開催日時 | 2023年9月22日(金) |
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場所 | 講義棟2601教室 |
講師 | 心臓病センター榊原病院 松本 一毅 氏 日本光電株式会社関西支社 植松 綾子 氏 |
2023年9月22日(金)、講義棟2601室で、本学科3年次生の「臨床実習開始式」と同時に、全学年を対象とした「特別講演会」が開催されました。講師として、岡山市の心臓病センター榊原病院で勤務されている松本一毅氏(本学科2期生)と、大阪府の日本光電株式会社関西支社で働かれている植松綾子氏(本学科4期生)をお招きしました。
松本氏は、心臓病センター榊原病院で手術室やカテーテル室、機器管理など循環器を中心とした業務に携われています。講演では、現場の写真を交えながら実際の業務や、タスクシフト・シェアに伴う新規業務の開拓についてお話しいただきました。また、院内での活動だけでなく、学会や論文発表など院外でも積極的に行動されていることを紹介いただきました。講演を通じて、臨床工学技士の未来への可能性を後輩に示していただきました。
植松氏は、ペースメーカに関する営業活動や臨床業務の立会い、定期点検などの業務に携われています。実際のペースメーカの植え込み方法や1日のスケジュールなどをお話しいただきました。さらに、企業で臨床工学技士として働くことのメリットについても、ご自身の経験を踏まえてわかりやすくご紹介いただきました。特に、臨床工学技士として企業で働く意義や心がけるべきことを説明していただき、企業での臨床工学技士で働くイメージをしっかりと伝えていただきました。
今回の特別講演会では、循環器領域における病院と企業の立場から、業務内容ややりがいについてご紹介いただきました。学生の皆さんには、将来に向けてじっくり考え、普段の生活で心がけるべきことを学ぶ良い機会となったことでしょう。臨床実習や国家試験受験に向けて、さらなる頑張りを期待しています。