過去の公開講座

2025年度 年間テーマ地域共生-これからの医療福祉-

第1回 公開講座

「話題の“生成AI”ってなに?~やさしくわかる!生成AIとのつきあい方~」講演者からのメッセージ

冒頭で「私には関係ない」と思われていた方も、スマートフォンの予測変換やYouTubeの字幕の例などで、実はすでに皆さんの生活に溶け込んでいることを実感していただけたでしょうか。

生成AIは、まさに「毎日の暮らしをちょっと便利に、ちょっと楽しくしてくれる新しい仲間」です。文書作成をはじめ、地域活動のアイデアなど、24時間気軽に相談できるパートナーです。

生成AIは今年度のテーマである「地域共生」の視点からみると、多様な人々や事柄などを橋渡ししてくれる可能性に満ちています。多世代が楽しめるイベント企画、見守り活動のアイデアなど、地域の絆を深めるお手伝いをしてくれることでしょう。皆さんの豊かな経験と知恵に、生成AIの幅広い知識が加わることで、新たな素晴らしいアイデアが生まれるはずです。

ただし、便利な道具だからこそ、安全に使うことが大切です。個人情報は入力しない、重要な判断は専門家に相談する、情報の正確性を確認するという3つの原則をしっかりと守って、家族や友人たちと一緒に楽しく利用してください。

今回の講座では、参加いただいた皆さんの「使ってみよう」という熱意をひしひしと感じました。この積極的な姿勢が、地域に新しい技術を根付かせる原動力にもなります。年齢は関係ありません。「私にはちょっと難しいかな」と思わず、まずは気軽に試してみてください。周りと教え合い、支え合いながら地域みんなで受け入れていく。これも地域共生のひとつの姿だと思います。

生成AIという新しいパートナーを迎えて、皆さんの毎日がより豊かで楽しいものになることを心から願っています。今日から始める小さな一歩が、きっと大きな変化をもたらしてくれることでしょう。

医療データサイエンス学科 講師 谷川智宏

講座名 話題の“生成AI”ってなに?~やさしくわかる!生成AIとのつきあい方~

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内容

「AI は特別な人のもの」と思っていませんか?今では、誰でも手軽に使えて、暮らしや地域にも役立つ時代です。この講座では、手紙の文章を考えたり、旅行の計画を立てたり、晩ごはんの献立を考えたりできる“生成AI”のしくみや使い方を、初心者の方にもわかりやすく紹介します。具体的な活用例を通じて、毎日の生活にどのように取り入れられるかを、地域共生の視点もふまえて考えてみましょう。

日時 6月7日(土)10:00~12:00
講師 医療データサイエンス学科 講師 谷川 智宏
会場 川崎医療福祉大学 講義棟3601教室
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第2回 公開講座

講座名 第2回!かわさきいりょうふくシゴト大学
内容

医療福祉のシゴトって、お医者さんと看護師さんだけだと思っていませんか? 実は、みなさんが知らないたくさんの魅力的なシゴトがあるんです。大学にきて、いろいろなシゴトを体験してみませんか?すてきな将来の夢が見つかるかも...!

日時 8月18日(月)13:00~15:30(12:30 受付開始)
会場 川崎医療福祉大学 2階インフォメーションホール

第3回 公開講座

「もしかして認知症?今、知っておきたい認知症のサイン」講演者からのメッセージ

認知症は、誰にとっても他人事ではありません。そのため誰もが安心して暮らし続けられる社会をつくるには、私たち一人ひとりが認知症を正しく理解し、理解を深めていくことが大切です。今回のテーマである軽度認知症は、「もの忘れが増える(記憶障害)」「やる気が出ない(意欲低下)」などがサインとして表れます。そしてこうしたサインは、買い物や金銭管理、バスや電車の利用といった、社会生活を支える日常生活の困りごとにつながります。作業療法や言語聴覚療法などのリハビリテーションでは、早い段階から日常生活の困りごとに気づき、ご本人ができることを大切にしながら、環境調整や活動の工夫で生活を支えていくことを大事にしています。軽度認知症の特徴を理解し、自立を尊重しながら早期の支援につなげることは、生活の質を守るうえでとても有効です。本日の内容が、みなさまの身近にいる認知症の人にあたたかく寄り添い、支援を考えるきっかけになれば幸いです。

