岡山県内の皆様
川崎医療福祉大学では、生涯学習および大学開放事業の一環として、講師の出張講座を積極的に実施しています。本学講師が学内だけではなく、皆様方のご要望に応えて学外で活躍することも大事な役割と心得ております。
学外出張講座【一般市民対象】は、岡山県内の一般の団体等からのお申し込みを受けて、本学の講師が各地に赴いて講座を行うものです。講座一覧表の中から、皆様の企画にあった演題を選びお申し込みください。
大学への進学を目指す県内・外の高校生のため、高等学校等からの講義依頼を受けて、模擬授業を行う「出張講義」も実施しております。
地域貢献を目的としておりますため、岡山県内の一般の団体【公民館・生涯学習センター・図書館・博物館等の生涯学習機関、幼稚園・小学校・中学校・特別支援学校等の教育機関並びに保育園、その他公的な性格を持つ機関又は団体】のみを対象とさせていただきます。また本講座の趣旨から、営利につながる利用(必要経費以外の参加費の集金を行う等)、受講料を徴収する講演会への講師派遣はお受けしておりません。その他の団体や県外からのご依頼は直接講師にお願いいたします。
無料(講師の交通費のみご負担いただきます。)
「学外出張講座一覧【一般市民対象】」より希望講師、希望テーマを選択してください。
「申込書」に必要事項をご記入のうえ、メールに添付もしくはFAX・郵送で開催予定日の2か月前までにお申し込みください。
本学地域連携委員から希望講師へ通知後、希望講師から出講の可否について申請者に回答いたします。(連絡には2週間程度お時間をいただきます)
派遣が決定後、学長宛公文書を送付してください。
当日の詳細(準備等も含む)について講師と直接調整いただきます。
実施予定日の2か月前
お申し込みいただいてから回答まで時間を要しますので、余裕をもってお申し込みください。
ご不明な点がありましたら、お気軽にご連絡ください。
メールでのお問い合わせは「お問い合わせフォーム」からご連絡ください。
役職 | 氏名 | 講座可能な対象者・テーマ等 |
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教授 | 岡本 宣雄 | 「高齢者に対するスピリチュアルケア」 人間を活かす側面に、スピリチュアリティがあります。高齢期を「いかによりよく生きるか」をスピリチュアリティをキーワードに一緒に考えます。 |
教授 | 岡本 宣雄 | 「生と死について考える-スピリチュアリティの観点から-」 医療福祉の実践は、いのちと向き合う現場での働きです。この講座では、自らの生と死を見つめ、スピリチュアリティの観点から対人支援について一緒に考えます。 |
教授 | 竹中 麻由美 | 「病気と共に生きること」 人生の途中で病気や障がいと共に生きることになった人と、その人たちの家族が直面する課題について考えます。周りの人々が理解することで、生きやすい社会がつくられます。〔対象:一般市民、医療・福祉従事者〕 |
教授 | 竹中 麻由美 | 「対人関係を円滑にするコミュニケーション~聴く・話す・書く」 日常生活での対人関係に役立つ具体的コミュニケーション技術について体験します。適切なコミュニケーション技術を身につけることによって多くの人とつながることができ、自分の世界が拡がります。〔対象:一般市民、医療・福祉従事者〕 |
教授 | 竹中 理香 | 「多文化社会に生きる」 増加する外国人労働者あるいは永住者に対して、市民としてどのように向き合うのか、多様性を認め合える社会とはどのようなものであるかについてデータや具体例を交えながら考えます。 |
教授 | 長崎 和則 | 「ソーシャルワーカーの仕事」 社会福祉士や精神保健福祉士はソーシャルワーカーの資格です。ソーシャルワーカーはどのような仕事をするのかについて、具体的な例をあげて、その魅力について伝えます。 |
教授 | 長崎 和則 | 「ピア(当事者同士)活動」 ソーシャルワークでは、専門職が直接カウンセリングを行ったり、相談にのったりしますが、それ以外にもさまざまな支援をします。その一つに、同じ悩みを持った人同士が集まり、支えあう活動(ピア活動)があります。ピア活動について、分かりやすく説明します。 |
教授 | 長崎 和則 | 「緩和ケアにおける傾聴」 日本人の死亡原因の上位にあるガン。ガン患者さんに対する緩和ケアでは、治療するのではなく、寄り添い相手の話を聞く(傾聴)が重要な役割を持っています。その傾聴について、お話します。 |
教授 | 山内 泰子 | 「身近な遺伝から遺伝カウンセリングまで―ヒトの遺伝の理解のために―」 遺伝情報を用いた医療が始まっています。遺伝に関する相談窓口である「遺伝カウンセリング」についてもご紹介したいと思います。岡山の方々は、桃に多くの種類があることをご存じかと思います。ヒトにも個人差があります。 |
准教授 | 植田 嘉好子 | 「ボランティアことはじめ」 震災時だけでなく私たちの日頃の生活にもあるボランティア、人々の生きる意味について考えます。 |
