先輩からのメッセージ~内定学生インタビュー~Interview

福代 さくら

福代 さくら

学部学科
医療技術学部 診療放射線技術学科
就職先名
市立敦賀病院
職種
診療放射線技師
Q学生時代に最も力を入れてきたことを教えてください。
A
私が学生時代に最も力を入れたことは学業です。1・2年次では初めて学ぶ専門的な知識、3年次では実習で学ぶ臨床的な知識を定着させるための勉強をしました。具体的には講義後に復習をする時間を設け、その日に学んだことをもう一度確認し、講義以外での1日の勉強時間がゼロにならないようにしていました。試験前は友人と一緒に勉強することで、間違えて覚えているところや見落として覚えていないところがないかなどを確認していました。
また個人的に第1種放射線取扱主任者試験のために勉強したことは、国家試験対策をする際にとても役立っているので、オススメです。
Q就職活動を振り返って取り組んでおくとよいと思うことを教えてください。
A 就職活動において早めの行動はとても重要です。就職希望先が明確に決まっている方は、早めに見学へ行き、知りたいことを質問することでその病院について理解を深めることが大切だと思います。志望先が未定の方は、どのような環境で仕事がしたいか、譲れない条件は何かなど、就職先を探すときに着目すべきポイントを早めにピックアップしておくと後々困らないと思います。
またどのような病院を受験する際にも、自己PRや長所・短所は必須です。そのため3年次のプレテストが終わったタイミングで、一度自分と向き合う時間を作ってみると良いと思います。早めの準備や行動によって、試験前の負担が軽減し余裕を持って試験に挑めると思います。緊張も味方につけられるよう、準備を怠らず早めに行動してみてください!
Q就職先を決定するときに決め手となったポイントを教えてください。
A 私は診療放射線技師として生まれ育った地域の医療に貢献したいと考えていました。そのため、まずは自分が就職したい県を決め、次にどのようなモダリティが備わっているかという点に着目しながら就職先を探しました。内定をいただいた病院は、私の生まれ育った地域の中核病院として、地域医療の発展に尽力されている病院であることから、私自身の希望に合っていると感じました。
また病院見学に行った際に対応してくださった職員の方々や、病院の雰囲気にもとても魅力を感じ、この職場で働きたいと強く思いました。その気持ちを糧に、就職試験や国家試験のための学習に力を入れることができたと思います。
Q就職支援センターをどのように利用していましたか。
A 就職支援センターでは、主に面接練習をしていただきました。入退室の仕方やどのように文章を構成するとわかりやすいかなど、面接において大切なことを一から教えていただきました。病院の特性にあった対策をしていただけるため、とても役立つと思います。
また就職支援センターには、就活Kナビには掲載されていない先輩方の受験報告書が置いてあります。そのため、先輩方の就職先や就職試験の内容を調べるときに利用させていただきました。
就職支援センターには病院パンフレットなども置いてあるため、就職したい都道府県は決まっているけれど、就職先が決めきれない方は一度利用してみると良いと思います。
Q社会人になって取り組みたいこと(キャリアビジョン)を教えてください。
A 入職後は患者さんを始め、医療スタッフの方々からも信頼される診療放射線技師になれるよう努力します。そのために、患者さんや診療放射線技師の先輩方、様々な職種の方々とのコミュニケーションを大切にしたいと思っています。
また日々学び続ける姿勢を持ち、多くの知識を身に付けることで、病気や怪我の早期発見・早期治療に貢献できるよう努めていきます。そして、どのような検査でもどのような治療でも、この人に任せたいと思ってもらえるよう多くの人から信頼される診療放射線技師を目指します。
Q後輩に向けてアドバイスをお願いします。
A
都道府県によって求人が出るタイミングは様々ですが、早めに行動することが何より大切です。求人が出ていないからまだ行動しなくても良いとは考えず、今できることは何だろうと考えてみてください。できることからコツコツとやっていけば、自ずと余裕は生まれます。試験前に切羽詰まらないよう、計画を立てて早めに動き出してみてください。
またどのような病院に就職したいか決まっていない方は、友人や家族・先生方の話を聞き、意見をもらうことで考えがまとまることもあります。困ったときは自分一人で抱え込まず、周りの人の力を借りてみると良いと思います。自信を持って試験に挑めるよう、早めの行動とできる限りの準備を心掛けてみてください。そして悔いが残らないよう、挑戦し続けてください。応援しています!