作業療法学科 講師 徳地 亮


今回、3例の事例を通して、軽度認知症かもしれない方とその家族の立場から、今知っておきたい困りごとの解決方法を参加者の皆さんと一緒に考えていく内容としました。認知症のサイン、つまりその「兆し」は、普段の日常生活の中に隠れていることが多く、見逃されやすいものです。そのため、困りごとの解決方法と対処法のキーワードとして、「よりよい方法」を見つけること、そして「優先順位」をつけていくことが大切であることをお伝えしました。具体的な解決方法や対処法としては、医療機関の受診を行うこと、デイサービスを利用すること、地域の交流会に参加すること、配食サービスを利用することなどさまざまなものがありますが、最終的には、当事者の方の性格や趣味、嗜好、元々の生活状況などから、総合的に判断していくことが大切です。講演後には、参加者のみなさんからさまざまな質問を頂戴し、認知症に関する関心の高さを知ることもできました。

言語聴覚療法学科 教授 時田 春樹

講座名 もしかして認知症?今、知っておきたい認知症のサイン
講師

軽度認知症のサインと日常生活での困りごと

作業療法学科 講師 徳地 亮

認知症になると、日々の暮らしの中にどのような変化があるのでしょうか。認知症のなり始めに見られやすい症状や買い物・料理など日常生活で生じる困りごとについてわかりやすくお話しします。

Aさんの1日-困りごとの解決策と対処法-

言語聴覚療法学科 教授 時田 春樹

軽度認知症かもしれない方とその家族の立場から、今知っておきたい困りごとの解決方法を一緒に考えてみませんか。

日時 11月29日(土)10:00~12:00
会場 川﨑祐宣記念講堂(川崎医療福祉大学内)
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市民公開講座

「地域ぐるみで子育て・孫育て応援講座~安心できる子育てを一緒に考えましょう~」講演者からのメッセージ

「産後うつと予防のためにできること」

今回の講演では、産後うつとその予防のために夫婦でできること、さらに周囲の方々が取り組めることについてお話ししました。産後うつは女性だけのものではなく、男性も発症することがあります。そのため、産後の育児では妻だけでなく夫婦双方が共倒れにならないようにサポートをしていくことが大切です。

産後うつと孤立は密接な関係があると言われています。孤立を防ぐためには、地域の皆さまのお力が欠かせません。ぜひ温かい目で見守り、声かけをしていただければ幸いです。

さらに、これから子育てを予定されている方は、出産・育児に対する不安を多く抱えていらっしゃることでしょう。その不安を抱え込まず、ぜひ話しやすい方にお伝えください。保健師といった看護専門職もお力になれると思います。

今回ご紹介したお話が子育て支援の一助になれば幸いです。この度はご参加いただきありがとうございました。

保健看護学科 助教 樋上泰己


「子育て・孫育て 1人で頑張らない マイ支援チームの作り方」

近年、核家族化や共働き世帯の増加により、子育ての環境が変化しています。今回の講演では、家庭を中心に子育て支援サービスや周囲の人々を頼りながら、多様なつながりを通じて子育てをする「マイ支援チーム」についてお話させていただきました。

マイ支援チームを築くことで、精神的な安定、子育て情報の収集、具体的な物理的サポート、そして保護者自身の自己肯定感の向上といったメリットが得られます。チームのメンバーには、家族や友人といった身近な存在から、医療機関、教育機関、行政などの専門家や専門機関も含まれます。

チームを効果的に機能させるには、誰にどのようなサポートを求めるのか具体的な役割分担を明確にし、連絡ノートやチャットツールなどを活用した定期的な情報共有が重要になります。コミュニケーションを密に取り、良好な人間関係を築くことで、親子ともに心豊かな子育てを実現できます。

まずは「今困っていること」をリストアップし、協力してもらえる人を探すことから始めてみましょう。また、祖父母が孫育てに協力したい場合は、「協力できること」を具体的に提案してみるのも良い方法でしょう。