准教授 | 諏訪 利明 | 「発達障害の理解と支援」 発達障害とは何か?彼らの世界を、彼らの行動から説明しながら、日常生活の中でどのような困難を抱えやすいのか、彼らの成長を促すために周囲はどのような点に配慮するべきかということを考えていきたいと思います。 |
准教授 | 仲井 達哉 | 「介護する人の“気持ち”を考える」 高齢社会のいま、介護は身近に存在するものとなりました。高齢者や障害のある家族を介護する人が抱える悩みや気持ちについて、一緒に考えましょう。 |
准教授 | 仲井 達哉 | 「介護者が抱えるストレスとその対処」 介護に伴う“ストレス”をキーワードとして、介護者の心理やその背景についてともに考えます。そしてそのメカニズムから対処へと展開していきましょう。 |
准教授 | 中尾 竜二 | 「認知症になっても住み続ける地域をめざして」 認知症になっても住み慣れた地域で生活をし続けることができる地域を目指すよう認知症を正しく理解し、学生として自分や地域が何をしていくかを一緒に考えましょう。 |
准教授 | 中尾 竜二 | 「地域の底力の再発見-福祉ボランティア―」 地域共生社会の実現を目指す現在、地域では「支え手」、「受け手」ではなく誰もが参加する社会の構築が言われています。その中で、行政などの専門職だけではなく地域のボランティア(民生委員、福祉委員)など地域を支える底力を再発見していきましょう。 |
講師 | 小川 知晶 | 「地域の中で自分らしく暮らす~権利擁護の視点とは~」 判断能力に不安のある人の権利を守るための成年後見制度について学び、誰もが安心して地域で暮らすために私たちができることを考えましょう。 |
講師 | 小川 知晶 | 「高齢者世帯の変容と成年後見制度-家族観の変容に焦点を当てて-」 判断能力が低下した人の尊厳が護られ、地域社会でその人らしい生活を維持するためには、本人の能力に応じた支援が必要となる。しかし、家族規模が縮小されている現在、家族だけで支えることが難しくなってきている。専門職後見人と親族のサポート、自己決定支援の在り方について考えましょう。 |
講師 | 小田桐 早苗 | 「自閉症の理解」 自閉症の方の感じ方、捉え方について一緒に学びます。違いを学び、違いを活かした相互理解のあり方を考えます。 |
講師 | 小田桐 早苗 | 「自閉症児・者への家族支援について」 家族に焦点を当て、家族の思いに寄り添う支援について考えたいと思います。 |
特任講師 | 田淵 泰子 | 「“働く”ことで私を生きる~アナウンサーからソーシャルワーカーへ~」 アナウンサーからソーシャルワーカーに転職し、2つの天職に就いた体験を通じて、福祉の仕事内容や遣り甲斐についてお話し、キャリアプランや“働く”ことの意義について考える機会とします。 |
特任講師 | 田淵 泰子 | 「共に生きる」 女性・子ども・高齢者・外国人・障がい者・ハンセン病・LGBT・インターネットによる人権等の人権を取り挙げ、多様な人たちと共に生きる社会のあり方についてお話します。皆さんの生活の中にある“人権”について考える機会とします。 |
特任講師 | 田淵 泰子 | 「思春期のこころの病とは」 精神疾患「こころの病」は、五大疾患の1つに指定され、急増している国民病です。思春期に好発する「統合失調症」は、思春期に好発する二大疾患の1つです。統合失調症を中心に、誰もが罹患する可能性がある「こころの病」について、予防の知識や治療、援助希求等、メンタルヘルスリテラシーについてお話します。 |
講師 | 直島 克樹 | 「福祉とまちづくり」 「地域共生社会」が求められる中、地域の住民は支援の担い手としても期待されている一方で、その限界も見えてきています。今後の地域福祉をどのように考えていくべきか、事例も交えてお話ししていきます。 |
講師 | 山本 茜 | 「自閉症の理解と支援」 一人ひとり違う自閉症の人の特徴、感じ方やとらえ方について理解し、周りがどのように関わっていけばよいか、基本的な考え方についてお話します。 |
教授 | 武井 祐子 | 「発達障害の理解と対応」 発達障害の方たちが日常のなかでどのような困難を抱えやすいのか、周囲はどのような点に配慮するべきかということを考えていきたいと思います。 |
准教授 | 佐々木 新 | 「行動障害の理解と支援」 知的障害を伴う自閉症者が示す行動障害について、その理解の仕方や支援の方法について説明します。 |
講師 | 齊藤 由美 | 「精神障害のある方から教えてもらったこと」 誰かを「支援する」とき、大切なことはどのようなことなのでしょうか?精神障害のある方と関わる中で教えてもらったことをお伝えし、「支援する」ということについて一緒に考えたいと思います。 |
講師 | 中村 有里 | 「精神障がいって何?」 精神障がい(特に統合失調症、気分障害)の症状と心理的支援についてお話します。 |
准教授 | 笹川 拓也 | 「『福祉』について考える」 少子・高齢社会を背景に、福祉ニーズが多様化・複雑化してきています。そうしたなか、我々の生活を支える福祉がどうあるべきか考えていきます。 |
