2019年度 医療情報学科

概略

懇談会

始めに、日生情報テクノロジー株式会社営業本部、主席部長の西村明氏から、企業が求める人材と受験する学生に求めること、さらに実際に社員採用にあたり、面接等で留意すべき点、不採用になる問題点等を講演いただきました。次に、徳島県立三好病院の病院長の住友正幸氏から、病院が求める職員像、特に診療情報管理士への期待等を講演いただきました。次に既に内定をもらっている4年生7名から、成功した話、運が良かった話、失敗した話、資格取得に打ち込んだ話、教員から得たサポート、そして何より、3年生の時には行っておくべきこと等のプレゼンテーションをしてもらいました。これから就職戦線に参戦する3年生には貴重な機会になったと思います。その後、7名の4年生と座談会形式で3年生と質疑応答、懇談をする時間を設けました。採用試験、面接等について、細かい、内緒話まで出て、有意義な会になりました。学科の教員も授業の関係で入れ替わりがありましたが、講演は拝聴してもらいました。

企画した教員の感想

ほとんどの4年生が、事前のリサーチ、学習が必要なこと、資格取得の勉強を怠らないこと、ゼミの教員に何でも相談して、書類作成、面接の練習等、しっかり行っておくこと。さらに、就職支援センターにお世話になった話が複数あり、利用を勧めるということでした。これから、特に診療情報管理士を受験する多くの3年生は残す2ヶ月足らずの期間で、就職活動も変わってくるので、（病院で内定を得た4年生も全員が資格取得を強調していました）、今は資格取得について最大限の努力することが求められるというアピールは3年生に響いたと思います。また、前述のお二人の組織の幹部の立場からの講演でもOB等の情報を活用すべしというアドバイスもあり、これからも先輩後輩の関係を継続して、さらなるアドバイスや支援がもらえるように4年生には依頼しました。それにしても、4年生は、1年前はこの3年生と同じ立場だったわけですが、就職先生や資格受験で学んだのか、大変素晴らしい資料作成とプレゼンでした。さすが医療情報学科の最終学年の学生だと頼もしく感じました。