子育てを一人で抱え込まず、周囲の人と子どもの成長を楽しむネットワークを作っていきましょう。

医療福祉学科 講師 小川知晶


「子どものこころを支える視点と関わり方~アタッチメントと PCIT(親子相互交流療法)を中心に~」

キャキャキャの笑い声、ビームが出そうな真剣なまなざし、涙がつたうまぁるい頬、どれをとってもかわいらしい子どもたち、大人みんなで大事にできたらと願います。

本講座では、公認心理師・臨床心理士の立場から、子どもの心の発達を支えるアタッチメントと、子どもとの関係をより強くする関わり方についてお話しました。子どもは大人との関係性の中で安心感を得ることで、のびのびすくすく育ちます。子どもが「安心」を感じられる関わり方とは? 親子相互交流療法(PCIT)にそのヒントがあります。PCITは、ライブコーチングという手法で、大人と子どもとの関係性にアプローチする心理療法です。PCITで特に大切にしているのが「具体的賞賛(具体的にほめる)」のスキルです。大人が子どものよいところをいっぱい見つけ、それを具体的に子どもにいっぱい伝えることで、子どもの心は健やかに育ち、大人と子どもとの関係は強くなっていきます。子どもとの関わりで大切なことを地域の皆様と再確認できたこのたびの機会をありがたく思います。

臨床心理学専攻では、PCIT認定セラピストの養成を行っています。ご関心がおありの方、ぜひ一緒に学べたら嬉しく思います。

臨床心理学科 准教授 門田昌子

講座名 地域ぐるみで子育て・孫育て応援講座~安心できる子育てを一緒に考えましょう~
講師 講演1

産後うつと予防のためにできること

保健看護学科 助教 樋上 泰己

産後のメンタルヘルスの課題として産後うつをテーマに、産婦のみならず夫の産後のメンタルヘルスの動向や課題についても取り上げます。また、産後うつを予防するために夫婦でできること、周囲の家族・支援者ができることをお伝えします。

講演2

子育て・孫育て1人で頑張らない!“マイ支援チーム”の作り方

医療福祉学科 講師 小川 知晶

講師の“マイ支援チーム”づくりの体験から、「欲しい支えは自分でつくる」という前向きになるヒントをお届けします。人とのつながりを築くことで、子どもに“かっこいい背中”を見せることができる。そんな視点の転換と行動力を一緒に考えます。

講演3

子どものこころを支える視点と関わり方~アタッチメントとPCIT(親子相互交流療法)を中心に~

臨床心理学科 准教授 門田 昌子

子どもの安心感をはぐくみ、子どもと養育者との関係性をより強くするための基本的な考え方と実践方法を解説します。子・孫育て中の方、子ども支援に携わっている方、子ども支援に関心がある高校生以上の皆さん、お待ちしています!

日時 1月17日(土)10:00~12:00(9:30開場)

2024年度 年間テーマ地域共生

第1回 公開講座

「大人の発達障害」 講演者からのメッセージ

今回、講義の中で強調したかったことは、発達障害について多くの人に理解してもらいたい、という気持ちはもちろんですが、それ以上に、そもそも「障害」について正しく理解してもらいたい、という思いでした。これは、障害について学ぶ学生たちにいつも伝えていることです。日本において「障害」は、しばしば悪いことやいけないこと、大変なことというようなマイナスな偏見や先入観にとらわれやすい言葉ですが、それはすべて障害を正しく知らないことから生じる誤解であり、障害はそんなことを表した言葉ではありません。講義の中では、障害は「つまずき」であり、単に「違い」を表す言葉に過ぎないことを強調しました。「大人の発達障害」を切り口にして、障害についてもっと前向きに考えることができないか、今回の講義では、そうしたメッセージを込めたつもりです。障害を持つ人たちの多様性を認めた上で、共生社会を実現するためには、支援と理解が当然必要です。しかもその支援は「個々に合わせた特別な支援」であるはずで、それを提供できる社会に向けて、どんなことができるのか、考える機会を提供できたのであれば意義深いと思います。

今回、非常に多くの地域の方たちに、一緒に考えてもらえる機会を提供できたことは自分としてもとても有意義な経験でした。大学からの地域への発信の一助になれたことは、自分自身の大きな手応えにもなりました。どうもありがとうございました。

