先輩からのメッセージ~内定学生インタビュー~Interview

佐藤 史夏

佐藤 史夏

学部学科
医療技術学部 健康体育学科
就職先名
社会医療法人渡邊高記念会
職種
健康運動指導士
Q学生時代に最も力を入れてきたことを教えてください。
A 一番力を入れたことは勉強です。健康体育学科は健康運動指導士だけでなく体育教師や養護教諭、第一種衛生管理者などさまざまな資格が取得できる学科です。私は大学1、2年次生の頃はなりたい職業がなかったため、就きたい職業が見つかった時に困らないよう、多くの資格を取るための勉強に注力しました。
テストでは数週間前から授業プリントを整理し、内容を覚えるよう心掛けていました。他の人より授業数が多くなるため、課題やテストがとても大変でしたが自分の将来のことを考え頑張っていました。
また、勉強をしながらも友達と遊んだり、サークル活動やアルバイトなども行うなど、大学生でしかできないことも経験しながら、それらを並立させるよう取り組みました。
Q就職活動を振り返って取り組んでおくとよいと思うことを教えてください。
A
インターンシップや病院見学に行き、職場の雰囲気や働き方を実際に見て感じることです。実際に職場に行って、そこにいる人たちがどんな仕事をしているのか、患者さんとどのように関わっているかなどを見ることで、自分がそこで働くイメージを持つことができると思います。
私もいくつもの病院に行き、そこで働いている人たちの話を聞きました。アルバイトや部活などで忙しいかもしれませんが、実際に訪れることで学べることも多くあると思うので、早い時期から積極的にインターンシップや企業説明会などに参加することをお勧めします。
Q就職先を決定するときに決め手となったポイントを教えてください。
A 私は疾患や病態の知識を持ち、利用者さん一人ひとりに合わせた運動指導ができる健康運動指導士になりたいという思いがあります。病院の見学時にそこで働いている健康運動指導士の方々が、利用者さんに寄り添いながら運動指導をされている点に魅力を感じ、ここで働きたいと思うようになりました。
私は病院実習や教育実習など様々な実習を通して、一人ひとりとコミュニケーションを取ることでその人の性格や悩みなどを聞き出し、信頼関係を築くことの大切さを学びました。ここでならその学びを生かし、その人に合ったより良い運動指導が提供できると考えています。
また、心臓リハビリテーションや介護系など、幅広い対象者に対して運動指導を提供されていたところも決め手となりました。
Q就職支援センターをどのように利用していましたか。
A 履歴書の添削と面接練習で利用しました。履歴書では、文章を簡潔にまとめて書くことが難しかったですが、自分の今までの経験や魅力が伝わるような文を一緒に考え、添削していただきました。
面接練習では、自信を持って臨めるようにたくさん褒めていただき、的確なアドバイスもいただきました。分からないことがあれば優しく教えていただいたことも印象に残っています。
就職支援センターの方のおかげで自信を持って試験に挑むことができたと思います。
Q社会人になって取り組みたいこと(キャリアビジョン)を教えてください。
A
まずは就職先で活躍できる健康運動指導士になりたいと考えています。そのために、今まで学んできたことはもちろん、その他の疾患や病態の知識を身に付け、一人ひとりに合った運動プログラムを考えていきたいと思っています。
また、患者さん一人ひとりに寄り添い、コミュニケーションを大切にしながら、患者さんの身体が少しでも動かせるようになることや、笑顔が増えるようなサポートしていけるよう精一杯頑張っていきたいと思っています。
Q後輩に向けてアドバイスをお願いします。
A まずは一度しかない大学生活をしっかり楽しんでほしいです。勉強はもちろん大切ですが、大学生でしかできないことがたくさんあります。この4年間で、遊びやアルバイト、ボランティアなど色々なことに取り組んでほしいと思います。
そして何事にも全力で取り組み、今持っている夢を叶えて欲しいです。ときには大変なことや上手くいかないことなどあるかもしれませんが、先生方に頼り、友達と協力しながら就職活動を頑張ってください。応援しています。