先輩からのメッセージ~内定学生インタビュー~Interview

小林 絵里佳

小林 絵里佳

卒業年度
2022年度
学部学科
医療技術学部 臨床工学科
出身高校
鳥取県立鳥取西高等学校
就職先名
鳥取大学医学部附属病院
職種
臨床工学技士
Q学生時代に最も力を入れてきたことを教えてください。
A 様々な経験を積み自らを成長させたいという目標のもと、ボランティア活動や学友会活動、複数のアルバイトなどを行いながら、学業との並立に注力しました。臨床実習や資格取得など大変なことも多いですが、長い人生で見ると大学での4年間は最も自由で、大学生にしかできないことがたくさんあります。こうした今しかできないことを経験するため、時間を効率よく使い、積極的に取り組んできました。様々な立場の方と関わることで視野が広がり、一人ひとりに寄り添った医療の提案や提供ができるような医療福祉人になりたいと思うきっかけになりました。
Q就職活動を振り返って取り組んでおくとよいと思うことを教えてください。
A
就職活動は臨床実習や資格試験、卒業研究などと並行して行う必要があるので、早めに準備を始め、じっくりと自己分析を行うことが大切だと感じました。自己分析を繰り返し行うことで、履歴書や面接の限られた文字数や時間のなかでも自分を最大限アピールできるようになります。エピソードの引き出しを増やしておくことも、面接で落ち着いて自分を表現するために欠かせません。また他己分析の導入や、友人および先生に添削を行ってもらうなど客観的な視点を取り入れることも、自らの魅力に気付くために、おすすめです。
Q就職先を決定するときに決め手となったポイントを教えてください。
A 私は臨床実習を通して、単に機器の操作や管理をするだけでなく、医療チームの一員として患者様の治療方針や、使用する機器やモードの選定・提案まで行う集中治療分野に魅力を感じました。そのため特定機能病院として高度な急性期医療を担っており、生まれ育った鳥取県に貢献できる鳥取大学医学部附属病院への入職を決めました。周囲の学生の話を聞くと、見学に行った際の病院の印象や、興味のある分野にどれぐらい注力しているかを特に重要視している人が多い印象でした。
Q就職支援センターをどのように利用していましたか。
A 就職支援センターの方には、自己分析や就職先を決定する段階から、履歴書の添削、面接練習まで多岐にわたって大変お世話になりました。就職活動を始めたころは就職先について悩んでいましたが、私の得意なことややりたいことなどを整理して一緒に考えてくださったことで、自らの考えをまとめることができました。初めてのことで不安だらけでしたが、その後の履歴書の添削や面接練習でも行き詰ったときに導いてくださり、就職支援センターの方のおかげで自信をもって就職試験に臨むことができました。心から感謝しています。
Q社会人になって取り組みたいこと(キャリアビジョン)を教えてください。
A 私は笑顔が好きで、一人でも多くの患者様に笑顔が戻るようサポートしたいと考えています。患者様の一人ひとりにあった治療方針の提案や、安全かつ適切な医療の提供が患者様の早期回復の一助となるため、確実な知識や技術は欠かせません。そのため、入職後も積極的に経験を積み、認定士などの更なる資格取得を目指します。また患者様の不安を少しでも和らげ、前向きに治療していただくため、穏やかで笑顔を絶やさない臨床工学技士になりたいです。
Q後輩に向けてアドバイスをお願いします。
A 就職活動は初めてのことばかりで不安なことも多いと思います。しかし、周りには就職支援センターの方や学科の先生、友人など支援してくれる方がたくさんいるので安心して頼ってください。不安なとき、困ったとき、行き詰ったとき、辛いとき、どんなときでも支えてくれる仲間がいます。大学生活の集大成ともいえる就職活動を、仲間全員で乗り越えましょう。この期間に自分としっかり向き合うことで、皆様が希望する進路へと進めるよう応援しています!