先輩からのメッセージ~内定学生インタビュー~Interview

福本 そら

福本 そら

学部学科
医療技術学部 臨床検査学科
就職先名
兵庫県
職種
臨床検査技師
Q学生時代に最も力を入れてきたことを教えてください。
A 勉強と部活動の両立です。特に定期演奏会やコンクールの前の練習は学校のテストの時期と重なっていたため、とても大変でした。どちらも精一杯取り組みたかったため、時間を有効的に使う必要がありました。そこで物事の優先順位を決め、計画を立てて勉強や部活動に取り組みました。また、自分に合った勉強方法を考え、実践しました。その結果、4年間部活動を続けることができ、成績も向上しました。
この経験を通して、計画を立てて取り組むという習慣が身に付きましたし、何より部活動で多くの経験を重ねたことが充実した学生生活に繋がったと思っています。
Q就職活動を振り返って取り組んでおくとよいと思うことを教えてください。
A 就職希望先について詳しく調べることが大切だと思います。志望動機を改めてまとめたり、就職後に自分が何をやりたいかを考えるに当たって、希望する病院について知らなければ上手くまとめることができません。そのため、病院見学に行き、実際に働いている技師の方々のお話を聞けたことはとても良い経験でした。
また、部活動やアルバイトなど様々なことに挑戦することも大切だと思います。面接では思っていた以上に多くのことを聞かれたのですが、話題は多くあるほど話しやすいですし、それぞれに真剣に打ち込んだ分だけ自分を形成する一部となり、想いを込めながら話すことができたため、色々なことに挑戦して良かったと思っています。
Q就職先を決定するときに決め手となったポイントを教えてください。
A
元々地元である兵庫県の病院に就職したいと思っていた時に、学科の就職説明会で兵庫県立病院について知り興味を持ちました。兵庫県立病院は県内にいくつかの病院があり、それぞれの病院が高度で専門的な医療を提供しているため、さまざまな視点から検査についての知識や技術を習得できると考えました。
また、病院見学などで実際に勤務されている技師の方を拝見し、お話を聞く中で、教育体制やスキルアップの体制が整っている環境であり、充実した生活を送れているとの言葉が印象に残りました。そして、自分もここで働きながら地元の医療に貢献できる臨床検査技師になりたい、との思いが強くなりました。
Q就職支援センターをどのように利用していましたか。
A 就職試験の情報集め、エントリーシートの添削、面接練習をしていただくために利用していました。自己PR文を作成する際、なかなか伝えたいことがまとまらなかったのですが、まとめながら文章を一緒に考えてくださったり、自分にとって新鮮な切り口でアドバイスをしていただき、より自分をアピールできる内容で完成させることができました。
面接練習では正しい言葉遣いやマナーを教えていただきました。丁寧なご指導のおかげで自信を付けることができ、就職試験合格に繋がったと思います。
Q社会人になって取り組みたいこと(キャリアビジョン)を教えてください。
A まずは、目の前のことを一つひとつできるようにしていき、患者さんや他の職種の方にも信頼してもらえるような臨床検査技師になりたいと思っています。将来は認定資格などにも挑戦し、常に自己研鑽に励み、成長し続けられる人になりたいと考えています。
また、兵庫県の職員でもあるため、保健所などの行政機関に勤務する可能性もあるそうなので、そういった機会に巡り合えたら、地域の公衆衛生の向上に携わり、県職員としての責務を果たしたいと考えています。
Q後輩に向けてアドバイスをお願いします。
A
私は就職活動を始めた時は、働くということに対してどこか他人事のように思っていて、中々やる気が起きなかった記憶があります。
しかし、希望先を決めるのも実際に働くのも自分自身なので、大変なことも多いと思いますが、今後を決める重要な時期だと思い、真剣に取り組むことが大切だと思います。
その中でも今しかできないことにたくさん挑戦し、悩んだら周りの人に相談したり、時には息抜きをして大学生活を楽しんでください。皆さんの将来が輝かしいものになるようお祈りしております。