コンピュータを使ってネットワーク(インターネット)を利用したさまざまなサービスを利用することができます。自分の知りたい情報を集めたり、買い物をしたり、友達とメールのやりとりをする他に、自分が情報を発信することも可能です。このようにとても便利なのですが、その反面、さまざまなトラブルも起こっています。特に近年利用者の増加も関係して、トラブルの件数もだんだんと増加傾向にあります。皆さんには、トラブルに巻き込まれないように注意しながら、コンピュータ・ネットワークを存分に活用してもらいたいと考えています。そこで、次に注意すべき内容を挙げていますので、よく読んで、トラブルに巻き込まれないように、そして、加害者にならないように十分気をつけてください。
まず、被害にあわないためには、「自分は大丈夫」といった他人事のように考えるのではなく、自分にも十分起こりうることだという意識を持つことから始めましょう。そして、「自分の身は自分で守る」ということを自覚してください。インターネットは世界中の人々が利用し、あなたはそのうちの一人にすぎません。大勢の中の一人ということで、「自分は大丈夫」なんて考えている人がいるかもしれませんが、ネットワークを利用している限り、世界中のどこにいようとも被害に巻き込まれるリスクがあるのです。自分の身を守るため、被害にあわないためにも、特に以下の点に注意してください。
氏名、生年月日、住所、クレジットカードの番号などの個人情報をむやみにコンピュータに入力したり、電話で教えたりしてはいけません。
また、コンピュータやメールを利用するためのIDやパスワードを他人に教えたりしてはいけません。
メールなどのパスワードは英単語や生年月日など推測されやすいものにしてはいけません。
差出人不詳のメールなど、身に覚えのないメールについては開いてはいけません。特にファイルが添付されている場合には、むやみに開かないでください。
怪しいホームページや海外のよくわからないホームページは開いてはいけません。なにかの拍子で開いてしまっても興味本位で次に進んではいけません。
身に覚えのない有料サイトのアクセス料等の請求が来ても慌てて、自分から相手に連絡をとってはいけません。
次の行為は犯罪となります。刑事事件や損害賠償責任を問われることもあります。コンピュータを利用している人と直接対面することが少なく、悪い事をしているという意識が低くなりがちです。軽い気持ちで考えていると取り返しのつかないことになりますので十分に注意してください。
川崎医療福祉大学ポータルサイトやWebシラバスシステムの閲覧、履修登録、さらに講義でもコンピュータを使ってネットワーク(インターネット)を利用することがあります。インターネット上では様々なサービスを利用することができると同時に、多くのトラブルが存在します。これまで述べてきましたコンピュータを利用する際の注意事項を必ず守り、トラブルを未然に防ぐよう心掛けましょう。また、実習室でコンピュータを使用する場合は、利用規程を必ず守り、一人ひとりが快適にコンピュータを利用できるように努めましょう。
なお、コンピュータの使用などについて、皆さんが疑問に思ったことや不明な点が出てきた場合は、各学科の先生方が相談に乗ってくださいますので、遠慮せずに相談してみましょう。ただし、各先生には電話をして約束をとってから伺いましょう。