでよく聞く心臓に関連する病気についてわかりやすくお話しします。普段から気を付けたらいいことなどについても知ってもらえたらと思います。

講師 黒住 菜美

「尿検査で何を調べているのか」

病院を受診するとまず受けることが多い尿検査。何をどうやって調べているのか、そこから何がわかるのか、検査の受け方から結果の解釈の仕方までをお話しします。

講師 中原 貴子

「甘いだけじゃない!!糖の秘密」

糖は「甘い」だけではなく、体の中でエネルギーを生み出したりその他の栄養分を作る素となったりと多くの役割があります。 様々な糖の秘密について分かりやすく説明します。

講師 中原 貴子

「健診結果の見方・考え方」

健康診断は、糖尿病や生活習慣病をはじめとするさまざまな病気の早期発見につながるだけでなく、病気予防を目的として毎年行う必要があります。 健診検査をなぜ行うのか?何が分かるのか?どこで実施しても同じ結果なのか?など、分かりやすくお話しします。

講師 田中 慎一

「がんを見つける検査法」

がんは早期に発見することが重要とされています。がんを見つける・診断する・治療する。これらの工程について分かりやすくお話しします。

助教 髙橋 陽平

「血液の行方 ~病院で採血された私の血液はどうなったの?~」

「じゃあ血液検査をしましょうか」病院で先生からよく言われる一言です。その後採血室に行き、ブスリと針を刺され採血されます。どこかへ採血された検体が運ばれていき、1時間経つと検査結果が出揃っています。いったいこの間に何が行われているのでしょう?普段知ることのできない血液検査の裏側をお話ししたいと思います。

教授 荒尾 信一

「X線の医学利用」

X線の発見が医学にもたらした功績を紹介します。また、医学に利用されるX線発生の仕組みとその性質について解説します。

教授 小野 敦

「MRI検査で何がわかる? CT検査じゃダメなの?」

MRIは、強い磁場とFMラジオと同じ周波数の電磁波だけを使って人体を画像化しています。CT検査との違いや発見できる疾患など、MRI検査を受ける際にも役立つ知識をわかりやすくお話します。

特任教授 平塚 純一

「切らずに治す放射線治療の現状」

従来の高エネルギ-X線や粒子線で治療を行う場合は、正常細胞を含む広い範囲に照射しなければならず、がん細胞の間に存在する正常細胞も傷つき、それが副作用につながってきた。その欠点を打ち破る治療法として正常細胞とがん細胞を区別し、がん細胞を選択的に死滅させる「ホウ素中性子捕捉療法」の現状についてお話しします。

特任教授 三村 浩朗

「放射性医薬品で人体臓器機能を可視化する」

人体は、多くの臓器が生命維持に必要な機能を自立あるいは分業し、そして強調と制御で恒常性を保っています。 講座では、各臓器の機能を可視化するために体内に分布する放射性医薬品を経時的に検出画像化する核医学について紹介します。

准教授 天野 貴司

「X線による人体内部の画像化技術」

X線を用いた人体内部の画像化技術がどのように進歩したのか、その歴史的な変遷について解説します。

准教授 五反田 龍宏

「診療放射線技師の業務と使命感」

診療放射線技師の業務は,医療の発展とともに進歩していきました.視点を医療という大きな枠組みで考えたとき,診療放射線技師がどのような業務と使命感を持って役割を果たしているのかを解説します。

准教授 竹井 泰孝

「放射線に被ばくしたらがんになるの?」

私たちは太古の昔から放射線と共存する生活を送っています。放射線には私たちの暮らしを便利にしたり、病気を見つけたり、治したりするなどの便利な特徴がある反面、不必要に放射線に当たると怪我をしたり、がんの原因となることもあります。そこで放射線の人体に対する影響を正しく知り、放射線を正しく怖がるための考え方を共に学びましょう。

准教授 成廣 直正

「進歩する放射線治療技術」

がんの3大治療法のひとつに放射線治療がありますが、なぜ放射線でがんが治るのでしょうか?その仕組みと近年の新しい機器や技術によって進歩している放射線治療技術について解説します。

