学科別OB・OG講演会OB / OG lecture by department

2019年度 臨床工学科

講演会の様子

開催日時 2019年9月21日(木)
場所 講義棟2601教室
講師 医療法人 清梁会 高梁中央病院 吉森 一恵 氏
フクダライフテック横浜株式会社 鴨川 あゆみ 氏

2019年9月21日(土)に講義棟2601室において、本学科3年次生の「臨床実習開始式」と同時に、全学年を対象とした「特別講演会」を開催しました。講師として、本学科の前身である川崎医療短期大学臨床工学科12期生で、現在、医療法人清梁会高梁中央病院(高梁市)に勤務されている吉森 一恵氏と、川崎医療短期大学臨床工学科8期生で、現在、フクダライフテック横浜株式会社(神奈川県横浜市)に勤務されている鴨川 あゆみ氏をお招きしました。

吉森氏は、清梁会高梁中央病院で、就職当初は、血液透析治療に携わっていましたが、病院の業務拡大に伴い、人工呼吸器業務や内視鏡業務、手術室業務など、様々な新しい業務に携わってきた経験を踏まえて、新しい業務を導入することのやり甲斐や臨床工学技士の今後の発展性についてお話しくださいました。医療技術の発展とともに、臨床工学技士の業務もさらに広がっていくと予想され、後輩達に対して、積極的に新しい業務に携わっていく姿勢の重要性を示してくださいました。

鴨川氏は、卒業後、総合病院に勤務された後に、在宅人工呼吸器などの在宅医療機器を専門とする医療機器メーカーに転職され、病院と企業でどのように働かれてきたかについて紹介されました。特に、企業で仕事をする上で、臨床工学技士の国家資格や病院勤務の経験がどのように役立っているかお話されました。また、どのような仕事においても、相手の話をしっかりと聞き、相手が何を望んでいるかをしっかりと把握することが、重要であることを強調されていました。

学生の皆さんには、自分の将来について、じっくりと考え、普段の生活で心がけるべきことを学ぶ良い機会となったようでした。各自の夢を実現するために、臨床実習や国家試験受験に向けて、さらに頑張ってくれるものと期待しています。