教員紹介Faculty introduction

小原 謙一

小原 謙一 こばら けんいち

職名
  • 学部リハビリテーション学部 理学療法学科 教授
  • 大学院医療技術学研究科 リハビリテーション学専攻 指導教員(博士後期課程・修士課程)
就任日
2005年4月1日
URL

researchmap 小原謙一ページ

学位・主な資格

理学療法士
修士(リハビリテーション学)
博士(保健学)
専門理学療法士(生活環境支援)
福祉住環境コーディネーター1級
シーティング・コンサルタント
日本義肢装具学会認定士
福祉用具プランナー

略歴

2000年
川崎医療福祉大学医療技術学部リハビリテーション学科卒業
2000年
川崎医療福祉大学大学院医療技術学研究科リハビリテーション学修士課程入学
2002年
同上修了
2002年
特定医療法人 仁生会 細木病院 理学療法室入職
2005年
川崎医療福祉大学医療技術学部リハビリテーション学科助手
2007年
川崎医療福祉大学医療技術学部リハビリテーション学科助教
2007年
広島大学大学院保健学研究科博士課程後期入学
2010年
同上修了
2010年
川崎医療福祉大学医療技術学部リハビリテーション学科講師
2016年
川崎医療福祉大学医療技術学部リハビリテーション学科准教授

主な担当授業科目

  • 学部理学療法評価学Ⅱ、理学療法研究Ⅱ、地域生活環境論
  • 大学院理学療法学実習A・B

所属学会および
学会活動

2000年4月~
日本理学療法士協会
2005年4月~
川崎医療福祉学会
2005年12月~
中国四国リハビリテーション医学研究会
2006年1月~
日本義肢装具学会
2010年4月~
日本シーティング・コンサルタント協会
2014年12月~
日本リハビリテーション臨床教育研究会
2015年6月~
岡山県理学療法士会社会局部員
2015年9月~
日本支援工学理学療法学会ガイドライン部員

専門分野
研究テーマ

動作解析学
 短下肢装具の矯正力の違いが歩行に及ぼす影響
支援工学理学療法
 椅子上安楽座位時における褥瘡発生因子としての臀部ずれ力推定モデルの構築
 車いすの背もたれのリクライニング中における臀部ずれ力を軽減するための方策の開発
理学療法教育
 臨床教育、臨床実習方法の検討

主な教育
研究業績

受賞歴

2009年6月
平成21年度広島大学大学院エクセレントスチューデントスカラーシップ優秀学生表彰

教育方針
研究指導方針

国家試験合格はあくまでも通過点に過ぎません。その先の更なる成長を促すような指導を心掛けています。そのために敢えて明確な答えは提示せず、ヒントやニュアンスのみを伝え、学生自らが調べ、考えるように促しています。その結果、「観察」「仮説立案」「検証」「考察」という科学の思考過程が学生自身の身に着いていくことを期待しています。また、「セラピスト自身が楽しいと思えなければ、担当症例に良い理学療法は提供できない」という考えの下、私自身が興味深いと思っていることを、学生が面白いと思えるように伝えることも重要だと感じています。そうすることで、「理学療法は面白い、理学療法士になりたい」と学生に感じていただきたいと思っています。あらゆる現象に対して科学の思考過程をもって臨めば、人生はもっと面白いものになりますよ、多分。

自己紹介

広島県広島市で生まれ育ち、高校卒業後は岡山県倉敷市の川崎医療福祉大学で学びました。その後、南国土佐の高知で3年間太平洋の荒波にもまれて過ごしましたが、縁あって、現在は母校である川崎医療福祉大学で教員をしております。広島出身ということで、当然のように広島東洋カープを愛し、高知県で過ごしていた経験から坂本竜馬を尊敬し、「竜馬さん」と呼ぶように…と、その環境に順応(?)しながら生きてきました。
福祉工学、理学療法の分野で「知る人ぞ知る」人物になれるように、そして、学生達に良い出会いの場を提供できるように、研究・教育について地道に日々精進して参る所存です。