川崎医科大学附属病院、川崎医科大学総合医療センターの2つの大学病院をはじめとする川崎学園の施設で質の高い実習を行います。ここでは、様々な専門職種が連携するチーム医療を実際に体験しながら学ぶことができます。
地域医療の拠点として最先端の医療を幅広く提供している川崎医科大学附属病院での実習を通して、様々な職種の医療スタッフと関わりながら、チーム医療の一員としての自覚を育むことができます。授業で学んだことを現場で実践したり、実習で疑問に思ったことを学内で調べるといった学びと実践の連動により、高い学習効果が得られます。
学校法人川崎学園設立の母体となった川崎医科大学附属川崎病院は、2016年12月1日に新築移転し、病院の名称も「川崎医科大学総合医療センター」に変わりました。地上15階、地下2階の建物に最新の医療機器を備え、充実した環境で実習を行うことができます。安全・安心な高度専門医療を提供している川崎医科大学総合医療センターでの実習を通して、多職種間での連携を図りながら将来の専門家としての知識を身に付けることができます。
学校法人川崎学園の理念のもと、認定こども園の特徴であるすべての子どもに質の高い幼児期の学校教育及び総合的な保育を提供することを目的とし、幼稚園と保育所の機能を併せ持つ新しいスタイルの教育・保育施設が2018年4月に開園しました。
川崎医療福祉大学の北側、約6,500平方メートルの敷地に、鉄筋コンクリート2階建延床面積約1,800平方メートルの園舎と広い園庭、駐車場などを配置し、園舎には保育室や遊戯室、給食調理室をはじめ、子育てに関する支援室も整備しています。
医療福祉の専門性を生かし、子ども一人ひとりを大切にした、乳児期から就学前までの教育・保育実践の場として、新たな歩みを始めています。
各校で実施する入学後のオリエンテーションプログラムをはじめ、障がい者や高齢者の方々に総合医療福祉サービスを提供する旭川荘での実習を行っています。施設を利用する子どもや高齢者の方々とのふれあいを通して、医療福祉の心を学びます。
現代医学のエッセンスにふれることを目的に、各校で1年次に見学実習を行います。現代医学教育博物館は、学生が「実物図書館」、「動きを見る図書館」として利用し、自学自習をすることを目的に設立されたものです。見学実習をきっかけに、学生が医学により興味を持ち、この場を活用して見識を広げていくことが期待されます。2階の展示は、一般にも公開されています。