先輩からのメッセージ~内定学生インタビュー~Interview

泉 颯馬

泉 颯馬

学部学科
リハビリテーション学部 理学療法学科
就職先名
社会医療法人全仁会 倉敷平成病院
職種
理学療法士
Q学生時代に最も力を入れてきたことを教えてください。
A 優先順位を決めて、メリハリのあるスケジュール管理を心掛けていました。特に4年次生では実習・就職活動・卒業試験とやらなければいけないことに加えて、部活動にアルバイト、遊びとやりたいこともたくさんありました。自分の中で優先順位を考えて活動することで、時には楽しいことを我慢する必要もありましたが、限られた学生生活を最大限楽しむことができたと感じています。
また、就職活動や勉強はストレスに感じることも多いため、適度なリフレッシュの時間を設けることで心身共に健康に過ごすことができたと思います。
Q就職活動を振り返って取り組んでおくとよいと思うことを教えてください。
A
ChatGPTを活用することです。私は履歴書やエントリーシート、小論文、面接内容などの作成に活用しました。なんとなく頭に浮かんでいるけれど言語化が難しい場合や、就職活動に相応しい言葉遣いに変換したいときにとても役に立ちました。
AIのベースだと他の人と内容が被る不安がある場合は、自分の情報を細かく入れるとより被りにくいと思います。就職支援センター、ゼミや担任の先生、ChatGPT、そして自分自身と様々な角度から情報を仕入れ精査することで自分の納得のいく内容に仕上がると思います。
また、4年次生は実習や勉強に追われるため、ついつい就職活動を後回しにしたくなると思いますが、少し踏ん張って早めに取り組むことで希望の進路に繋がりやすくなると思います。
Q就職先を決定するときに決め手となったポイントを教えてください。
A スポーツ分野のリハビリを軸に幅広い疾患に対応できる理学療法士になりたいと考えていました。倉敷平成病院では急性期から維持期まで一貫した医療体制が整っているため、病期ごとに異なったアプローチを学べる点、今年からスポーツリハビリテーションセンターが設立され、今まで以上にスポーツリハビリテーションに力を入れている点の2点に魅力を感じたのが大きな理由です。
さらに教育制度が整っていることや、地元の病院に就職して地元に貢献したいと感じたこともこの病院を選んだ理由です。
Q就職支援センターをどのように利用していましたか。
A エントリーシートや履歴書の添削、面接練習、グループディスカッションの練習で利用していました。就職活動は普段の言葉遣いとは違うため、自分の気持ちをうまく言葉にすることが難しいですが、就職支援センターのサポートで面接や履歴書の内容の作成をスムーズに進めることができました。
また、グループディスカッションの練習では司会や発表者などの役割がある中で、自分を一番アピールできる役割やディスカッションを進めていくうえでのポイントを学ぶことができました。就職支援センターで練習することによって、就活生全員に当てはまるポイントはもちろん、自分の癖や特徴についても気付くきっかけになったためとても感謝しています。
Q社会人になって取り組みたいこと(キャリアビジョン)を教えてください。
A 理学療法士を目指したきっかけでもあるスポーツリハビリテーションについて学びたいと考えています。まず、短期的な目標としては分野に捉われず様々なことに興味を持ち、幅広く学びたいです。そして、吸収してきたことを自分が取り組みたいスポーツリハビリテーションに繋げていきたいと考えています。
また、長期的な目標としてはスポーツの怪我予防に携わりたいと考えています。怪我によって競技を続けることが難しくなった学生やアスリートの役に立てるような存在に成長したいです。
さらに社会人になると使えるお金も増えるため、仕事面以外で新しい趣味を見つけて休日も楽しみながらバランスの良い生活を送りたいと思っています。
Q後輩に向けてアドバイスをお願いします。
A
就職活動に勉強、楽しいこと、何事にも全力で取り組んでみてください。そのためには、心身の健康が不可欠だと思います。多忙な生活の中で体や心の疲れに気付かず、つい無理をしてしまいがちになるとは思いますが、休息を取りながら健康第一で頑張ってください。
また、私は就職活動で不採用になった経験があります。皆さんもなかなか希望通りに物事が進まない時もあるかもしれませんが、時には周りに頼りながら自分の決断を信じて、自分のペースで最善を尽くしてください。皆さんの挑戦が実を結びますことを、心よりお祈りしております。