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2024/05/02 イオン de くら★けんに臨床栄養学科が参加

川崎医療福祉大学は、倉敷市の健康課題である糖尿病・高血圧症等の予防に向けて、「自然に健康になれる環境づくり(健康に関心が向きにくい層を対象とした健康づくり啓発)」をコンセプトにくらしき健康プロジェクト、イオンdeくら★けんを産学官連携で実施しています。この取り組みは、昨年度より実施しており、2024年度も年に6回、大学内の様々な学科が参加して、偶数月の第3週目土曜日に開催することとなりました。

今年度初回の4月は、臨床栄養学科が担当、テーマ「新生活スタート★タイパ・コスパ・ヘルパ!?朝ごはん」と題し、朝食摂取に課題のある20~30歳代の若い世代を主なターゲットに実施しました。

イベントでは、産学官から様々な自分のからだのわかる体験コーナーが設けれられており、臨床栄養学科は、レシピ配布、ベジチェック、食育SATを実施しました。

レシピ配布は、朝食欠食の理由に「時間がない」とする人が多いことから、新生活がスタートする時期に、高タイパ(タイムパフォーマンスが高い:短時間で簡単)、高コスパ(コストパフォーマンスが高い:低価格)、高ヘルパ(ヘルスパフォーマンスが高い:健康的、栄養効率がよい)な朝食レシピを管理栄養士の卵の学生が考え、レシピカードとして配布、Instagramに紹介しました。また、朝食を欠食すると野菜の摂取量がすくなくなるため、ベジチェックを実施、現在の野菜の摂取量を知ってもらいました。食育SATでは、実際に食べている朝食診断を行い、不足しがちなもの、足りすぎているものをアドバイスしました。

学生たちは、ボランティアとして参加、体験してくださる方々に朝ごはんの工夫点、簡単な野菜摂取の方法、朝食の大切さを説明しました。最初は何を説明したらよいか、わからず、緊張が伝わりましたら、徐々に笑顔でたくさんの方に説明することができ、貴重な経験をすることができた様子でした。

今年度から年間で記入できる用紙も準備、リピーターで参加していただき、日ごろから健康に関心を向けてもらえるきっかけになれば良いと期待しています。
次回は、6月15日(土)、臨床栄養学科が担当します、ぜひ、お越しください。

  • 食育SATを使って説明している様子
  • ベジチェックの結果を説明
  • 学生が考えた朝食レシピ(詳しくは、学科Instagramへ)