からだの健康(健康管理センター)Health of the body (Health Care Center)

健康管理センターについて

健康管理センターについて

学修や課外活動を行ううえで、まず自らの健康を良好に維持しなければなりません。そして、大学生活は心身共に健康な状態で十分に楽しみたいものです。

本学では、学生の健康管理について、健康相談、定期健康診断などを実施し、健康管理に万全を期することにしています。

場所 本館棟7階
利用時間 月~金曜日 8:30~18:00(※春季・夏季・冬季休業期間は17:00まで)
土曜日 8:30~12:30

健康診断について

毎年定められた時期に健康診断を実施します。この診断の結果により、実習・就職活動等に必要な診断書を発行することができます。将来、医療・福祉に携わる者として自己の健康を管理すると共に、実習施設等への感染症持ち込み、伝播、施設外への持ち出しの媒介者にならないため、必ず受診しなければなりません。

健康診断の日程

毎年3月下旬から実施します。

2024年度健康診断実施日程

健康診断結果について

健康診断結果は、後日、全員に配付します。もし異常があれば、再検査や受診が必要になります。

健康診断証明書交付について

就職活動・実習等で健康診断証明書が必要な場合は、7F健康管理センター窓口へお越しください。

なお、発行までの所有日数は3日です。余裕を持って申し込みください。

【申し込み時に必要なもの】
学生証、手数料:1通300円を必ずご持参ください。
(※発行理由が、「単位取得に関わる実習・教育・研修」の場合、手数料はいりません)

医学系研究

健康管理センターでは、医学系研究に積極的に取り組み、医療の進歩に役立てたいと考えています。

これまで本学で学生だった方も含め、学生の皆さま方には、下記の研究テーマについてその内容をご確認くださいますようお願い申し上げます。

川崎医科大学倫理委員会に於いて、2021年10月に承認された医学系研究を掲載しています。

健康情報、ワンポイントアドバイス

インフルエンザ

インフルエンザの予防に最も効果的なことは、われわれ一人ひとりが感染防止対策に自覚をもって自ら実践することです。

【一般的な注意点】
  • 手洗い、うがいの励行
  • インフルエンザの症状(急激な発熱、咳、のどの痛みなど)が出た場合には、マスクの着用、外出の自粛、人に咳やくしゃみをかけない咳エチケットの徹底
  • 慢性呼吸器疾患や慢性心疾患等の基礎疾患を有する方や妊娠中の方々については、医療機関への早期受診、早期治療

お酒の飲みすぎには注意!

「日本人の4割は、お酒の飲めない体質」と言われています。無理をすると大変です。お酒を強要しなくても、会話・人の和で盛り上がれる食事・会合にしましょう。

飲酒のマナー
  • イッキのみは絶対しない・させない(死に至ることもあります)
  • 飲めない人には無理にすすめない
  • 食べながら、ゆっくり飲む
  • 「ほろ酔い」程度が適当
  • 飲酒運転は絶対にしない・させない
  • 20才未満の飲酒は法律で禁止されています
酔いつぶれたひとがでたら・・・
  • 絶対に一人にしない
  • 最後まで面倒をみる
  • 病院へ運ぶ
  • 救急車の手配(電話119番)

禁煙

「自分にはできない」とあきらめず、禁煙の成功に向けて、第一歩を歩みだしてみましょう!

禁煙すると何かよいことはあるの?
【体に対する効果】
20分後 血圧、脈拍、体温が正常に近くなる。
8時間後 血液中の一酸化炭素濃度が正常に戻る。運動能力が改善する。
24時間後 心臓発作の確率が下がる。
48時間後 においと味の感覚が復活し始める。
48~72時間後 ニコチンが体から完全に抜ける。呼吸が楽になる。
2~3週間後 血のめぐりがよくなり、歩行が楽になる。
1~9か月後 咳、静脈うっ血、全身のだるさ、呼吸速迫が改善する。
5年後 肺がんになる確率が半分に減る。
10年後 多くの癌になる細胞が修復される。

性感染症(STD)

性行為により感染する病気は、20種類以上あります。エイズはもとより、若者を中心にもっとも増加しているのが性器クラミジア感染症、淋菌感染症などです。軽い気持ち、無責任な性交は、自分のみならず他者をも苦しめ、学生生活はもとより、一生を台無しにしかねません。

何か異常を感じたら、健康管理センターに相談するか、男性は泌尿器科、女性は婦人科を受診しましょう。

熱中症

塩分不足や水分不足などで熱を体外に出せなくなっておこります。

熱がこもり、「疲労感」「めまい」「吐き気」などの症状をおこします。

熱射病は命にかかわる危険性が高いので、大至急、医療機関を受診しましょう。

熱射病の手当て
  • 風通しのよい日陰に移動させる。
  • 冷水や氷で冷やす。
  • 顔を横に向け、足を高くする。
  • 服をゆるめて寝かせる。

けがと出血

人間の血液の量は体重の8%とされています。

全体の約20%の血液が失われると、「脈が速くなる」「皮膚が冷たくなる」「顔面蒼白」などのショック症状が現れます。

【止血の方法】
直接圧迫止血法
  1. 清潔な布を傷の上から当てる
  2. 傷口を心臓より上に持っていく
  3. ビニール袋などをかぶせた手で圧迫する(10~15分程度で止まる)
間接圧迫止血法
  1. 傷口より心臓に近いところを、布で縛る
  2. 必ず30分に1回は緩める
  3. この方法は、きちんと訓練を受けたうえで行うのが望ましい

おぼれている人の救助

おぼれている人を見つけても、すぐに飛び込まずに周りの人に助けを求め、自分の安全を確認してから救助しましょう。

意識がない場合(大人)
  • 大きな声で119番へ連絡とAEDの運搬を周りの人へ要請する。
  • 救急車が到着するまでAEDを組み込んだ救命処置を積極的に実施する。