講師 五反田 留見

「妊婦と子供のX線検査は本当に危ないの?」

妊娠した女性がなぜX線検査を受けられないのか、子どものX線検査がなぜ簡単に行われないのかをわかりやすく解説します。

講師 舛田 隆則

「CT検査でわかる事」

CT装置は、X線を使用して人体を撮影し、そのデータをコンピュータで画像解析を行い、人体の輪切りの画像を出す検査装置です。最新のCT検査で診断できることをわかりやすく解説します。

講師 今泉 大将

「がんと放射線治療」

「がんとは?」「放射線治療とは?」の2つのテーマで解説します。がんの本質や放射線治療の原理から最新情報までお伝えします。

助教 宮田 潤也

「医学物理 ~放射線治療分野にて~」

放射線治療分野における医学物理について解説します。放射線を用いた治療がどのように適切に実施できるようにしているのかをお伝えします。

教授 望月 精一

「体内で生成する窒素酸化物のお話」

NO(一酸化窒素)というと公害の原因物質というイメージが強いですが、実は体内でも生成しています。生体内のNO(一酸化窒素)は、体にとってなくてはならない物質で、血管を拡張させるなどいろいろな役割をしています。そうした発見に対して1998年にノーベル賞が授与されています。ここでは、NO(一酸化窒素)の発見エピソードなども含めて解説し、活性酸素との関連も含めて、最近の研究についても簡単に触れたいと思います。

教授 山本 健一郎

「中空糸膜を用いた人工臓器」

一見、何の変哲もない直径0.2 mmの細い糸ですが、その中心部はマカロニのように空洞となっています。これが中空糸膜です。人工腎臓や人工肺では、この中空糸膜を用いてダメージを受けた臓器に代わり、血液中の老廃物を除去したり、ガス交換を行います。これらの人工臓器の仕組みや医学と工学の連携により進められてきた開発の歴史について紹介します。

准教授 小川 武人

「人を測る ~医療と化学計測技術~」

医療では、血圧や脈拍といった身近なものから血液の中の化学物質まで、多くのものを測り、その情報を診断・治療に役立てています。医療で使われる計測技術について、とくに化学の視点から紹介します。

准教授 小野 淳一

「生命維持管理装置を操るスペシャリスト:臨床工学技士」

一時的に生体の臓器機能を代行する生命維持管理装置である人工透析、人工呼吸器、人工心肺などを通して、これらの装置を操作、保守管理する臨床工学技士という職種について実際の医療現場での映像をふまえ、具体的にお話しします。

准教授 立花 博之

「生命維持管理装置って?」

名前は聞いた事がある人工呼吸器、しかし実際どんなモノだろう?人工呼吸器をはじめ、人工心肺など生命維持管理装置を紹介します。病院で使われる医療機器を少しでも知ってみましょう。

准教授 谷野 雅昭

「感染と消毒」

風邪も含め、感染症に一度もかかったことのない人はいないはずです。細菌やウイルスによる感染とその対策となる消毒についてを分かりやすくお話しします。

講師 安藤 誠

医療機器ってなんだろう? ~病院で使われる医療機器と保守管理の実際~

医療とともに日進月歩で進化する医療機器。実際の医療現場で用いられている医療機器を幅広く紹介するとともに、病院で行われている医療機器の保守管理の実際まで、医療機器についてわかりやすく解説します。

准教授 福原 真一

「透析の仕組みについて」

現在、透析は我が国で4000を越える施設で実施され、その患者数は約30万人となっており、国民の400人に1人が透析患者になっています。透析の仕組みについて、その原理や周辺機器等を臨床工学技士の視点から分かりやすくご紹介します。

助教 鳥越 貴之

医療分野でのVR活用方法

VRは、実際にその場にいるかのような臨場感を体験できる技術で、娯楽に限らず様々な分野で利用され、高い教育効果や効率が期待されています。ここではVRの歴史と、特に医療分野でどのように活用されているかをご紹介します。

