生命のしくみをわかりやすく正確につたえる
オアシス株式会社さまのご厚意により掲載させていただきました。
医学・医療の情報をわかりやすく正確に描画するイラストレーターのことです。
医療従事者や患者さんに向けて、図解をはじめとする視覚表現によって、難しい医療情報を分かりやすく伝えます。医学・医療の発展に寄与する、きわめて社会貢献度の高いクリエイティブな仕事です。
メディカルイラストレーターに欠かせないものは医学の専門知識と表現力です。分かりやすく伝えるために、人体の構造を立体的に把握しておく必要があります(3DCGを活用した独自の教育メソッドがあります)。また近年では細胞レベルの治療や化学療法、放射線治療も増えてきているので、目では見えないシーンを描く力も求められます。
医療福祉デザイン学科は、人体構造をはじめとする医学の知識と表現力を習得できる日本で唯一の教育を行っています。デザインやイラストレーションだけでなく、医学・医療福祉系授業が充実したカリキュラムです。医科大学や現代医学教育博物館が併設されていることで、実際の標本なども見ることができ、より医療現場と近い距離で実践的な学びが得られます。
MI(メディカルイラストレーション)コースでは平面的な表現から立体的な表現(手描き表現、2DCG、3DCG、3Dプリント)まで、幅広い表現手法を学ぶ事ができます。
他に類を見ない教育によって得た知識とスキルは卒後においてアドバンテージとなるはずです。
メディカルイラストレーションによって治療法や医学知識への理解が深まり、助かる誰かがいると思えるのはとても誇らしいことだと思います。
一般的なイラストよりも明確に物事を相手に伝えないといけないので、相手の立場に立って制作するという考えが身に付きます。
物事を伝えるために必要なのが思考力だと思います。誰に何を伝えるのか、一番伝えたいことは何なのかを考えます。そしてそれを伝えるためには描画力が必要です。そのどちらもバランスよく身につく職業だと思います。