放射線画像検査と放射線治療のスペシャリスト
X線や放射性同位元素、磁場、超音波などを利用して画像検査、放射線を用いた癌などの悪性腫瘍の治療、患者さんや医療スタッフの安全を確保する放射線管理、検査や治療に用いられる機器の管理などを行います。
診療放射線技師の国家資格のほか、在学中や卒業後にも放射線や超音波に関する様々な資格を取得します。本学は最新の医療機器がそろった川崎医科大学附属病院、川崎医科大学総合医療センターで32週間の臨床実習があり、実践を重視しています。
医療福祉に関係する他職種を目指す学生とともに、お互いを理解しあって学ぶことができます。また、川崎医科大学附属病院と総合医療センターの2つの総合病院で32週間の長期にわたる実践的な臨床実習を行います。この経験は自信をもって就職活動に取り組むことに繋がり、さらに国家試験対策としても大いに役立ちます。
最新の医療機器がそろった川崎医科大学附属病院と総合医療センターの2つの総合病院での臨床実習が可能です。32週間の臨床実習は他大学に類を見ず、他大学に比べ実践的で、就職後や国家試験の対策として役立ちます。
画像検査においては情報量の多い画像は正確な診断を導き、放射線を用いたがん治療においては身体の外観や機能も損なず、外科手術と同等以上の効果が得られます。診療放射線技師の技術が、患者さんの診療に果たす役割は大きく、自分の仕事の価値が日々実感できることです。
画像検査や放射線治療において、患者さんは元々肉体的のみならず精神的苦痛を抱えていることが多く、複雑な体位や屈曲できない場合もあり、患者さんの気持ち・立場になって工夫、配慮が必要となります。様々な状況に対応して、画像検査や放射線治療がスムーズかつ正確に行え、患者さんから感謝の気持ちを持たれたとき、喜びを感じます。
この分野の進歩は著しく、深い専門的知識と技能が業務を遂行するうえで必要不可欠です。資格を得るまでも、資格を得てからも、常に最新の知識と技能を得るよう自己のスキルアップを心がけることです。