先輩からのメッセージ~内定学生インタビュー~Interview

小西 泉瑚

小西 泉瑚

卒業年度
2022年度
学部学科
医療福祉マネジメント学部 医療福祉デザイン学科
就職先名
社会医療法人石川記念会 HITO病院
職種
事務職(広報)
Q学生時代に最も力を入れてきたことを教えてください。
A
私が学生時代に最も力を入れたことは、制作活動です。作品の隅々まで気を配りつつ、大学で学んだ今までとは違う表現方法や制作方法を意識した課題制作に挑戦しました。課題以外にも積極的に有志活動への参加や、大学にある設備を利用した制作に取り組みました。有志活動では医療系を始めとするポスターやキャラクター、バナー制作、またシルクスクリーンや3Dプリンターなど大学の設備を使用した制作を試みました。医療福祉デザイン学科だからこそできる貴重な制作活動が多く行えたことは財産だと感じています。
Q就職活動を振り返って取り組んでおくとよいと思うことを教えてください。
A 就職先についてしっかり調べておきましょう。私は実習で就職先にお世話になったのですが、受験時に先方についてどれくらい知っているのか、調べているのかを聞かれました。実習先に就職を希望する場合は、何を聞かれても答えられるくらい頭に入れておきましょう。また、普段からメモを取るよう習慣づけることも大切です。就職活動以外にも、講義や課題に取り組む際など多くの場面でメモを取りますが、見返した時にすぐに理解できるメモの取り方が身に付いていると非常に役に立ちます。
Q就職先を決定するときに決め手となったポイントを教えてください。
A 私が就職先を選ぶときに大事にしたポイントは2つあります。ひとつ目は就職先の職場の環境が整っていることです。3年次生の時に実習させていただいたので、病院の様子や環境だけでなく、職員の方々の姿勢について知る機会がありました。病院の取り組みや充実した施設、職員の皆さんが優しく業務について教えてくださった点などから、自分に合っていると思いました。ふたつ目は実家から通える場所であるか、ということです。現在母が一人暮らしをしており、今後親孝行ができればと思い、実家から車で通えるHITO病院を選びました。
Q就職支援センターをどのように利用していましたか。
A 一次面接はオンライン、二次面接が先方での理事長との面接だったので、二次面接の前に一度就職支援センターを利用しました。利用する前に何度か練習はしていましたが、就職支援センターでの面接練習は本番と同じような緊張感を持って行うことができました。入室するときの作法から質疑応答の言葉遣いや仕草など、利用時間は1時間ほどでしたが、細かく確認していただきました。間違っている点や気を付けるべき点を適切に教えてくださるため、自信を持って面接に挑むことができました。
Q社会人になって取り組みたいこと(キャリアビジョン)を教えてください。
A 「患者さんに寄り添った病院」のイメージに合ったデザインを生み出したいと考えています。実習では外来患者さん向けにピクトグラムなどを制作しましたが、就職後は入院患者さんに注目したデザインにも力を入れたいと考えています。患者さんが「どこで」「何を」「どうして」困っているのかを把握し、デザインの力でそれらの問題を解決できるようにしたいと思っています。そのために病院やデザインについて日々勉強を続け、患者さんだけでなく病院や職員の方々に、より良い環境を提供できるよう精一杯努めていきたいと思います。
Q後輩に向けてアドバイスをお願いします。
A
就職したい病院・企業や、自分がやりたいことが決まっている場合は、誰よりも早く動くことを意識しましょう。特に履歴書に書く自己PRなどは今からでもまとめておき、先生に添削をお願いすると良いと思います。できることから始めておくと、就職活動が始まってからも落ち着いて行動できます。内定を早くいただけると、その後に控えている卒業研究などに余裕をもって取り組むことができるのもメリットだと考えます。積極的に就職活動をしている学生を、先生を始め周囲は必ず見てくれています。体調不良などで思うように活動ができない時は一人で悩まずに、先生や就職支援センター、共に就職活動に励む友人など、頼れる人に相談しましょう。大変だとは思いますが、頑張ってください。