教授 村上 圭史

「口腔と健康」

私達の口の中にはたくさんの細菌が棲んでいます。その細菌達が原因となって、虫歯や歯周病などの病気が起こります。 誤嚥性肺炎や糖尿病など、口腔以外の様々な場所での病気とも関わりが深いことが分かってきました。 食べ物との関係も含め、口の中の細菌と健康についてお話しします。

特任教授 阿南 誠

「患者さんの命を守るカルテ」

医療の世界に限らずカルテをいう言葉を耳にすることが多いと思いますが、そもそもカルテとは何なんでしょう?どういう役目があるのでしょうか?患者さんの命や健康に大きな役割を果たしているカルテ。カルテとはなんだろうか?参加者の方と考えてみたいと思います。

教授 佐藤 修平

「画像でみるヒトの体の中」

コンピュータ技術の発達に伴って、現代の医療ではCT、MRI、PETなど様々な画像診断が行われ、メスを使わなくても病気の診断ができるようになってきています。これらの技術がどのようにして開発されてきたのか、そしてそれを使えばどのように体の中を観察することができるかを紹介します。

講師 三田 岳彦

「これからの高齢化社会に必要な新しい健康観とは」

世界保健機関(WHO)は、健康を「精神的・身体的・社会的に完全に幸福な状態であり、単に病気や虚弱がないということではない」と定義しています。本講座では、この考え方に基づく人間の理解の方法やあらゆる生活場面での活用法を紹介します。また、障害者福祉や緩和ケアからの知見を参考に、障害とはなにか、加齢と病気の違いについても医療情報学の視点から考察してみたいと思います。 

特任教授 山本 智子

「わが国の医療提供体制のしくみ」

わが国では、いつでも、だれもが、どこででも、たやすく、もっともよい医療を受けられるように医療提供体制が整えられてきました。そして、現在では、少子高齢社会、新興感染症発生時にも対応できる体制整備が進められています。そこで、これらのしくみについて学んで、わが国の医療への理解を深めませんか。

准教授 黒木 由美

「マイナ保険証から分かること、受けることができる保険給付」

昭和36年に国民皆保険制度が達成され、私たちは皆いずれかの医療保険に加入しています。この医療保険について、受診 の際必要とされる理由やマイナンバーカードとの関係、そして加入者のための様々な給付、さらに受診後に受け取る明細書の内容等、医療費のしくみと併せてお話しします。

准教授 田村 久美

「医療を提供する人・受ける人、すべて医療消費者」

誰しも医療が安全に行われることを求めています。そのためには、医療サービス提供者と受療者が共に医療参加できる状態をつくらなければなりません。本講座では、医療サービスを受療する消費者、いわゆる医療消費者の概念を解説しながら、主に受療者視点の権利と責任の具体的な行動について説明します。

講師 亀井 純子

「「病名」について深く知ろう 」

みなさん、「病名」って意識されていますか?実は、「病名」はとっても奥が深いのです。医療機関では、医師が患者を診察し、診断した病名(=診断名、傷病名)を診療録(カルテ)に記載します。「病名」はどのようにカルテに記載され、その先はどう利用されていくのでしょうか?普段あまり意識しない「病名」について詳しくお話しし、私たちが「病名」とどう向き合っていけばよいのかについても、一緒に考えてみたいと思います。

教授 横田 ヒロミツ

「メタバースに入ってみよう! 触れてみよう 3D !」

言葉はよく聞くけれど、まだ身近には感じられないメタバース。それは知るだけですぐに入れるウェブ上の仮装空間です。どう活用するかはアイデア次第。無料の3Dコンピューターグラフィックスソフトを使えば、さらにメタバースを楽しめます。3D技術によって体の中も立体視できる時代。テクノロジーは、早すぎず遅すぎないタイミングで知ることが大切です。メタバースは今が旬 !

教授 福島 康弘

「記憶と学習の脳内メカニズム」

人が記憶や学習をするときの脳の変化を神経科学と関連する簡単な数学モデルを使って説明します。

教授 園田 祐治

「身体の中の個性:心臓と血管」

人の顔がそれぞれ違うように、内臓の形にも個性があるのをご存知でしょうか?本講座では、心臓・血管の構造・走行が、人によって違いがあることを紹介します。