※この内容は医療福祉学部保健看護学科のものです。
保健看護学科3年次生とその保護者を対象に保健看護学科就職懇談会が開催されました。それぞれの職種でご活躍されている先輩3名にお越しいただき、進路決定に至る経緯や就職活動、4年次生の過ごし方、学習方法などについてお話いただきました。
日時 | 2019年3月9日(土)13:30~17:00 |
---|---|
場所 | 4603教室(全体会) 3602教室(相談会) |
参加人数 | 保護者 全体会:60家族 個別面談:47組 3年次生:128名 |
看護師として働いている阿部加奈さん(2017年度卒:川崎医科大学総合医療センター)は、学生の頃の進路決定に至る気持ち、4年次の学習への取り組みや内容、現在の職務のやりがいなどについて話されました。病院に就職するにあたって、病院見学会やインターンシップに参加することの意義や就職活動中に悩んだら就職支援センターを活用することなど、具体的な動きについての説明がありました。
個別相談では、多くの学生が相談に訪れ、実習での勉強方法、就職試験の対策、入職後のこと、領域の選択理由等の相談があり、悩んだ時期はゼミ担当教員や実習担当教員へ相談すると良いことを説明されていました。具体的な活動時期や内容なども理解しやすく、学生への熱い思いが伝わってきました。
保健師として勤務されている大田一樹さん(2017年度卒:隠岐の島町役場勤務)は、高齢化が進んでいる地域の現状から、必ず故郷に戻り地域貢献がしたいという希望を入学当初より強く持っていました。保健師としてやりがいとして感じるときは、地域の方に喜んでいただけたときと語られていました。隠岐の島町での現在の仕事内容の説明を通して学生にイメージがつくように説明してくれました。
保健師採用試験に向けて、病院への就職と異なり、秋になっても採用が決定していない状況の中で、焦らずに学習し、4年次の過ごし方について具体的に詳細に教えていただきました。
助産師として働いている澤田成美さん(2017年度川崎医療福祉大学大学院保健看護学専攻助産学コース修了:川崎医科大学附属病院勤務)は、進路決定に至る経緯と大学院進学に向けての対策、助産師を目指した動機など、学生にわかりやすく説明いただきました。本学の学部卒業後は、看護師として勤務をしながら大学院進学の準備、助産師の仕事内容の説明や大学院での実習のことなど、学生がイメージできるよう実際の様子を話されました。やりがいや仕事の様子を語っていただき、学生が進学を考える上で、とても参考になりました。
講演後も講演者は、学生と保護者の個別相談に3602教室に場所を移して応じていただきました。職場を選んだ理由、将来的な目標、採用試験対策、就職試験対策、実習中の勉強方法や試験対策を開始した時期、出願内容など、使用した参考書、1年目の仕事内容、奨学金、就職支援センターの活用、就職後の進学、進学にともなう経済面等、さまざまな相談に丁寧に対応してくれました。
春から4年次の学生たちにとって、就職活動、国家試験対策、職場のやりがいなど、具体的なイメージができ、今日から参考にして実践するという刺激を受ける機会となりました。卒業生も自分の仕事、生活を振り返る良い機会となったと語り、後輩たちに熱いエールを送ってくれました。