先輩からのメッセージ~内定学生インタビュー~Interview

真野 愛理

真野 愛理

学部学科
リハビリテーション学部 言語聴覚療法学科
就職先名
兵庫県
職種
言語聴覚士
Q学生時代に最も力を入れてきたことを教えてください。
A 私は、国家試験の勉強に力を入れて取り組みました。国家試験合格と就職試験合格に向けて、3年次生の夏頃から勉強を始めていました。勉強法として、リハドリルやテキストを解き、その後ノートにまとめ、理解するまで調べ解き直すというやり方と、授業の復習を片道1時間半の通学時間を利用して、毎日実施していました。
中でも外部実習と就職試験を両立することが大変でしたが、地道に努力した結果やり遂げることができました。学生生活では、毎日少しずつ勉強を継続する力を身に付けることができたと感じています。
Q就職活動を振り返って取り組んでおくとよいと思うことを教えてください。
A
面接試験の対策で自分がどのような性格なのか、大学で何を頑張ったかなど自分について考えさせられました。すぐに答えることができるように、何か一つでも自信を持って頑張ったと言えるようなものを作っておくと良いと思いました。また、家族や友人に自分の性格を聞いてみると、自分が客観的にどう見られているのか理解できて良かったです。
面接練習は、ゼミの先生や就職支援センターの方など色々な人に対応してもらうと良いと思います。また、自宅でスマートフォンを使い録音し聞き直してみると、自分の癖などが分かりやすく、お勧めです。
筆記試験では、国家試験の内容が出題されることもあるため、早くから対策をしておくと良いと思います。
Q就職先を決定するときに決め手となったポイントを教えてください。
A 1年次の頃から地元である兵庫県の医療に貢献することができる県立病院への就職を希望していました。県立病院は急性期の病院が多く、発症直後の患者さんに携われることや教育体制が整っていることから、言語聴覚士として成長していけると思ったことが決め手でした。
また、兵庫県が好きであるため、兵庫県で言語聴覚士として働き、患者さんの日常を少しでも幸せにするサポートをしたいと思いました。
Q就職支援センターをどのように利用していましたか。
A まず、就職試験の日程が出てからすぐに予約を取り、自己PR文の訂正や面接練習を何度もしていただきました。実習期間中の就職試験であったため、精神的にも負担がありましたが、就職支援センターの方との面接練習で自信を付けることができました。また、本番で予想外な質問をされましたが、練習していたおかげで答えることができました。
私一人の力では、内定をいただけていなかったと思うので、就職支援センターの方には、とても感謝しています。これから就職試験を受ける方は是非利用して欲しいと思いました。
Q社会人になって取り組みたいこと(キャリアビジョン)を教えてください。
A
患者さんとの関わりを大切にし、一人ひとりの患者さんに向き合える言語聴覚士になることが目標です。新人の頃は、患者さんに適したリハビリや関わり方を実施することに苦戦すると思いますが、まずは、患者さんとの信頼関係を構築することを目標に頑張ります。
また、大学で学んだ知識とこれからの臨床で学んでいく知識と技術を結びつけながら、日々成長していきたいです。そのために、1日の中で勉強する時間を見つけ、自主的に学ぶことを継続していきます。
そして、将来は一人前の言語聴覚士になり、後輩や実習生の指導ができる人材を目指します。
Q後輩に向けてアドバイスをお願いします。
A 勉強やアルバイトの両立に加えてプライベートの充実を図るのは大変ですが、今のうちに思い出を作って楽しんでほしいです。4年次では、国家試験と就職試験があり、大変に思うかもしれませんが、早くから国家試験対策をすること、求人票をチェックするなど、意識して準備をしておくと負担が減り、良いと思います。
また、友人や家族、先生などに悩みを相談することで自分が何をしたいのか明確になるため、それもお勧めです。最後は、今までの自分の努力を振り返り、自分自身を信じることが一番大事だと思います。応援しています。