学位・主な資格
博士(理学)
略歴
- 1986年
- 岡山大学大学院理学研究科卒業
- 1986年
- 川崎医科大学生理学教室・助手
- 1993年
- 博士(理)取得(岡山大学)
- 1997年
- 米Michigan大学歯学部・Research Fellow
- 1999年
- 川崎医療福祉大学医療技術学部リハビリテーション学科 助教授
- 2002年
- 川崎医療福祉大学医療技術学部リハビリテーション学科 教授
主な担当授業科目
- 学部生理学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、生理学実習
- 大学院理学療法学特論ⅡA・ⅡB、理学療法学演習ⅡA・ⅡB、作業療法学特殊講義Ⅰ、リハビリテーション学特殊研究
所属学会および
学会活動
- 1986年4月~
- 日本生理学会
- 1990年4月~
- 日本神経科学学会
- 2001年4月~
- 日本摂食嚥下リハビリテーション学会
専門分野・
研究テーマ
嘔吐および悪心の中枢制御に関する研究
嚥下機能および消化管運動の中枢制御に関する研究
脳卒中モデル動物の運動能力に関する研究
主な教育・
研究業績
教育方針・
研究指導方針
私の専門である生理学は人体の仕組みを研究する学問です。私自身、いろいろな専門書を読むに従い、人体のしくみはうまくできていることに驚かされます。逆に人体には非常にもろい面もあると思います。この感動というか「おもしろさ」を学生に伝えたいと思っています。言葉だけでなく写真や多くのイラストを使用し、理解することと記憶に残ることが講義では大切だと考えています。卒業研究では、最初は何もできない学生が多いのですが、指導すればするほど論文の書き方が上達していくスピードには驚かされます。学生ならではのユニークなアイデアを出して、おもしろいと思える卒業論文をつくりましょう。
自己紹介
生理学一筋です。大学時代はザリガニやミツバチを使って電気生理学の研究をかじらせていただきました。その後、川崎医科大学で哺乳動物を用いて、排尿反射、排便反射、および悪心と嘔吐の研究を行ってきました。ミシガン大学では、ラットの神経節細胞を単離して、その生物物理学的特性を調べてきました。川崎医療福祉大学ではヒトやラットを用いて嚥下反射の研究をしておりましたが、最近では大学院生と一緒にリハビリテーションの臨床に役立つ研究はなにかということを模索しているところです。なかなか難しいです。