医療福祉学科 准教授 諏訪利明

講座名

大人の発達障害

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内容

大人になってから自分が「発達障害である」と気づく人たちがいます。自分のお子さんが発達障害と診断されたことをきっかけに、自分も発達障害だったと診断を受ける人などさまざまなケースがあります。それまでの自分の生きづらさが「発達障害」であったことに気づく安心感はあるものの、新しい自分とどう付き合うか、彼らには特別な支援が必要な場合もあるように思います。大人の発達障害の現状を、新しい時代の発達障害や支援の考え方とともにお伝えしたいと思います。

日時 5月25日(土)10:00~12:00
コーディネーター 医療福祉学科 講師 直島 克樹
講師 医療福祉学科 准教授 諏訪 利明
会場 川崎医療福祉大学 講義棟4601教室
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第2回 公開講座

講座名 本日開学!かわさきいりょうふくシゴト大学
内容

医療福祉のシゴトって、お医者さんと看護師さんだけだと思っていませんか? 実は、みなさんが知らないたくさんの魅力的なシゴトがあるんです。大学にきて、いろんなシゴトを体験してみませんか?すてきな将来の夢が見つかるかも...!

講座後には修了証書をお渡しします。夏休みの宿題や自由課題にもピッタリです。

  • 体験を含むため、当日は動きやすい服装でお越しください。
日時 8月19日(月)13:00~15:30(12:30 受付開始)
コーディネーター 作業療法学科 教授 黒住 千春
臨床工学科 教授 逸見 知弘
会場 川崎医療福祉大学 2階インフォメーションホール
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第3回 公開講座

「高齢化社会を自分らしく生き抜くために-認知症の予防と早期発見-」講演者からのメッセージ

「認知症の早期発見と予防法」

認知症は超高齢社会に生きる誰にとっても避けられない課題です。これまで認知症は予防も改善もできないというこれまでの常識が、医学の進歩によって少しずつ変わりつつあります。認知症への取組は関心が高く、連日ニュースやTV番組で取り上げられています。今回、お話をさせていただくにあたり、まずテーマの「自分らしく生き抜くこと」とは何かについて考えました。それは住み慣れた場所でなじみのある大切な方々とこれまでの生活を続けることではないでしょうか。心と身体を健康に保ち、できれば認知機能の低下を少なくすることが大切であると思います。

早期の認知症や軽度認知障害の発見について、脳の中のわずかな変化は症状だけではわからないこともあり、難しい問題です。気になることがありましたら、認知症疾患医療センターにご相談ください。早めの対策が安心につながります。

さらに予防としてご紹介したコグニサイズを実践いただきたいと思います。日頃の散歩や体操に認知課題を組み合わせるだけで行えます。間違えるくらいの少し難しい課題が効果的です。継続は力なり、仲間と一緒に支えあい、励まし、笑いあって続けていただきたいと思います。

今回の発表を担当させていただき、超高齢社会を生き抜くには、運動、栄養、認知活動などを人任せにしない、主体的な取組が求められることも実感しました。

今回ご参加いただいたみなさまの取組からは、認知症に向かう力強さが伝わってきました。一人では難しいことも力を合わせると大きな成果につながります。これが地域共生、一緒に認知症対策を続けていきましょう。

言語聴覚療法学科 准教授 太田信子


「身体機能の評価やトレーニング方法」

今回の講演では、身体的および社会的フレイルに関して理学療法士の視点から説明させていただきました。「健康」には病気の存在の有無ではなく、地域社会で生活するための身体および精神機能が維持できているかが重要です。一方で、フレイルの原因には、老化だけでなく病気や入院、環境の変化が大きく関わります。このようにフレイル予防には、環境の変化に対する対策と病気や入院をした後の回復(リハビリテーション)が必要不可欠となります。その中でも、「フレイルドミノ」という言葉があるように、フレイルの始まりには社会的フレイル(社会的孤独)が関連し、その後に種々の機能障害が生じていることが示されています。友人と出かけることや地域のコミュニティに参加するなどの外出機会を作ることが一つのフレイル予防への対策となります。講演の後半では、身体的なフレイルの簡単な評価方法やトレーニング方法を説明しました。日常的に行うペットボトルの開封や横断歩道などでも自分自身の身体的機能の変化に気づくことができます。今回紹介した身体機能評価が自分自身の身体機能を見つめ直す一つの機会となり、今後の運動意欲の向上などにつながれば幸いです。

