就職内定学生インタビューInterview

杉 春汰

杉 春汰

卒業年度
2019年度
学部学科
医療福祉学部 医療福祉学科
出身高校
盈進高等学校
就職先名
社会福祉法人稔福祉会 特別養護老人ホーム庄の里
職種
生活相談員
Qなぜ本学進学を決意しましたか?
A もともと、医療・福祉の世界に興味があり、高校の先生などの勧めもあって進学することになりました。当初は看護やリハビリテーション領域に関心があったのですが、調べていくとそれらにはすべて「福祉」が関係していることを知りました。その時に、全く知らない「福祉」という世界について学びたいと考えるようになりました。そこで、大学で福祉を学ぶことで、より自身の世界を広げたいという気持ちから、福祉領域を選びました。本学は、もともと興味があった医学と関連づけて福祉を学ぶことができるため、本学への進学を決意しました。
Qいつ頃から将来の進路を考え始めましたか?
A
最初は漠然と社会福祉協議会に就職したいと考えていました。それは、社会福祉協議会での実習体験により、社会福祉協議会が身近に感じられ、地域の福祉を推進する仕事に自身も携わりたいと考えたからです。しかし、友人に誘われて参加した特別養護老人ホームのボランティアで、高齢者支援の現場を体験し、職員の方から話を伺ったことで、まずは、現場経験を積み、高齢者の課題や地域に必要な支援を知ることが大切だと考えるようになりました。その上で、地域全体の福祉について考えていく社会福祉協議会での仕事をしてみたいと今は考えています。
Q大学時代に一番頑張ったことは何ですか?
A ソーシャルワークの考え方や技術について学ぶ講義は特に熱心に取り組みました。大学では、ソーシャルワークの実践力を身につけるため、座学だけでなく、少人数グループでの演習や実習を通して知識を実践につなげていくための訓練を行います。グループで集まってディスカッションをする機会が多いため、学科内の学生同士の結束も強まり、友人も増え、有意義な学生生活を送ることができました。
また、2018年の豪雨災害の際、真備町のボランティアで、被災された方の生活を目の当たりにし、被災された方の想いに触れるなかで、災害時のソーシャルワークの重要性について学びました。さらに、ゼミでは外国人集住地域でのフィールドワークに参加し、多文化共生の街づくりについても考察しました。
Qそこで身についたことを教えてください
A  ソーシャルワークの知識や技術のみならず、社会で起こっている様々な問題について福祉と関連付けて考えることができるようになったと感じています。私の場合は、若者の貧困問題にも関心を持ち、卒業研究では若者の「無縁死・孤立死」をテーマに選びました。無縁死や孤立死は高齢者の問題として注目されがちですが、若者の無縁死・孤立死について調べていくうちに、若い世代の貧困問題や社会とのつながりの断絶など社会的排除の問題が背景にあることが見えてきました。福祉の仕事が単なる知識や技術だけではなく、社会問題についての深い洞察や様々な人の人生への共感的理解など幅広い学びを必要とすることを知りました。
Q就職活動時の思い出を教えてください
A 就職先は4年次の5月には決まり、就職活動は短い期間で終わってしまいましたが、面接時には「この面接で今後の人生が決まるのだ」と実感したことを覚えています。そして、就職が決まった後も、社会福祉協議会にはいずれは就職したいという夢もあったので、求人募集などを見たりしていました。長期的な将来展望を持ちながら様々なことを調べるのは楽しかったです。
Q後輩たちへ熱いメッセージをお願いします
A 大学の講義を受けている最中ではわからないと思うのですが、4年間かけて福祉を勉強した今思うことは、どの先生方もご自身が経験したことを講義の中で取り入れてくれており、その経験を聞けたことはとても貴重であったということです。そういう気持ちで、日々勉学に励んでほしいと思います。ありきたりかもしれませんが、4年生の今になって、あの時先生の話をもっと真剣に聞いて1年生のころから意識を高めていればよかったと思っています。後輩の皆さんは後悔しないように勉強し、その後の人生につなげていってください。