講師 | 岡正 寛子 | 「地域における包括的支援ー地域の社会資源マップを作ろうー」 住み慣れた地域で自分らしい暮らしをするために、どのような人、物、制度、事柄が必要でしょうか。今、皆さんが暮らしている地域の社会資源を見直してみましょう。 |
講師 | 重松 孝治 | 「誰もが育つ園(学校・地域)を目指して~障がいのある人のことばから学ぶこと~」 近年、発達障がいなどへの注目が高まる中で、障がいのある子どもたちと周りの子どもたちが共に学び、育つ「インクルーシブ保育/教育」の実践が進められています。本講座ではこうした取り組みの内容に加え、この実践がそれぞれの子どもたちに与える影響や家族・地域としてどう見守るべきかについて分かりやすくお話しいたします。 |
講師 | 藤澤 智子 | 「障害のある人と地域で暮らすこと」 障害のある人もない人も、誰もが住み慣れた場所で安心して暮らしていくために、地域の中で共に生活する者として何ができるでしょうか、一緒に考えていきましょう。 |
講師 | 松本 優作 | 「精神科ってどんなところ」 「精神科」と聞いてもなかなかイメージできないものです。精神科でどのような治療ができるのか、どんな時に受診をした方がよいのか、初めての受診や入院の流れといった素朴な疑問を、相談員(精神保健福祉士)の視点からお話させていただきます。 |
助教 | 種村 暁也 | 「障害の相談員が語る、『人』から始まるチームアプローチ」 人へのサポートは障害当事者・支援機関など、人と出会うところから始まります。障害者相談支援の実態や、当事者本人も含めて『みんなで一緒に』前に進む過程などを実体験をもとにお話しします。 |
教授 | 森戸 雅子 | 「在宅で最期を迎えるための準備」 日頃から介護が必要となった場合や最期の過ごし方等について家族間で話し合っておくことが大切です。在宅療養者や家族を支援する訪問看護師の役割や多職種連携の現状をお伝えします。どのような準備ができるのか一緒に考えてみませんか。 |
准教授 | 石井 陽子 | 「社会的養護と看護~里親さんの研究から」 様々な事情で実親さんと生活できないこどもたちを社会の責任で養育することを社会的養護といいます。社会的養護の一翼を担う里親さんに地域や看護ができることは何か、これまでの研究結果をもとに皆さんと考えます。 |
准教授 | 上野 瑞子 | 「認知症予防について~日常生活から考える~」 2025年には5人に1人が認知症になると言われています。健やかに生活するために日頃からできる身近な予防法についてお話しします。 |
准教授 | 小薮 智子 | 「高齢者とのコミュニケーションについて」 長い年月を生きてこられた高齢者、視力や聴力が低下してくる高齢者とコミュニケーションをとる際のポイントについてお話しします。 |
講師 | 池上 邦子 | 「障害と共に豊かな生活を」 身体障害を抱えながら、快適な生活を送る工夫についてお話します。 |
助教 | 宮川 藍 | 「子どもに障害や病気がある家庭への支援」 診断・治療技術の向上で、早ければ妊娠中に子どもの病気が見つかることがあります。また時期に関わらず、診断後も自宅で過ごすケースも増えています。そういったお子さんと暮らす家族の方たちへの支援についてお話しします。 |
助教 | 小谷 優平 | 「ことばの障害のある方の地域支援の在り方」 脳卒中や認知症に伴うことばの障害について、その様な方をどのように地域で支えていくのか、制度的な背景も交えてお話しします。 |
講師 | 河邉 聡子 | 「食べる楽しみをいつまでも」 人間は、歳を重ねるごとに体の調子も少しづつ変化してきます。その折々の変化に合わせて食生活を見直すことでいつまでもおいしく、楽しく生活をすることができます。心も豊かにすることができるお食事、将来を見据えて一緒に考えてみませんか。 |
准教授 | 石本 恭子 | 「フレイル予防とその実際」 フレイルについての概説と、その予防、地域で行われている活動について紹介します。 |
准教授 | 西本 哲也 | 「介護予防のための運動指導」 介護予防現場における体力評価と運動指導の方法を紹介します。 |
講師 | 西田 裕明 | 「特別支援教育」「共生社会の実現」について考えよう 障害のある方が、障害のない方と共に働くことができる社会の実現にために、何ができるか一緒に考えてみましょう。 |
特任講師 | 森 訓子 | 「知っていますか?病気の子どもたちのこと~病弱児の理解と支援~」 病気の子どもたちの多くは、外見上は病気の状況が分かりにくいため特別な配慮が必要です。大学病院の院内学級(公立小学校)や病弱特別支援学校で勤務した体験をもとに、病気の子どもたちへの支援についてお話しします。 |
講師 | 三田 岳彦 | 「これからの高齢化社会に必要な新しい健康観とは」 世界保健機関(WHO)は、健康を「精神的・身体的・社会的に完全に幸福な状態であり、単に病気や虚弱がないということではない」と定義しています。本講座では、この考え方に基づく人間の理解の方法やあらゆる生活場面での活用法を紹介します。また、障害者福祉や緩和ケアからの知見を参考に、障害とはなにか、加齢と病気の違いについても医療情報学の視点から考察してみたいと思います。 |