今回は、多くの地域の方々にこのような講演をさせていただくことができ、加えて理学療法学科の学生もサポーターとして参加させていただき非常な有意義な経験となりました。私自身もこれまでの臨床の経験を活かし、今後も大学から地域の方々への発信や啓発活動を行っていきたいと思います。この度は誠にありがとうございました。

理学療法学科 助教 佐藤宏樹


「美味しく食べてフレイル予防」

今日のお話はいかがでしたか。日ごろの食事を少し顧みる時間にしていただけると嬉しいです。フレイル予防は、食事がとても大切です。少し工夫をするだけで、防ぐことができます。まずは、今の自分の状態を知る、身長や体重を測定し“BMI”を計算してみてください。目標とするBMIなのか、低栄養や肥満の状態なのか、目標とするBMIの範囲であれば、現状を維持してください。低栄養や肥満の場合は、まず栄養バランスの良い食事を考えてください。認知症を予防するうえでも食べることを考えることは良いとされています。その時に、日本型食生活である“一汁三菜”を思い出して実行してください。これがバランスの取れた食事の良い例です。その中でも、特にこれから不足する栄養素、主菜に用いられるたんぱく質を摂ることを積極的に行ってください。体のたんぱく質は、毎日ターンオーバーを繰り返すため、新しいものの補給が必要です。体を動かす筋肉のためにもたんぱく質は、必要です。朝、昼、夕の3食必ず片手1つ分程度のたんぱく質食品(肉、魚、卵、大豆製品、牛乳、乳製品)を摂りましょう。レシピの他、簡単に食べられる工夫、たんぱく質が豊富に含まれるお菓子をご紹介しました。それらを適宜取り入れて無理なく摂取しましょう。そして、食事は、楽しむことがとても大切です。孤食と低栄養が認知機能に影響がある、との報告もあります。たまには大人数で、お話をしながら食事をする機会を設けてみましょう。

食べる楽しみをいつまでも、そして、いつまでもお元気に。

追記:たんぱく質摂取をお勧めしましたが、腎臓に疾患のある方、病院で栄養指導を受けられている方は、主治医の指示に従ってください。

臨床栄養学科 講師 河邉聡子

講座名

高齢化社会を自分らしく生き抜くために-認知症の予防と早期発見-

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講師

認知症の早期発見と予防法

言語聴覚療法学科 准教授 太田 信子

高齢化社会の中で認知症の予防や早期発見にますます注目が集まっています。参加者の皆さんに活動状況をチェックしていただき、個々に応じた認知症予防の運動や活動をご紹介します。

身体機能の評価やトレーニング方法

理学療法学科 助教 佐藤 宏樹

自宅でも可能な身体機能の評価やトレーニング方法をお伝えします。実際に参加者の皆さんと一緒に体を動かしながら体験していただきます。

美味しく食べてフレイル予防

臨床栄養学科 講師 河邉 聡子

身体的にフレイルであることは、認知機能の低下、認知症のリスクを高める可能性があります。早めに気づき、取り組むことで健康に戻ることができます。特に食事は大切、簡単に取り入れられるポイントをご紹介します。

日時 12月7日(土)10:00~12:00
コーディネーター 言語聴覚療法学科 准教授 太田 信子
会場 川崎医療福祉大学 講義棟3601教室
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市民公開講座

「今さらだけど、今から学ぶ糖尿病」講演者からのメッセージ

「11月14日世界糖尿病デー それは何故?」

なぜ、11月14日が「世界糖尿病デー」なのでしょうか。その理由を知ることは、現代における糖尿病に対する意識(自己管理や予防を含め)を高める一助となると考えます。2021年の世界の糖尿病患者数は5億3,700万人に上り、糖尿病は死亡や障害の主な原因の一つとなっています。この病気は古代から存在が知られていましたが、1921年、バンティング博士らは膵臓からインスリンを抽出し、1型糖尿病の患者に投与することで、数百万人の命を救いました。現代では、治療(薬物療法、運動療法、食事療法など)の目標は、血糖値や体重、血圧、血清脂質などの値を良好にコントロールし、合併症の発症や進展を予防し、健康な人と同じような生活を送ることです。

