先輩からのメッセージ~内定学生インタビュー~Interview

阿部 穂奈美

阿部 穂奈美

卒業年度
2023年度
学部学科
医療技術学部 臨床栄養学科
就職先名
日本赤十字社 岡山赤十字病院
職種
管理栄養士
Q学生時代に最も力を入れてきたことを教えてください。
A 最も力を入れたことは効率よく勉強することです。アルバイトやサークル活動をしながら勉強時間を確保するには、自分自身で考えて計画的に行動する必要がありました。そこで一週間にやるべきことをリストアップし、毎朝見返すようにしました。通学に1時間以上かかるため、その間に小テストの勉強をするなど隙間時間の活用も意識しました。そうすることで試験勉強も計画的に進めることができ、着実に単位を取得できました。限られた時間を有効に使うことで充実した大学生活を送ることができたと感じています。
Q就職活動を振り返って取り組んでおくとよいと思うことを教えてください。
A
管理栄養士は活躍できる領域が幅広いので、普段から自分がどの方向に進みたいのかを、漠然とで良いので考えておくと就職活動をスムーズに始められると思います。特に3年次生での臨地実習ではさまざまな施設を経験することができるので、未来の働く姿がイメージしやすくなると思います。求人情報は就職ナビ*や病院のHPなどを頻繁に確認して、病院見学や願書の準備にすぐ取り掛かれるようにしておくと良いと思います。就職支援センターで採用試験内容の情報収集を行い、念入りに対策しておくことも重要です。

*就職ナビは現在就活Kナビに運用が変更になっています

Q就職先を決定するときに決め手となったポイントを教えてください。
A 病院実習を経験して、急性期病院で働きたいと考えていました。病院見学の際には直営給食だからこそきめ細かく病院食を提供でき、多くの症例に対応した栄養管理ができることを知り、栄養管理・指導だけでなく給食面からも管理栄養士として治療に携わりたいとの思いを強くしました。また、職場内の雰囲気に触れて自分に合っていると感じたこと、福利厚生の手厚さなども決め手になりました。
Q就職支援センターをどのように利用していましたか。
A 採用試験の内容についての情報収集と面接練習で利用していました。受験報告書から専門試験の出題範囲や形式、小論文のテーマの傾向などの筆記試験に関する情報、面接での質問内容を集めて対策に生かしました。面接練習では入退出の所作から伝わりやすい回答の構成、適切な言葉選びなど重要なポイントを丁寧に教えていただきました。本番さながらの練習を繰り返し行うことで徐々に心に余裕が生まれ、苦手意識のあった面接に自信を持てるようになりました。そのため、本番でも落ち着いて受け答えをすることができました。
Q社会人になって取り組みたいこと(キャリアビジョン)を教えてください。
A 栄養サポートチーム(NST)で活躍できる管理栄養士になりたいと考えています。病院実習でNST回診に同行した際、医師や看護師から意見を求められてそれに的確に対応する管理栄養士の姿に強い憧れを持ちました。私も臨床の現場でさまざまな症例と向き合い経験を積むとともに、研修会等にも積極的に参加して最新の専門知識を得て、患者さんの治療に役立つ栄養管理を提案し、それを実践できる医療スタッフとして働きたいと思っています。
Q後輩に向けてアドバイスをお願いします。
A まずは、大学生活を思いっきり楽しんでほしいです。自分のために使える時間がたくさんある今のうちに、やりたいことは何でも挑戦してたくさんの思い出を作ってほしいと感じています。就職活動が始まると焦りや不安を感じることもあると思います。そんなときに大切なのは、頼れる人を見つけることです。私も就職活動でわからないこと、不安なことはゼミの先生や友達、就活支援センターの方にたくさん相談して、頼って、助けてもらいました。満足のいく就職活動になるよう応援しています。