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2022/09/15 グリフィス大学オンライン交流を実施しました

2022年9月8日(木)、オーストラリア・グリフィス大学とのオンライン国際交流プログラムを実施しました。
新型コロナウィルス感染症拡大の影響により、今年度の夏に予定していた現地研修は見合わせましたが、現地プログラムの雰囲気を少しでも体験してもらいたいと考え、二回目のオンラインプログラムの実施となりました。

当日は12名の学生の参加があり、5階のラーニングサポートセンターをメイン会場に実施しました。午前9時からセッション1が開始し、グリフィス大学の紹介の後、参加学生が一人ずつ英語で自己紹介をし、オーストラリアの医療福祉制度に関する特別講義と続きました。

特別講義では、オーストラリアの医療制度や病院の種類、遠隔地医療、医療従事者の労働環境、若者や高齢者の健康問題等、日本の医療制度との相違点や両国が共通に抱える医療福祉の問題への理解を深めることができました。

セッション2では病院勤務の日本人看護師の方から、病院の勤務形態や給与、現場でのチーム医療の様子、病院内でのフードロス削減への新たな取組、昨年までの新型コロナウィルス感染症に対する政府のロックダウン政策や現在の様子等、最新の情報を交えた貴重な話を聴くことができました。


午後からのセッション3では、グリフィス大学から4名の学生が参加し、少人数のグループ毎に交流が始まりました。参加学生は事前に準備したスライドや資料を見せながら、身振り手振りを交えてコミュニケーションを取っていく中で、徐々に自分の英語が現地学生に通じる手応えを感じていったようです。


セッション4では、現地のワイルドライフパークからのライブ中継で、パーク内のクロコダイル、フクロモモンガ、ウォンバット等、オーストラリア固有の動物が次々と紹介され、普段はなかなか見ることができない有袋類のおなかの袋も画面越しに至近距離で見ることができました。

わずか一日のオンライン行事ではありましたが、学生が海外の雰囲気に触れ、普段の授業とは異なる学びを得る貴重な機会になったと思います。今後は現地での研修が再開できる日を待ち望んでいます。

最後に、本プログラムに関わり、サポートしてくださった全ての方々に心より感謝いたします。

担当教員:総合教育センター 小﨑順子