わずか9週間の研究で、古代から人類を悩ませてきた難病である糖尿病に光を当てたバンティング博士の誕生日、11月14日は、そのため「世界糖尿病デー」として定められたのです。

臨床栄養学科 教授 佐々木環


「画像でみる糖尿病」

糖尿病自体は画像で診断する疾患ではありませんが、その様々な合併症の診断や治療には画像診断が役立ちます。糖尿病が長期に渡るとCTでは膵臓や腎臓の萎縮が観察されます。糖尿病は膵臓がん発症のリスクを高めますが、逆に膵臓がんが糖尿病の原因になることもあります。いずれにしても膵臓がんは見つけにくいがんとして知られており、早期発見するためには定期的な腹部超音波検査をお勧めします。そこで少しでも怪しい所見が見られましたら、造影CTやMRIで精査することで早期発見に繋がります。また心臓の冠動脈が狭窄/閉塞すると、狭心症や心筋梗塞といった命に関わる病態を引き起こします。冠動脈の評価は心臓カテーテル検査で行いますが、最近ではCTによる冠動脈評価も可能です。下肢動脈が閉塞すると閉塞性動脈硬化症を起こしますが、この評価もCTやMRIで可能です。糖尿病と診断されましたら症状に応じて定期的に画像検査を行うことが、合併症を早期に発見するコツだと思います。

診療放射線技術学科 教授 佐藤修平


「糖尿病の合併症:腎不全と透析治療について」

腎不全とは、腎臓の機能が著しく低下し、体内の老廃物や余分な水分を適切に排出できなくなる状態を指します。これにより、体調が悪化し、最終的には透析治療が必要となります。しかし、多くの患者さんが透析治療に対して「つらい」「大変」「怖い」といった不安を抱えています。だからこそ、病状が進行する前の段階で、腎臓の働きや腎不全のリスク、透析治療の実態について正しく理解しておくことが重要です。

臨床工学技士の役割は、医療機器の操作・保守にとどまりません。透析治療においては、患者さんの血液を安全に浄化するための機器を管理するだけでなく、患者さん一人ひとりの状態を細かく把握し、適切な透析条件を提案することも大切な業務です。治療の過程では、患者さんとの対話を通じて透析治療条件の再検討や患者さんの不安を和らげることも求められます。

今回の講演では、広く知られている「血液透析」に加え、自宅で行う「腹膜透析」についてもお話しし、それぞれの特徴や選択肢について理解を深めていただく機会となりました。

本講座が、糖尿病とその合併症に関する正しい知識の普及につながり、皆さまの健康管理にお役立ていただければ幸いです。今後も、医療に関する知識をわかりやすくお伝えし、皆さまの健康維持に貢献できるよう努めてまいります。

臨床工学科 准教授 小野淳一


「体を動かして糖尿病予防:身近な“少し”から」

今回は、健康運動指導士の立場からお話しさせていただきました。多くの人が運動の重要性を知っているものの、実際に運動習慣を持つ人は少ないです。そこで、運動習慣のない人でも始めやすい「少し」の身体活動を話しのテーマとしました。

例えば、エレベーターの代わりに階段を使う、立っている時に足踏みをする、座っている時間を立つ時間に変える、座っている時でも足を動かしてみるなど、日常生活に10分の身体活動を取り入れるだけでも、糖尿病予防など多くの健康効果が期待できます。そして、「少し」の身体活動を始めると、意識が変わり、最初は特別だった「少し」が当たり前になります。この少しの行動が健康づくりにつながり、たくさんの幸せを生み出すかもしれないと考えるとワクワクしませんか?今から始めてみましょう。

