• 
• 

本学では、今年度の年間テーマを「地域共生」とし、計3回の公開講座を企画しております。11月4日（土）に第3回目として、「認知症の予防とケア～今日からはじめる上手な向き合い方～」を開催し、地域の方々210名の参加がありました。

今回は、保健看護学科　上野瑞子准教授と作業療法学科　金山祐里准教授が講師を担当し、認知症の予防と認知症当事者や家族への支援について講演されました。上野准教授は、加齢によるもの忘れと認知症の違いを詳しく説明され、軽度認知障害を簡単にチェックするクイズを交え、認知症予防のポイントを話されました。金山准教授は、認知症の人が見ている世界や家族の思いを分かりやすく説明され、関わり方のコツや困った時には専門家や施設へ相談し、1人で抱え込まないよう話されました。

参加者からは、「予防の仕方や介護方法の具体的なことが聞けてよかったです」「母と一緒に参加したため、お互いの気持ちの再確認にもなり、いろいろ勉強になりました。先々あるかもしれない未来なので、自分自身も今から予防に努めたいと思います」「もの忘れと認知症の違いがより理解できたと思う。日頃運動をしていないのでまずは散歩から始めてみたい」といった声がありました。


視聴期限：2024年3月31日（日）まで