先輩からのメッセージ~内定学生インタビュー~Interview

周藤 瀬奈

周藤 瀬奈

学部学科
医療福祉マネジメント学部 医療福祉デザイン学科
就職先名
株式会社メディカルエデュケーション
職種
メディカルイラストレーター
Q学生時代に最も力を入れてきたことを教えてください。
A
私が学生時代に最も力を入れてきたことは学業と課外活動です。大学4年間を通して、様々な制作活動、課外活動に取り組みました。私は大学に入学してからデザインを学び始めたため、自身の表現の幅を広げるために様々なデザインや表現方法に触れ、多くの経験を積むことを目標として日々の学習に積極的に取り組んできました。
課外活動としては3年次生で岡山市の消防局と協働して防災のピクトグラムの開発や、4年次生では卒業研究の一環として、東京大学内のギャラリーを借りて自身の研究制作の展覧会を開催するなど、周囲の方と協力する大切さを学ぶことができました。これらの貴重な経験は自身の人生の大きな財産になったと思っています。
Q就職活動を振り返って取り組んでおくとよいと思うことを教えてください。
A 私が就職活動をするにあたって取り組んでおいて良かったと思うことは、インターンシップです。私は3年次生の9月頃にご縁があり、東京の企業で数日間のインターンシップに参加しました。そこでは大学の課題と仕事の違いや、社会人としてのマナーやコミュニケーションなど、大学では経験できない多くのことを学ぶことができました。インターンシップを経験することで、自身の学業に対する考え方が受動的なものから能動的なものに大きく変わり、貴重な学びを得る場であったと感じています。就職活動においても、インターンシップでの経験は非常に役に立ったので、一度経験しておくことをお勧めします。
Q就職先を決定するときに決め手となったポイントを教えてください。
A 私が大切にした就職活動の軸は、「自身のスキルを活かせる場であるか」「やりがいを感じられるか」「仕事と日常生活とのバランス」の3点です。
私はメディカルイラストレーターとしての就職を希望していたのですが、職業自体が非常にマイナーであるため、就職先が中々見つからないことが大きな課題でした。内定をいただいた企業は私の考え方を大切にしてくださり、メディカルイラストレーターとしてのスキルをしっかり活かすことができる環境が整っているため、私自身の希望に合っていると感じ就職を決めました。
Q社会人になって取り組みたいこと(キャリアビジョン)を教えてください。
A 社会人になってからは、一人前のメディカルイラストレーターになれるよう、日々学び続けたいと思っています。社会に出た後は大学4年間では学ぶことができなかったことをたくさん経験できると思っています。そのため、人との繋がりを大切にしつつ、多くの経験を積んでいきたいと思います。メディカルイラストレーターはまだまだマイナーな職業ですが、社会貢献度が非常に高く、大きな役割を担っていると感じています。
社会に出てからも自身のスキルを磨き続け、巡り巡って周囲の人たちやお世話になった方々に恩返しできるような人間に成長していけたら、と考えています。
Q後輩に向けてアドバイスをお願いします。
A
大学4年間は本当にあっという間に過ぎていくため、まずは大学生の時にしかできないことに積極的に挑戦していくことをお勧めします。就職活動では、多くの不安や悩みが出てくると思いますが、気持ちが後ろ向きになってしまったときには、信頼できる周りの人たちにたくさん助けてもらって下さい。自分を客観的に見てもらうことで、自分の強みに気付くことができ、視野が広がり、自身の可能性を広げることができると思います。焦ることもあると思いますが、まずは自分の就活の軸と将来のビジョンを明確に持って、妥協せず自分のペースで就職活動を進めていくことが大切だと思います。応援しています!