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2019/02/12 ニュース 第69回電気・情報関連学会中国支部連合大会で受賞 – 臨床工学科–

臨床工学科4年生の松本育磨さんが電子情報通信学会中国支部奨励賞を受賞しました。本賞は、2018年10月に広島市立大学で開催された第69回電気・情報関連学会中国支部連合大会の発表講演約250件の中から上位20名程度が受賞するもので、発表者の多くが情報工学を専門とする大学院生で占められている中での快挙です。松本さんは、デジタル補聴器用ICチップの低消費電力化を目的として、非同期式回路と直列乗算器を併用した新たな演算回路を提案し、回路面積を82%、消費電力を25%削減することに成功しました。本研究の成果は、デジタル補聴器をはじめとする様々な医用デジタル機器における電池寿命の改善に大きく寄与できるものです。なお、松本さんが所属している計算機システム工学研究室(指導教員:近藤真史講師)では、3年連続(累計4年間)同賞を受賞しており、今後の更なる応用・発展が期待されます。
発表題目「相補制御に基づく休止相を隠蔽可能な非同期式直列乗算器」