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2023/02/21 重要 卒業証書・学位記授与式への対応について

ご関係の皆さま

平素より本学の教育方針ならびに教育内容に対して、ご理解とご支援を賜りますことを心から感謝申し上げます。

本年度の卒業証書・学位記授与式は、2023年3月21日に執り行われる予定です。政府からは3月13日以降、マスクの着用を個人の判断に委ねるという方針が伝えられましたが、式典においては混乱が予想されます。コロナウイルス感染症2019に関しては、本学では一貫して、「他者にうつさないためにマスクを着用する」という行動をルールとして指導して参りました。それは、医療や介護の施設での臨地実習を頻繁に行うという教育を本学が実施しているからでもあります。また、卒業生の多くは、医療福祉人としての就職が内定されていますので、職場でのマスク着用は今後も義務となります。

ウイルス感染は、うつす側の人(ウイルス保有者)とうつされる側の人(未感染者)の両者が確実にマスクを装着することによって、予防可能となることが医学的に証明されています。未感染者のみマスク着用の場合には、予防は困難です。本学では、未感染者が「うつされたくない」と希望する個人の権利を尊重し、3密を完全には回避できない卒業証書・学位記授与式では、1000名を超える参加者全員のマスク装着を義務づけることといたします。医療福祉人を育成するという本学の特殊性を鑑みて、本学の対応にご理解くださいますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます。なお、館外でのマスク装着の有無は、自由といたします。

新年度を目前にして、4月以降の対応についてもご心配のことと存じます。本学では、5類に変更された後も、コロナウイルス感染症2019に関する学生向けの行動ルールを提示し、注意喚起を促していく予定です。高齢者や基礎疾患をもつ方々への感染者数が激減する、あるいは重症化する危険性がなくなるまでは、原則として館内でのマスク着用と手洗い、換気、ワクチン接種の推奨、等が継続されるものとお考えください。本学では、対面授業ならびに臨地実習、クラブ活動やボランティア活動をはじめとする課外活動を止めないようにする方策に取り組んでおります。皆様には、なおも気を緩めることなく、感染拡大防止にご協力くださいますよう、宜しくお願い申し上げます。

2023年2月21日
川崎医療福祉大学
学長 椿原 彰夫