学科別OB・OG講演会OB / OG lecture by department

2024年度 理学療法学科

日時 2024年10月1日(火)~10日(木)Teamsを用いてVODで実施
講師、
タイトル

白石 明継先生(倉敷中央病院)
「循環器障害の術後急性期からの理学療法の実際」

藤井 貴志先生(荻原記念病院)
「青年海外協力隊~理学療法士としての役割~」

船越 剛司先生(株式会社DEP)
「理学療法士が障害予防を実践するための活動としての起業」

内容

本学科は卒業生を招いて就職のための業務説明会を毎年開催しています。職場でどのような業務を担当しているか卒業生に語っていただくことで、学生が早期より将来の進路を考えるとともに、学習への動機を高めることが目的です。その成果もあり、高い就職率を継続しています。今年度は、オンライン講義の設備が充実しているなかで、そのメリットを活かして遠方の先生方にも動画を作成頂き、VODを用いて実施しました。動画の公開範囲は1~3年次生として実施しました。

動画を視聴した学生からのアンケートでは、「ICUでどのような理学療法が行われているか、実際に働かれている人から聞けて良かった」、「急性期の病院で理学療法士として働く時には心電図やECMOなどの機械についても知っておかなければならないことを改めて感じました」、「海外のボランティアに参加することで、他国の文化が学べ、ボランティアに参加したという経験が将来ずっと役に立つと思うので、とても魅力的だと感じました」、「JICAという言葉を初めて聞き、難しそうだと感じたが、理学療法士は国際的な支援、交流にも関わることができると知り、驚いた」、「起業のきっかけのところで自分で社会を捉えてどうすべきかを考えて行動していると感じたのでそれが自分にもできるようになればいいなと思いました」、「将来の自分が納得できる人生、そして全ての患者さんが笑顔になるような未来を描けるように努力したいと思う」、などの感想が聞かれ、将来を見据えた学生の興味・関心の高まりが感じられました。

昨年の宇宙飛行士を対象とした理学療法等のように、今年も理学療法士の職域の中でも特殊な領域の話をしてもらうことで、職域の幅の広さ、選択の幅の広さを感じてもらうことができたと思います。アンケートの内容からも説明会の目的は達成されたと思われます。今後も学生がより充実した就職活動ができるよう、学科全体で支援していきたいと思います。