開催日 | 2024年9月19日(木) |
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講師 |
身体障害領域:長野 早紀 先生(2017年度卒:済生会吉備病院) 精神障害領域:奥山 桃香 先生(2023年度卒:慈圭病院) 老年期障害・研究領域:佐々木 隼 先生(2018年度卒:介護老人保健施設ぬまくま) |
テーマ | 2024年度 就職のための業務説明会 |
作業療法学科では、作業療法士として働くことのやりがいや楽しさを学び、学習の動機付けを促進すること、そして将来の進路(就職したい領域など)を考え、早期の就職活動につなげることを目的として「就職のための業務説明会」を開催しています。この説明会では、臨床現場で活躍している卒業生を講師として招き、それぞれの専門領域における作業療法士の業務内容や仕事の魅力について、楽しくわかりやすくお話しいただいています。
今年度は、上記の3名にお越しいただき「身障領域で働くOTの日常」、「“新米OTの視点から”精神科作業療法とは」、「通所リハビリテーションで働く作業療法士の役割・仕事内容と臨床研究について」というテーマでお話をしていただきました。学生たちは先輩方の話に熱心に耳を傾け、質疑応答では「どのようにして就職候補施設を決めたか」といった就職活動に関する質問や、「OTとして働くうえで学生のうちにしておいたほうが良いことは何か」といった大学での過ごし方などについて質問が寄せられました。また、学生からは「1日の流れなど学生が気になる細かい部分を聞くことができた」、「将来の自分について深く考えるきっかけになった」、「色々な場所での作業療法士としての役割や仕事について知ることができ、作業療法士として働くイメージを広げることができた」、「研究分野は馴染みがなかったので聴くことができてよかった」などの感想が聞かれました。
本学科の就職率は開学以来100%であり、近年の養成校の急増や社会状況の変化といった背景がある中でも、高い就職率を維持しています。今後も、社会に貢献できる作業療法士を輩出し続けるために、学生が早い段階から将来に向けた明確なイメージを持てるよう、引き続き学習機会を提供していきたいと思います。