先輩からのメッセージ~内定学生インタビュー~Interview

瀧口 七海

瀧口 七海

卒業年度
2022年度
学部学科
医療福祉学部 医療福祉学科
出身高校
広島県立大門高等学校
就職先名
尾道市社会福祉協議会
職種
社会福祉士
Q学生時代に最も力を入れてきたことを教えてください。
A 私が最も力を入れたことは、社会福祉士国家試験の勉強です。日々の勉強はもちろんですが、国家試験の約1年前から準備を始め、合格に向けて努力しました。講義がある日は放課後学校で勉強してから帰宅すること、通学の時間を復習に充てることで、日常の中で少しずつ勉強する習慣を身につけるようにしました。また、先生に教室を確保してもらい友達と話し合いながら勉強を進めるなど、周りの協力も得ながら勉強方法に工夫をするよう試みました。それらの積み重ねが「今まで勉強してきた」という自信に繋がり、本番で落ち着いて力を出し切ることができたと感じています。
Q就職活動を振り返って取り組んでおくとよいと思うことを教えてください。
A
日常の中で自分が何を意識しているか考えることが大切だと思います。私自身は学校の行事やサークル活動などは特にやっていませんでしたが、アルバイトなど日常の小さな出来事から意識して行っていました。小さな出来事でも、自分なりにどう動き、何を考えたのかを意識することで、身についたことや頑張れていることに気づけるようになり、面接で自然と言葉にすることが出来たり、自分の強みや性格などが見えてくるなど自己覚知の力が養われたと感じます。
Q就職先を決定するときに決め手となったポイントを教えてください。
A 3年生の夏に社会福祉協議会に実際に実習に行ったことがきっかけになりました。職員の方が地域住民に向き合う姿勢と、複雑化した課題に対して様々な分野や職種の方々とチームアプローチを行う現場を見て、自分も地域住民の住みやすい、住みたいと思える環境作りに関わり、地域の縁の下の力持ち的な存在になりたいと思い、社会福祉協議会に決めました。またワークライフバランスを大切にした環境を求めていたことも、社会福祉協議会を選ぶ一つの理由になりました。
Q就職支援センターをどのように利用していましたか。
A 履歴書の添削や面接指導でお世話になりました。履歴書を書く時のポイントや気をつけること、なぜその志望先なのかなど一緒に話し合う中で言語化していただきました。面接指導は、実際の形式で練習していく中で、回答の言い回しや癖などを教えていただきました。改善点と同時に自分の良い点も伝えてくださるので、自信を持って面接に臨むことができました。また、自分の受験予定の法人がどのような形式で選考を行っているか、どのような質問をしているかなど受験報告書を閲覧するために利用しました。
Q社会人になって取り組みたいこと(キャリアビジョン)を教えてください。
A 近年、複雑化した課題を抱える人が増えている中で、多機関多職種だけでなく地域住民とのネットワークを大切にしながら、誰一人として取り残さない地域づくりに関わっていきたいと思います。そして地域の住民の方々に寄り添い、頼られる社会福祉士になりたいです。そのために社会人になってからも専門職として常に研鑽を怠らず、向上心を持って働きたいです。
Q後輩に向けてアドバイスをお願いします。
A 就職活動は周りに影響されて焦って動く必要はなく、じっくり自分のやりたいことや向いていることについて考えることが大切だと思います。国家試験については、学科やコースによっては実習や卒業論文の時期と重なり思うように勉強の時間が取れないこともあるので、自分に合った方法を早めに見つけ、少しずつでもコツコツとやっておくと良いでしょう。悔いのないよう大学生活を楽しみながら頑張ってください。