本学健康体育学科では、倉敷市スポーツ振興協会と連携した運動教室を開催しています。健康づくりを学ぶ機会にもなりますので、ご都合があえばぜひご参加ください。

今回ご紹介した内容が少しでも皆さんの健康づくりに役立つことを願っています。

健康体育学科 講師 山形高司


「糖尿病の食事、本当は何が正解?」

糖尿病の食事について、テレビやインターネットには様々な情報があふれています。一体どんな食事をしたらいいんだろうと、疑問に思われている方も多いため、今回は基本的なお話をさせていただきました。

65歳を過ぎた方は、過度な肥満でない限りは減量よりも体重維持を目標にしましょう。糖質制限などをされる方もいますが、糖質は脳の主要なエネルギー源であり、極端に制限してしまうと集中力や思考力が低下する可能性があります。一方脂質も身体の重要なエネルギー源であり、脂溶性ビタミンの吸収を助けたりする働きがあり、不足すると免疫機能が落ちたり肌荒れが起こりやすくなります。糖質が気になる方は、肉じゃがやカボチャの煮つけなど炭水化物である芋類を使うときはいつもよりご飯を少なめにし、白米に玄米や雑穀を加えてみましょう。脂質が気になる方はバラ肉を控えたり魚料理の回数を増やしてみましょう。

極端な食事制限はせず、腹八分目で栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。

臨床栄養学科 助教 小椋いずみ

講座名 今さらだけど、今から学ぶ糖尿病
内容 糖尿病、よく耳にする病気ですが、基本的なことをご存じですか。なぜ病気になるのか、何に気を付けると予防できるのか、糖尿病になるとどうなるのか、最新の治療法や動向など、各分野の専門家から詳しく、分かりやすくご説明します。病気を深く知り、上手に怖がり、上手に付き合い、糖尿病についてみんなで勉強しましょう。
講師 講演1

11月14日世界糖尿病デー それは何故?

臨床栄養学科 教授 佐々木 環

講演2

画像でみる糖尿病

診療放射線技術学科 教授 佐藤 修平

講演3

糖尿病の合併症:腎不全と透析治療について

臨床工学科 准教授 小野 淳一

講演4

体を動かして糖尿病予防:身近な“少し”から

健康体育学科 講師 山形 高司

講演5

糖尿病の食事、本当は何が正解?

臨床栄養学科 助教 小椋 いずみ

日時 2025年1月11日(土)10:00~12:00(9:30開場)
コーディネーター 臨床栄養学科 講師 河邉 聡子
会場 川崎医療短期大学 100大講義室
(岡山市北区中山下二丁目1番70号)

2023年度 年間テーマ地域共生

第1回 公開講座

講座名 地域共生~心理的・社会的障壁をなくそう~性多様性のお話
日時 2023年5月27日(土)10:00~12:00
コーディネーター 川崎医療福祉大学 地域連携委員長 西本 哲也
講師 視能療法学科 准教授 河本 けい
会場 川崎医療福祉大学 講義棟3601教室

第2回 公開講座

講座名 バリアフリーをテーマとしたブレインストーミング講座
日時 2023年7月29日(土)9:30~12:00
司会 臨床工学科 教授 逸見 知弘
講師 視能療法学科 准教授 米田 剛
作業療法学科 准教授 小野 健一
会場 川崎医療福祉大学川﨑祐宣記念講堂 多目的ホール

第3回 公開講座

講座名

認知症の予防とケア~今日からはじめる上手な向き合い方~

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日時 2023年11月4日(土)10:00~12:00
コーディネーター 社会連携センター長 飯田 淳子
講師 講演1 「認知症を知って予防しよう!」
保健看護学科 准教授 上野 瑞子
講演2 「認知症当事者と家族への支援」
作業療法学科 准教授 金山 祐里
会場 川崎医療福祉大学 講義棟4601教室

市民公開講座

講座名 これからの医療と介護-医療福祉マネジメントの視点から考える-
日時 2024年1月27日(土)10:00~12:00
講師 講演1 「わが国の医療提供体制のしくみ」
医療秘書学科学科長 教授 山本 智子
講演2 「これからの医療と介護-地域包括ケアをどう作るか?-」
医療福祉経営学科 特任教授 浜田 淳
会場 川崎医療短期大学 100大講義室