単位制・キャップ制・GPA制度についてAbout unit system, cap system, GPA system

単位制について

大学における授業は、その学修量を「単位」ということばで表します。「1単位の授業科目は、45時間の学修を必要とする内容(自学自習時間を含む)をもって構成する」という大原則があり、それぞれの科目に設けられた必要な学修量が「単位数」として示される制度が「単位制」です。このように大学において、単位計算に大学での授業に加え自学自習時間が算入されているということは、大学というところは自主的勉学が不可欠要素となるあらわれなのです。そして、卒業するためには、学則に定める「卒業に必要な単位数」を修得しなければなりません。

キャップ制について

本学では、学習の質の確保のため、年間49単位が上限のキャップ制を導入しています。大学の時間割は、学生一人ひとりがより充実したキャンパスライフを実現することができるよう編成を工夫していますので、個人のスタイルに合わせた履修計画を立てるとともに、自学自習の時間を十分に確保することで、専門的な科目を主体的かつ計画的に学習することが可能です。

GPA制度について

本学では、科目を履修するにあたって、卒業に必要な単位を修得するだけではなく、主体的にかつ充実した学習効果をあげるためにGPA(Grade Point Average)による評価を導入しています。

この制度は学業成績を総合的に評価する指標として、自身の成績や履修状況をより客観的に把握するだけでなく、GPAが3.2以上に達した学生には、履修登録の上限を超えて履修することができるなど学生の学修意欲を喚起する一方で、適切な学修指導や教育の国際化の推進等に活用しています。

GPA制度の算定基準

GPAの算定基準とは、履修登録した科目毎の5段階評価を4から0までの点数(GP:Grade Point)に置き換えて単位数を掛け、その総和を履修登録単位数の合計で割った平均点です。

また、成績の評価及び各評価に与えられるGP値は、以下のとおり定めています。

評価 不可 評価不能 認定 保留
S A B C D E P H
GP値 4 3 2 1 0 0 - -
点数 100~90 89~80 79~70 69~60 59以下 受講・受験せず 単位認定 単位保留